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回転寿司にワサビが入らない訳は?

不可欠と思いきや…スーパーや回転ずし店のすしに「ワサビ」が入っていない理由は?

 すしは日本人の好物の一つとして、高級店からスーパーまであらゆる店で提供されます。

すしといえば、ワサビが不可欠と思いがちですが、すし店では、職人がネタとシャリの間にワサビを入れて提供する一方、スーパーや回転ずし店のすしには、ワサビが入っていないことが多く、自分でワサビを付ける必要があります。

そもそも、すしにワサビを入れるのはなぜなのでしょうか。また、スーパーや回転ずし店で売られるすしにワサビが入っていないのは、なぜなのでしょうか。

■ワサビの風味が落ちる


Q.そもそも、すしにワサビを入れる理由について。
魚介類とワサビは相性がよいのでしょうか?

ワサビの爽やかな風味と辛味の刺激は、魚介類との相性がとてもよいです。素材のうま味を引き出すとともに生臭さを消すことで、おいしく食べられます。また、ワサビに含まれる『アリルイソチオシアネート』という辛味成分は、抗菌作用があるので、生の魚介類に含まれる食中毒などの原因となる菌を殺してくれます。

そもそも、ワサビは飛鳥時代から薬草として使われていたそうです。また、握りずしは、江戸時代後期にはやり始めましたが、その頃にはワサビを付けて食べるのが主流になっていました。

今のように衛生環境が整っていない時代からの知恵の一つで、体に優しい殺菌方法でもあるから覚えておこう。

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