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読んだ本や素敵な本の記事をまとめています。
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カンボジア日記第174号(読書記録:日本人失格)

カンボジア日記第174号(読書記録:日本人失格)

សួស្តី!

ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんの著書を読了しました。

その中で

「一隅を照らす」という言葉を紹介されており、それがとても心に残ったので記しておきたいと思います。

この言葉は、日本の天台宗の開祖である平安時代の僧、伝教大師・最澄が「天台法華宗年分学生式」という上秦文に遺した言葉です。

わかりやすく説明すると、

「自分自身が置かれたその場所で精一杯努力し、明るく光り輝く

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カンボジア日記第167号(読書記録:自律する子の育て方)

カンボジア日記第167号(読書記録:自律する子の育て方)

សួស្តី!

以前も紹介させていただいたデンマークサッカー協会の10ヶ条が記されているこの本を読了しました。

脳科学というエビデンスからどのように未来の教育にアプローチしていくべきか記されており、とても面白い本でした。

教育の本質的な目標は自らの力で自分を成長させられる術と、幸せな状態をつくり出せる術を学んでもらうことだと述べ、

そのために、子どもたちが自分自身で課題を見つけ、課題解決を

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カンボジア日記第162号(読書記録:稲盛和夫魂の言葉108)

カンボジア日記第162号(読書記録:稲盛和夫魂の言葉108)

សួស្តី!

この本は稲盛和夫さんの名言を様々な著書から引用し、まとめたものです。

短い時間で読むことができるので隙間時間に読むのに最適でした。

現在、私は協力隊として活動させていただいておりますが、異国で活動するにあたって「働き方」に対する考え方が全く違います。

そのため、私自身も悪い意味で「現地の人も遅れてくるしまあいいか」など仕事に対して甘えが出てしまうときがあります。

そのよう

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カンボジア日記第159号(読書記録:はじめての哲学的思考)

カンボジア日記第159号(読書記録:はじめての哲学的思考)

សួស្តី!

友人から頂いた本を読了しました。

自分では手に取らないような本を読むことができたのでとても新鮮でした。

なぜ人を殺してはならないの?

生きる意味とは何だろう?

人生の問いから社会の難問まで力強く「解き明かす」哲学の考え方について記されています。

この世に絶対の"心理"なんてものはなく、いっさいは僕たち自身の"確信"や"信憑"であるということ。

だから私たちはお互いの"

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カンボジア日記第116号(読書記録:学び方の学び方)

カンボジア日記第116号(読書記録:学び方の学び方)

សួស្តី!

友人に頂いた本を読了しました。

「学び方の学び方」

どのように学習を進めていけば効率的か章ごとに綴られています。

自分は語学学習に向き合わなければならない立場なので内容がスムーズに入ってきました。

受験を控えている学生や大事な試験に向けて学習を進めている方に大変おすすめです。

意識高い系YouTuberの方々がよく実践されているポモドーロ・テクニックなど、学習に集中する

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カンボジア日記第75号(読書記録)

カンボジア日記第75号(読書記録)

សួស្តី!

最近読んだ本について書こうと思います。

村上春樹さんの

「ラオスにいったい何があるというんですか?」

です。

カンボジアの隣にラオスがあります。

歴史的にもカンボジアと結びつきが深い国で、カンボジアの方々と話をしていても度々話題にあがります。

また、協力隊には任国外旅行制度があり、1年間で20日間国外へ旅行することができます。

私はその制度を利用して、同期の隊員が活

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カンボジア日記第96号(もえるバトレニ)

カンボジア日記第96号(もえるバトレニ)

សួស្តី!

友人が旅行の際に持ってきてくれた本を読了しました。

日本語のサッカー関連の本が読みたくなっていたのでありがたかったです。

サッカークロアチア代表について東欧サッカー、旧ユーゴ諸国を拠点に活動している著者が綴っています。

カタールワールドカップでの日本代表との試合や現クロアチア代表の選手紹介、インタビューなどが綴られています。

個人的には、
なぜ人口387万人の小国であるク

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