自分の価値を高めるための「土台形成」について

今回は、自分の価値を高めるセルフ・ブランディングにおいて、「土台」となる3つの要素について説明していきたい。

土台形成の3つの要素

①営業力
②発言力
③ブランディング

ブランディングにおける土台となるものはこの3つである。
以下で、それぞれについて説明していきたい。

①営業力

まず、ブランディングというのは、ブランドの価値を高め、いかに相手から強く、好意的なイメージを持ってもらうか。
ブランドネームを聞いたときに、相手が瞬時に想起するブランドイメージが重要になるわけである。

以前の記事で、「消費者の頭の中に無い価値は、存在していないも同然である」
ということを説明したが、ブランド価値を高めることが出来たならば、その価値を「届けるべき相手に伝える」という最終段階が非常に重要である。

この、「価値を伝える」という最終段階で必要なのが、①の営業力である。

ここでいう営業力とは、「高まったブランド価値を、相手に売り込む力」のことを指している。

「何を言うか」より、「どのように伝えるか」の方が重要だと言うことは既に以前の記事で述べているが、この、「いかに高まったブランドの価値を、そのまま相手に伝えるか」が、営業力となる。

②発言力

上記の①で、高まったブランド価値をいかに相手に売り込むかと「営業力」が、ブランディングにおける土台形成の一つ目ということを説明した。

土台形成の二つ目は、「発言力」である。

ここでいう発言力とは、なんでもかんでも無闇に何かを口に出すことではない。

重要なのは、「この人の言うことなら、間違いないだろう」と、相手に思わせる「力」である。

発言にパワーを持たせると言う意味での「発言力」となる。

高めたブランドの価値を相手に売り込む①営業力、
ブランド価値を売り込むときに、「この人の言うことなら間違いない」と相手に思わせる②発言力。

この2つの土台の根幹となるのが、次に紹介する③ブランディングとなる。

③ブランディング

ブランディングにおける土台形成の最後の要素は、③ブランディングである。

どれだけ①営業力があり、②発言力があっても、そもそもそれを発信する「主体」自体に価値がなければ、営業力も発言力も、そのパワーは小さいものとなってしまう。

先ほど、「何を言うか」よりも、「どのように伝えるか」が重要だと述べた。

その更なる発展系として、私は、
「何を言うか」よりも、「誰が言うか」というのが、最も重要だと考えている。

これこそが、「セルフ・ブランディング」を行う最大の意義だと私は考えており、いかにブランド価値を発信する主体に価値があるかというのは、非常に重要である。

「何を言うか」より、「誰が言うか」

「何をいうか」、「どのように伝えるか」よりも、「誰が言うか」が重要なのであれば、
やはり自分自身の価値を高めるブランディングをしっかりと行っていく必要があり、
自分というブランドの価値を高めるために、まずは自分という主体を強くする必要があり、そのために、自分の言動、行動、思考「だけ」が正しいと本気で思い込むことが、前回の記事で述べた通り重要だと私は考えている。

私は、大学入学当初から、「話すのが上手くなりたい」とずっと思ってきた。
実際に、人との会話や、会話術の勉強を積み重ねてこれた自分がある。

しかし、どうにも相手に自分の発言が刺さった気がしないことが多かった。その理由が今なら分かる。自分という主体、ブランドの価値が高くなかったからだ。

いくら会話術、またはトークテクニックを学んでも、発言する主体に価値がないと、ただのパワーのない小手先だけのテクニックで終わってしまう。

何をいうかよりも、誰が言うか。

この本質から目を背けず、日々自分の価値を構築していけるようなブランディング、積み重ねを、これからも継続していくつもりだ。

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