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そんなにせかせかしなくても #34

月に1度行われる学年会議。
普段から生徒たちとの情報共有をしているので、生徒に関する真新しい情報はないのですが、、、

今日は、生徒支援が必要かどうかを考えることが議題に上がり、会議が長引きました。

個人的には内心、くだらないなぁ早く終わらないかなぁと思う話題でした。

生徒支援が必要かどうかすらもあいまいなのに・・・今日はその会議のことについて考えます。

生徒トラブルは緊急対応の要

生徒同士のトラブルは最も緊急性の高い仕事と言っても過言ではないでしょう。

人権、命、盗難、盗撮、金銭、物品の破壊、、あらゆることが起こり、そのレベルは命や人権に関わることであれば、優先順位も高くなります。

もちろん、そうしたことに危害を及ぼす生徒は支援が必要です。他人の生活の自由を脅かすことになるので、社会で生きるためにはその考え方を学ばないといけません。

でもしかしこれは教員の多忙な仕事量から考えると、
未然に防ぎたいと思うのも当然。でも、防ぐって無理なんですよね。普通の人間は相手をコントロールすることはできない。カリスマや話術を巧みに使って神格化し、洗脳すれば話は別ですが、そんな教員はごく一部。

となると、防ぐという意味の裏には、「起こってしまうから」という潜在意識が強く働くから出てくるのです。

中立中道の精神で

その時点で、認知バイアスがかかっている状況です。

バイアスは物事の思考を歪ませてしまう、厄介なやつ。それこそ、メタ認知を駆使して自分が偏っているということを認識しないと、あっという間に飲み込まれてしまいます。

一般的な教員たちは、そのマインドが極めて不安定な人がおおなぁと驚きを隠せません。今日の会議もそのバイアスが発動しまくり。それをわかる人から見れば、とてつもなく打算的な会議だとわかるし、帰りたくなります。

そして、定時を15分を過ぎる始末。
時間通りに行動しましょう、という教員んがタイムマネージメントの意識ができないのは至極残念である。

生徒支援のレベル設定を明確に

そもそも、生徒支援とは何か。どんなレベルの行動や家庭的な背景があればそれに該当するのか。明確ではないと困る案件です。

最上位は、命や人権(身体)に関わることでしょう。

でも、教員自身のマインドに
そもそもトラブルが起こることが悪いんだ、という意識がある以上、生徒トラブルの案件が前向きに進むことはないでしょう。

結局は、教員自身が勉強しろということです。
心理学や行動学の本を手に取ってみたり。そうしないと、俯瞰して仕組みを探すことができない。

圧倒的な型が教員の中で不十分なのです。

でも、それを教えてあげたらいいのですが、
いかんせん、教員は教員同士で学ぶことが下手くそな人種だなぁと思うのです。もっと素直に、言えばいいのに、、と思うのですが。

まぁ、少しだけその知恵があるので、
授けてみようと思います。

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