レストランでのもやもやを思い出したこと

『おいしい店との付き合い方』を読了。レストランに入る前の準備から、予約、入店、食事の楽しみ方、席を立つ時まで、まさしくおいしい店との付き合い方が書いてあって、あぁ、レストランというエンタメを楽しみに行きたいなぁと思った本。


本を読みながら、レストランで1度だけもやもやした出来事を思い出す。

家族旅行で向かった関西。夜ごはんどこで食べようかーとなって、繁華街まではちょっと遠いので泊まったホテルの近くにあるホテルのレストランに行こうと決めた。

ちょっと高級そうなホテルの1階にあるレストラン。予約なしでも受け入れてくれる、とウェイターさんが言ってくれたとはいえ予約の人が次々に来るので待つ。待つ。待つ。

あまりに待つので、何度もお店を変えようか、頑張って繁華街のほうまで行こうかと母と迷いながら、もうちょっと、もうちょっと、、と待つ。

結局1時間くらい待ってやっと入店。行き当たりばったりとはいえ、高級感ただよう雰囲気にどきどきしながら食事。お会計をして、店を出たら、あれ?1杯分コースに入っていると思って注文したワインが別料金で加算されている。。店員さんに確認しなかった自分たちも良くなかったけれど、あの流れだとコースに含まれていると思うよなぁ、、ともんもんとした気持ちになる私と母。結局、母がお店に聞きに行ってくれて、店員さんの説明不足もあった、ということで再度精算してくれた。


この本の中でレストランでの素敵な出会いも、失敗も書いてあるのを読んで、あぁ、あの時のもやもやした体験の原因が分かった気がした。

そもそも予約で基本いっぱいで、予約して、わざわざお店に行くようなお客様が多い中で、忙しそうな時間帯にふらっとお店に行ってしまった私たち。お店にとっては私たちとリズムを合わせることは難しかったのかなぁ、と。ふらっと行ってしまったことに申し訳ない気持ち。レストランにとってもこのお客様は何時に来る、だからこうやって待とう、というようなお客様を迎える体制とかリズムがあるのだなぁというのを本を読んで知った。

レストランにとっても素敵なお客さんでありたいな。

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