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教員は学びの宝庫 #30

教員という職には、学ぶことに際限がないなと最近常々思います。

もちろん、どの業界のどんな職業にもそれは適応されると思いますが、人間相手を生業に教育をしている教職は、やはり高度な専門職です。

授業さえできれば教師?
もちろんそういう考え方もあるし、否定もしないし、間違えでもないです。

ですが、授業のほかにも生徒対応、進路支援、部活動といった多岐にわたる校務分掌が存在する限り、それにも通ずる学びをすることで、より教養溢れる教師になれるなぁと思う今日この頃なのです。

自律

私の教育観で揺るがない言葉が自律です。

これは今の私にも通じますが、自分を律することがとても複雑で難解であることを感じます。

自律とは自分を会社を見立てた時、自分自身を経営することです。
どんな会社にしたいか。
なぜそう思うのか。
どんな方法で市場価値を高めていくのか。
人にどんな貢献や課題解決ができるのか。

そういったことを含めて、日々自分を鍛えて、考え抜くことが大切なのです。

人に寄り添い、知恵を与えられる教育者

多様性、変化の時代と言われる昨今。

自らの羅針盤を磨いていかなければ、生きるのに苦労する時代です。

私の強みは、人への受容と共感です。
受容とは、相手から出た言葉をいったん受け止めて、話を傾聴し、その人の人生の一部分を傍から観て、感情にフォーカスすることです。

これは想像力が左右するスキルです。
カウンセリングともいえるでしょう。

様々な人と出会い、感性を磨き、あらゆる人間に対して興味や関心を抱き続ける中で、自分には観えなかった人生を歩むことができること。こんな崇高で尊いことってなかなかないです。

そして、次に相手のレベルに合わせた適切な知恵を授けられる教育者でありたい。

そもそも、自分自身や人間の構造を知ることが第一。
そのうえで、思考法や学び方を知ることが重要です。

最近は孫氏の兵法やユダヤ人の生き方から学ぶことが多いですね。

古典にも挑戦を

想像力を高めるためには、古典や哲学書を読むことが脳みそが鍛えられます。

古典、なかなか読めずにいてモヤモヤしていますが、
源氏物語や枕草子など、古から継承されている書物にふれることは、人間の根源を掻き立ててくれる何かが存在しているからでしょう。

そういったものに触れることで、新しい人生の扉が開かれる。

人様のお役に立ち、人様のために働き、
笑って死ぬことができたら本望。

笑うって、どんな薬よりも万能薬だと最近は特に思いますしね。

まだまだ、人生は冒険。ここからやで。

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