朝ご飯が食べたい夫

育児休業中、会社員のゆるっとです。
昨日、やっと実家から帰ってきて１ヶ月ぶりの自宅で過ごしました。久々のワンオペ育児は大変です。笑

さて。早速、夫がやりました。その話を書かせてください。

朝の話。１ヶ月ぶりに迎えた自宅での朝。帰って24時間経ってない中、娘のうんこの音で起こされた私は、まだ朝に何をすべきなのか覚束なかった。それでも社会は週の真っ只中。夫は仕事に行く準備をする、はずだが、起きてはいなかった。

先に洗面所で顔を洗ってスッキリする。さて。１ヶ月ぶりの我が家と料理（笑）。どんな食材があるのかも覚えていないし、夫が仕事に行ったら、私の朝ごはんと離乳食の準備を始めよう。きっと１ヶ月私がいない生活をしていたんだから、朝の準備は逆に邪魔しない方がいいだろう。

「ゆるちゃん、鮭ある？」
ベッドから声が。
え？？？？？？

…知らん。
「冷凍庫にあるはずやからー」
…自分で探せよ。ないし。
「んなわけないやん」

ないものはない。
「ちゃんと探してよ！」
どすどす足音を立てて、ベッドの方へやってきた。
「あるやん！」
いや、だから自分で探せよ。
「俺は朝、鮭を食べたいねん」
そうでっか。

取り出された鮭は３匹が１匹のように、カチンコチンに凍っていた。
これ、朝食べられるの…？前日に解凍しておくべきでは。
「凍ってるやん！」
せやね。
「もう３匹全部焼いちゃお、残ったのは冷蔵庫入れておけばいいから」
そう言って夫は、シンクに凍った鮭たちを置いた。

カチコチで焼いてもだし、お昼ご飯の時にでも焼けばいいか。
夫は洗面所の方へ行き、朝の身支度を始めた。
とりあえず、私と娘は邪魔にならないようにするのみ。
娘ももう起きていたので、床で一緒にキャッキャと遊ぶ。

しばらくして、夫が戻ってきた。
「え？！鮭、食べられへんやん？！」

は？？？？？？え？？？？？？？？

「ゆるちゃん、俺の朝ごはんは？！」
は？？
は？？

「俺、鮭食べるって言ったやん」
「ここに出してるやん」
うん。出してるね。
どうして自分で焼かない？
言わんでいいから、自分で勝手に焼けよ。

「いや、それなら自分で焼いたらいいやん」
「なんで！いいやんしてくれたって！俺仕事で、自分家におるんやから！」

私は育児休業であり、お前の世話係ではないぞ？
お前は子供か？
私のいない１ヶ月間、何を食べてた？
もうツッコミしかなくて、言葉がそれ以降出てこなかった。

夫は何がなんやら必死に話していたが、知らんわ。
「もう、ゆるちゃんのせいで、朝の魚、食べられへんやん」
私のせいじゃねーだろ。お前のせいだろ。
「じゃあ、俺言うとくからな」
うるせえ。
「明日から俺の朝ごはん用意してや！」
は？
「え」
「当たり前やん！家におるんやから」
こいつ。

やるけどさ。やるけどさ。
なんで帰ってきた早々に、主婦を求められ、やっていないと怒られるんだ、私は。
そりゃ娘のこととか、自分のこととか、一通りわかれば、家事や夫のことも多少はするけどさ。なんだこいつは。

「俺は朝は魚を食べたいねん」
知らんわ。
それくらい一人で準備して食えよ。

ムカつくけど、私がいなくて寂しいと言い続けてきた野郎なので、母に散々愚痴り倒して、ここでも発散して、笑いエピソードとして昇華しました。
かわいいな。腹たつけど。このクソガキ。おっさんの顔したクソガキ。

今日は終わり。