ゆるっと

タイパとコスパなしでは生きていけないながらも、人生に必要な無駄なモノを探し続ける20代…

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タイパとコスパなしでは生きていけないながらも、人生に必要な無駄なモノを探し続ける20代オカン。 男だからとか、年長者だから、とかの考えも無くしていきたい令和を生きる。

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親になったからこそ、子供に伝えたいこと

「子供」として生きているときはわからなかったこと。 「大人」として生きているときはわからなかったこと。 「母親」になったからこそ、わかること、感じること。 ってあるんだな。 赤ちゃんなりに、子供なりに、学生なりに、新社会人なりに、大変なことってたくさんあるし、その度に落ち込んだり、泣いたり、明日を迎えたくなかったり。 私も小学生の頃、跳び箱のテストがある時仮病使って休んだっけ。 私が子供を保護する立場になって思うこと、できなくたっていいんだよ。 やれなくたって、終わらな

    • 私と彼の物語 #4話

      「こんにちはー」 私は朝目覚めて、身支度を30分もかからず終え、人として家を訪れるには早すぎない常識のある時間、いわゆる10時ごろ先輩の家を訪れた。 「いらっしゃい…ってうわ!めっちゃ腫れとるやん!!!!!」 「そうなんですよ、いひゃくていひゃくて(痛くて痛くて)昨日から何も食べてないんです…何か口の痛い私でも食べられるものをください」 「えー…うどんでえーか?」 「やったー」 サークルの後輩にすぎないはずなのに、私のためにうどんを作ってくれるなんて。そんなことされると、株

      • 私と彼の物語 #3話

        いよいよ、抜歯当日。 終わった後に、彼の家に行ける。一人にならなくていい。これだけでよかった。 一人で歯医者に向かった。 「抜きますよー」 「ひゃい…」 閻魔大王が持っていそうな銀色の大きなペンチ。 そんなこと言わなくていいから!抜くペンチなんて見せなくていいから! 右の2本を抜いて、左はまた来週となった。痛すぎる。 顔を変形でもさせられたんじゃないか。もう顔面が歪みそうで、口の付け根が痛くて、口全体の血の味しかしなくて。私は足早に、彼の家に向かった。 「いらっしゃい」

        • 私と彼の物語 #2話

          当時、私は大学1回生の時からサークルに入っていた。全員で20人ほどの小さな小さな集団で、週2で集まってダンスをするという、ノリ的な軽いものだった。それでも体を動かすことが好きだった私は、今まで知らなかった新しい世界に魅せられ、下手くそながらに一生懸命に楽しんでいた。 そのサークルの人たちは、大学も大学だったのでイモい人が多かったのだが、ダンスを嗜むだけあって、みんな痩せていったし、垢抜けるようになっていた。大学3回生ともなれば、周りは垢抜けている人ばかりだった。 そこそこ偏

        親になったからこそ、子供に伝えたいこと

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        • 私と彼の物語
          4本

        記事

          離乳食を食べさせるときに思うこと

          離乳食、それは赤ちゃんだけでなく、大人も成長させられるイベントだと思った。 生まれてから、授乳して、オムツを替えて、寝かしつけをする、という行為は赤ちゃんが大きくなるために必要な行為を、「大人が」必要だと判断して、代わりにする。 でも、離乳食は違う。「赤ちゃん」自身が必要だと判断して食べるのだから。ときには食べないことも。むしろそっちの方が多いのではなかろうか。私たち大人がいくら必要だと、食べてほしい、そう願ったとしても。彼ら彼女らが必要だと思わなければ、決してうまくいかな

          離乳食を食べさせるときに思うこと

          私と彼の物語 #1話

          私と彼の始まりは、いつだったのだろうか。 私の先輩であり、いわゆるセフレであり、最愛の夫であり、パパになった彼。 私が今27だから、かれこれ付き合いは10年にわたる。 出会いはいたって普通だが、結ばれるにはフィクションのようなドラマっチックなことが沢山あった。それらを、忘れないうちに、10年が経つ前に書き記しておきたい。今は夫になったわけだから、最後はハッピーエンドで終わる。 それでもいいやって思った方は、ぜひ読んでみて欲しい。もうすぐ30歳になる女の、少しフィクションを入れ

          私と彼の物語 #1話

          久々の投稿

          お久しぶりの投稿です。 少し時間が空きました、なぜか突然noteやめてましたが、また書き出すことにしました。 noteから遠ざかっていた間、娘にはたくさんお変化が起きました。 寝返りして、お座りができるようになって、ハイハイができるようになり、つかまり立ちまでマスターされました。 家にはキッチンにフェンスがなされ、ヘルメットが導入されたり、赤ちゃんようピアノが増えていたり。二人だったらもっと遅い、あるかないかわからないくらいの変化しか起きないのに、娘がいたら、こんなにも家に

          久々の投稿

          夜泣きをする娘

          最近、夜泣きをするようになった。 そのおかげで、朝が、というか、一日がつらい。 赤ちゃんは、昼間はエンジェルにしか見えないのに。夜は悪魔だ。 というのも、おむつやら授乳やらで、夜に起きてくることは何度かあったけれど。 今は、おむつが濡れていなくても、おっぱいが欲しいわけでもないのに、夜中に突然起きてきて、わーっと泣き出す。 ネントレに挑戦してみるも、上手くいく日もあれば、行かない日も。 抱っこして落ち着く時もあれば、落ち着かずに泣き続ける日も。 隣に夫が寝てるんだけど、向

          夜泣きをする娘

          うちの旦那はよく喋る

          GW、みなさんいかがお過ごしでしたか? 育休以来の長期休暇、久々に家事をしてもらって楽をしよう! そう意気込んで突入したGWでした。 結論から言うと。 おおむね家事をしていただき、育児に専念できたGW。 夜泣きがあって夜が多少しんどいのはあったけれど。 それでも、なんとなく「ああ、GW(と言う私の大仕事)が終わった」そんな気持ちになる今日です。 ※夫は明日実家の方で法事があるため、帰省しており、我が家は一足先にGW終了 でも、家事も程々にしかせずに済んで、なんでこんなに私

          うちの旦那はよく喋る

          ネントレを初めてみた

          6か月になる娘の夜泣きが出てきたので、ネントレを始めてみた。 現状としては、2−3時間に1度起きる。 再入眠までに10分ほどかかる。1時間かかることも。 抱っこしても泣き止まないこともある。 私自身昼寝もしているので、事態はそれほど深刻ではない、とは思う。 ただ、夜寝れないと、朝のペースが崩れて、1日が思うようにいかない。 そうなると、私自信焦るし、ストレス溜まるし、何より娘のことが嫌になるかもしれない。 そんな状況を防ぐために、始めた事前の策なのだ。 以前までは、添い

          ネントレを初めてみた

          赤ちゃんという「人」

          今日は、初めて娘を知らない人に触られた。 たまにSNSで「赤ちゃんに触らないで」という発信を見かけて、他人事のように見ていたのだろう、今日初めてそれをされて、なんとも言えない気持ちになった。 お肉屋さんで、お肉を買っていた。 するとそばにいたおばあちゃんが「かわいいねえ」と一言。 そこで泊まってもらえたらよかったのだけれど、突然手を伸ばしてきた。 えっと驚いたが、声が出ない。 気がついた時には娘の足を一撫でしていた。 なんとなく、いい気持ちはしなかった。 感染症が盛んだ

          赤ちゃんという「人」

          育児と家事と仕事に対して

          妊娠してからは、家事と仕事をして。 出産してからは育児と家事をして。 仕事は現在育児休業という形で、お休みをいただいている私ですが、復帰を考えると、色々と思うことがあります。 それは、「両立できるか」ということよりも「娘と向き合うことが減るのではないか」ということ。 私は過去フルタイムで働いており、朝の7時から仕事して夜の20時21時、あるいは終電まで仕事したりすることもザラだった。妊娠してつわりが始まってからは思うように仕事ができなくて、たまに涙していた。だからどこまでや

          育児と家事と仕事に対して

          【詩】母になって、親に思うこと

          神様って残酷だ 今頃、こんなことに気づかせるなんて ちっとも気づかなかった、時がこんなにもあっけなく過ぎてしまう かけがえのないものだったなんて 私は母になった 毎日毎日娘が見せるお顔や表情、身体も変わっていき 過ぎていく1日1日が終わってみてもったいなく感じる ねえ、お母さん、お父さん お母さんもこんな気持ちで私を見ていてくれたのかな? もしそうだとしたら、私は生き急いでしまったのかもしれない 子どもの頃、早く大人になりたい、そう思ってた だって2人と対等になりたか

          【詩】母になって、親に思うこと

          朝ご飯が食べたい夫

          育児休業中、会社員のゆるっとです。 昨日、やっと実家から帰ってきて1ヶ月ぶりの自宅で過ごしました。久々のワンオペ育児は大変です。笑 さて。早速、夫がやりました。その話を書かせてください。 朝の話。1ヶ月ぶりに迎えた自宅での朝。帰って24時間経ってない中、娘のうんこの音で起こされた私は、まだ朝に何をすべきなのか覚束なかった。それでも社会は週の真っ只中。夫は仕事に行く準備をする、はずだが、起きてはいなかった。 先に洗面所で顔を洗ってスッキリする。さて。1ヶ月ぶりの我が家と料

          朝ご飯が食べたい夫

          初めての児童館

          今日は初めて児童館に行った。、 そこには沢山のスタッフさんと、3歳までの子供たちが。 「はじめまして」 少しドキドキしながら、娘を紹介。 無事に着いた安心感からトイレに行きたくなったので、娘を早々にスタッフさんに預けた。 帰ってくると、ボールで調子よく抱っこされている。わぁ、可愛い。自分が抱っこして遊ぶことはあっても、なかなか人が抱っこして遊んでいるのは見ないから。なんだか新鮮だった。 でも5分もたつもボールへの興味も薄れてきて、回りをキョロリ………あれ……ここ…………

          初めての児童館

          モンシロチョウ

          モンシロチョウを見ると、春が来たなあって実感する。 パタパタパタパタ、色鮮やかな新緑に白色が生える。 モンシロチョウは、この春が来る前まで、キャベツの葉を食べて、緑の姿でよちよちと歩いていた。さなぎとなって、寒い冬を一人で耐えしのいでいた。 脱皮して暖かい春を、こんなにかわいらしいモンシロチョウの姿でいられることを、心から喜んでいるように見える。 飛び回って、見ることができる自由な世界。モンシロチョウには、どんなふうに映っているのかしら。娘も、おなかの中から突然お外に出

          モンシロチョウ