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本のこと

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2019年10月の記事一覧

やるべきことはすべてやったと言えるかどうか

やるべきことはすべてやったと言えるかどうか

エッセイストの平松洋子さんが、さまざまな方に食についてインタビューした本。食に関していろんな考えが語られるのだけど、特に印象的だったのはマラソンランナー、高橋尚子さんへのインタビュー。

試合に向けたトレーニングにはただ練習するだけではなくて、食事もトレーニングのひとつに含まれる。使ったエネルギーをなるべく早く戻すために食べて、5分寝て、また食べる、みたいな生活を送ったり、山盛りのひじきとレバーを

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産後へのイメトレ

産後へのイメトレ

『れもん、うむもん!』を読了。

妊娠37週目に入って、もういつ生まれても大丈夫だよ、期間になった。切迫早産、自宅安静と言われてから2ヶ月が経ち、引き続き出産予定日までは自宅安静と言われているのだけれど、いったんこの日を迎えることができてひと安心。

いよいよ出産!となる前に、もう一度読んでおきたかったのが『れもん、うむもん!』。

妊娠が分かってからいろいろと妊娠期間に関する本、エッセイを読んで

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料理が苦手な理由の一つが分かった気がする

『2人が「最高のチームになる」ワーキングカップルの人生戦略』読了。

2011年に出版された本だけど、今読んでもためになる本。大学生の頃、ゼミでジェンダー論とか、仕事と家庭の両立とかをテーマに話すことが多かったのと、個人的にも自分の将来のための材料にと思って小室さんの本はいくつか読んでいた。この本も大学生の時に一度読んでいる。

今回特に刺さったのはのは2つ。

一つ目は「料理の苦手意識はどこから

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レストランでのもやもやを思い出したこと

『おいしい店との付き合い方』を読了。レストランに入る前の準備から、予約、入店、食事の楽しみ方、席を立つ時まで、まさしくおいしい店との付き合い方が書いてあって、あぁ、レストランというエンタメを楽しみに行きたいなぁと思った本。

本を読みながら、レストランで1度だけもやもやした出来事を思い出す。

家族旅行で向かった関西。夜ごはんどこで食べようかーとなって、繁華街まではちょっと遠いので泊まったホテルの

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「妊娠しました」と伝える不安と希望と

「妊娠しました」と伝える不安と希望と

『デートクレンジング』を読了。

「妊娠しました」と相手に言うのはいつだって緊張する。高校の時からの同級生、友達、上司、同期、子どものいない先輩、独身の後輩、、、。周囲はまず「おめでとう」と言ってくれるけれど、自分の状況が変わることでこれまでの関係性はどう変わるんだろうという不安がよぎる。もしかしたら羨ましいと思われるんじゃないかとか、仕事の引き継ぎが負担になると思われるんじゃないかとか、これから

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良かった!おすすめ!と思ったときにはイベントレポを書いてみようと思ったこと

『ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング』を読了。興味を持ったイベントにいくつか顔を出すなかで、あぁ、あの時の主催者の発言はこれはこんな意図があったのかも!と思いながら読んだ本。そして今、産休中ですっかり過去の仕事を考えずにいたのだけれど、過去にやったユーザー会を思い出し、あぁ、ここを意識できるとよかったなぁと思いながら読んだ本だった。

思わずメモしたのはこのあたり(完全な引

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『ヨチヨチ父』とヨチヨチ母

『ヨチヨチ父』とヨチヨチ母

母から『ヨチヨチ父』が送られてきた。母は私がヨシタケシンスケさん好きなのを知っているし、何か面白そうなことを書いてあるのではないか、とのこと。さっそく夫婦で読む。

父親目線でエピソードが書かれているのだけれど、いやいや母になる私だって想像してなかったことたくさんあるからヨチヨチ母の本でもあるな!と思いながら読む。

たとえば、お店で子どもがはいちゃう話。
ひぇー!そうなったら私はどうするんだろう

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任天堂のおもいで

私のはじめてのゲームはゲームボーイのポケットモンスター。赤だったような気がする。最初に選ぶポケモンの中で、ゼニガメを選んで、ひたすらゼニガメを育てていた。そのあとたくさんのバージョンが出ているけれど、本当に初期の頃のポケモンゲームで子どもの頃遊んだことはちょっと誇らしくもある。

次はゲームボーイからちょっと間が空いてニンテンドーDS。どうぶつの森とか脳トレのゲームとか。妹がメインで使っているのを

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まだ読めない本と働く母になることと

まだ読めない本と働く母になることと

『82年生まれ、キム・ジヨン』は私にとってずっと気になっている本なのだけれど、なんだか怖くて読めていない本である。

そんな中、偶然見たのはこちらの番組。『82年生まれ、キム・ジヨン』の本を中心に、この本に共感し、悩みながらも行動を起こしている人を追ったドキュメンタリー。このドキュメンタリーに出てくる女性たちは悩みながらも諦めずに一歩一歩それぞれの理想に向けて踏み出していた。

番組を観て、なんと

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