Yuto

関東の私立中高一貫校で教員(専門:理科)をしています。7年目です。

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マガジン

  • Movie review

    鑑賞した映画の感想を書いています。

最近の記事

グランツーリスモ #36

小学生の頃、兄と一緒にゲームをしていたものの1つ、「グランツーリスモ」。実話をもとにした、ゲーム世界と現実を見事にハイブリットさせた至極の映画でした。 今日はその映画について、感想を綴っていこうと思います。 プロゲーマーからプロレーサーへグランツーリスモのゲーム中に、レースのスタート音が映画で流れた時には、胸熱してしまった。 昔、懐かしい聞いたことがある音が、スクリーンから流れてくるの聞いて、兄と一緒に遊んだり、一人で耐久レースに熱中したり、世界中にある様々なレースサー

    • 広く、深く、細かく #35

      自分の考え方に足りない部分はなんなんだろうか? と、最近よく考えていたのですが、それが分かってきました。 私は、物事を俯瞰的に抽象的に捉えるのは得意ですが、 深く、細かく捉えることが苦手だということ。 この思考の癖は、思い起こせば、物心がついた小学生の頃までさかのぼります。 ①とあるRPGテレビゲームをしていた際、すぐに兄に答えを聞いてしまい、まるで自分が理解したかのようにふるまう。 ②算数の応用問題で解けなくなって、答えをすぐに観て解けた気になってしまう。(数学

      • そんなにせかせかしなくても #34

        月に1度行われる学年会議。 普段から生徒たちとの情報共有をしているので、生徒に関する真新しい情報はないのですが、、、 今日は、生徒支援が必要かどうかを考えることが議題に上がり、会議が長引きました。 個人的には内心、くだらないなぁ早く終わらないかなぁと思う話題でした。 生徒支援が必要かどうかすらもあいまいなのに・・・今日はその会議のことについて考えます。 生徒トラブルは緊急対応の要生徒同士のトラブルは最も緊急性の高い仕事と言っても過言ではないでしょう。 人権、命、盗難

        • 一息ついてまたはじめ #33

          今年のGWはめちゃくちゃ飲兵衛な生活。 友人や同僚のに誘われて、近所の飲み屋街を散策し、 同僚の友人が経営するベトナム料理にも舌鼓でき、 疲れて火照っていた身体も心も存分に癒されました。 やはり、一日7時間仕事って、 良いパフォーマンスを維持するのは難しいと感じます。このままの働き方で人生を過ごしていくのか、と考えこむ日々。 さて、どうしたものか、今日はそんなことを考えてみます。 逆境はたまに起きる以前の記事でも書いた通り、 今、引きずっているのは、大きな失敗による

        グランツーリスモ #36

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        • Movie review
          4本

        記事

          同じはない #33

          最近、人と会話をするときに注意しているのが、この人はいったいどんな人なんだろうか、と熟考しながら、言葉を選んでいるという点です。 そもそも前提として、人間という生き物に好奇心がある。 同じ人種なのにもかかわらず、生まれた環境や触れた価値観や経験で、こんなにも大きく変わるものなのか、というのが人間の不思議。 でもって、自分のことを堂々と語り、情熱をもって何かに打ち込む人もいれば、自己開示すらままならない、人と関わることを嫌う人もいる。 人に至っては、数学の合同な図形のよ

          同じはない #33

          動物たちかわいいなぁ #32

          最後に動物園に行ったのは、大学2年生のときか。 レッサーパンダが目玉動物として展示してある、木々に囲まれた森の中の動物園だった。園内はそれほど広くなく、それでもライオンやシマウマなどサバンナを生きる動物から、ハシビロコウやペリカンなど大型鳥類まで様々な動物が展示されており、半日かけてゆっくり過ごすには申し分なかった。 気の合う友達たちと、ドライブがてらに寄ってみた気がして、 案外調べずに行くと、気づきが多い。 さて、そこから約10年ぶりに、 友人夫婦とともに市営の大型動

          動物たちかわいいなぁ #32

          やってしまったなぁ #31

          仕事で久しぶりに大きなミスをしてしまいました。 ここではその詳細を言えることはできませんが、1週間ほどはその影響による動向を注視しておかないといけません。やや緊張とストレスを感じてしまいます。突然掛かってくる電話が怖い。 さて、この出来事にはどんな意味があるのでしょうか。 少し考えてみることにしました。 こんなところで!人生を90年間と仮定した場合、この1週間などほんのわずかな時間にすぎません。 最悪な自分の状況は、考え込みすぎるあまりに精神的な奴隷になってしまい、心

          やってしまったなぁ #31

          教員は学びの宝庫 #30

          教員という職には、学ぶことに際限がないなと最近常々思います。 もちろん、どの業界のどんな職業にもそれは適応されると思いますが、人間相手を生業に教育をしている教職は、やはり高度な専門職です。 授業さえできれば教師? もちろんそういう考え方もあるし、否定もしないし、間違えでもないです。 ですが、授業のほかにも生徒対応、進路支援、部活動といった多岐にわたる校務分掌が存在する限り、それにも通ずる学びをすることで、より教養溢れる教師になれるなぁと思う今日この頃なのです。 自律私

          教員は学びの宝庫 #30

          急なジャンクフードの襲来 #29

          疲れた後や睡眠不足などのあと、マックやケンタッキーなどのジャンクフードといわれる食べ物に手が伸びがちです。 これは皆さんの中にも経験がある人が多いのではないしょうか。 昨日は学校の宿泊行事のあとということもあり、その大波が久しぶりに襲来。夕飯にマックを爆食いしてしまい、それでも止まらず次の日にはインスタント食品を爆食い。 いまはもう、これ以上食べたらあかん、という理性が働いておりしばらく食べることはないでしょうが、この地雷的な行動は日々の生活を自律させないと大変なことに

          急なジャンクフードの襲来 #29

          OMO #28

          Online Merges with Offline. オンラインとオフラインの融合という意味ですが、この週末は久しぶりにその良さを体感した時間で、あっという間に過ぎて終わりました。良かった、本当に良かった。 普段から学び合い、人間性を磨き、相手や社会の役に立とうと日々奮闘し合うコミュニティがあってこそですが、それよりも何か別のマインドや思考が芽生えたのです。 今日は、それについて考えてみます。 愛私は、昔から人間観察が趣味でヒトに対して興味はずっとある性分です。

          OMO #28

          定期歯科検診 #27

          定期という言葉を使うのは一般的だろうが、 成人して9年目。人生で初めて歯科検診に行ってきました。 会社や職場で設けられている健康診断には年に一回受けているものの、歯に関しては今まで触れることなく過ごせてきました。 しかし、いろいろと情報が目に飛び込んでくる昨今。 どうやら歯科検診には自分で予約していってるようで、よく考えてみれば、歯は一生の財産。すきっぱや虫歯で歯がなくなっている人をたびたび見かけるが、自分はそうなりたくなぁと思い、一念発起。行ってまいりました。 意外に

          定期歯科検診 #27

          すずめの戸締り #26

          平日仕事休み。今年度初めてのスタートは、おうちで映画鑑賞することにしました。サブスクの発展に感謝しかないな。 さて、そんな映画鑑賞1発目は、新海誠監督のすずめの戸締り。カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭に並ぶ三大映画祭の1つ、ベルリン国際映画祭のコンペティション部門にも選出され、2002年の千と千尋の神隠し以来21年ぶりの出展作品となったようです。 色々と考えさせられる映画でした。 廃墟にある扉たちこの物語の扉のある場所は、かつて人々で栄えていた集落、遊園地、住宅街

          すずめの戸締り #26

          自制心 #25

          私は、ストレスがかかると食に走ってついついたくさん食べてしまうという行動パターンの傾向があります。 疲れたなぁ、甘いものが食べたいなぁと思ったら、 帰りがけにあるローソンが必ず目に飛び込んできてしまい、 ローソンのデザートを買って帰ることがしばしばありました。いや、今も少しはあるかなぁといったところです。 内面でも違和感を感じることが多々あります。 欲を満たそうと行動に突っ走る自分と、 いや、まてよ。その行動を本当にとっても大丈夫なのかい?と抑止を吟味を促してくれる自分と

          自制心 #25

          3年連続だと #24

          よくよく考えていれば、今年度で中学1年の担任は3年連続で担当させていただいている。 1年目は前任校での固定担任制、2,3年目は現勤務校での学年担任制。システムは大きく違えど、やはり子どもたちと出会う顔ぶれが変わっては新しくコミュニケーションをとる機会は、そう何度行えることではないが、結果として、働き方や行動に余白が生まれ、今年度はいつにも増して自分に余裕をもって行動できていなぁ。 このことについて考えてみます。 傾向と心の寛容さ関わる人間は違えど、12歳~13歳での発達

          3年連続だと #24

          明日からいよいよ #23

          明日から、新年度の授業がいよいよ始まる。 私としてはやる気が十分にあり、何よりこれまでと違った授業方法を実践するのが楽しみで仕方がないのである。 しかし、子供たちは新しい生活にはいってからまだ間もない。4月はぼちぼち。子供も大人も疲弊しないように、ゆっくりとスタートアップしていく予定である。 今日は、そんな授業の構想についてまとめてみようと思います。 画一的な一斉授業からの脱却私たちが学校で受けてきた授業の代名詞は一斉授業というものであり、教師が生徒に対して課題や情報を

          明日からいよいよ #23

          気がつけばいつのまにか #22

          つい1か月半くらい前まであった近所の家が急遽取り壊されることになった。 瓦屋根の年季のはいった木造建築で、これ以上ここに住むことを住民が断念したのだろうか。毎朝の通勤の途中、朝早くから大型のショベルカーやダンプカーがせっせと家を取り壊していくのを横目に、一日のことを考えていた。 そのあと、土地を購入してすぐに新しい家が建つことになり、気が付けば完成目前までの仕上がりに。今日はそんな住宅が出来上がる様子を書いてみようと思います。 創造はすべて人からあらゆる人工物の発端は、

          気がつけばいつのまにか #22