災害から身を守るために【ハザードマップをどう使う?vol.0】プロローグ
日本は災害が多い国です。
みなさんも「最近は災害がおおいな」と感じているかもしれません。
確かに東日本大震災や熊本地震など、大きい災害は平成以降の方が多い印象はあります。
でも日本列島がほぼ今のようなカタチになって約1500万年。
その長い歴史のスパンで見れば、以前から現在にかけて、変わらず日本は自然災害の多い国だ。と言ってよいと思います。
※災害に関しての過去記事もよろしければご覧ください。
では、どうするか?
まずは「受け入れる」ことが大切だと思います。
サラリーマン時代、仕事で被災された方々とお会いし、みなさん「まさか、こんなことが起こるなんて」とおっしゃっていました。
気持ちは良く分かります。
しかし日本に住んでいる限りは、一生のうちに最低でも一回は大災害に遭遇してしまう。日本とはそういう国だとまず思っていただきたいです。
そうなれば、あとは簡単(?)です。
これができれば、万が一の時に命が助かる可能性はグンと高まります。
逆を言えば、現状では残念ながら、これができていなかったがために被災してしまっている人が多いと感じます。
助かるはずの命が助からなかったと感じ、いつも胸が痛みます。
事前に確認しておくだけでもイザと言う時に違います(いらすとやより)
ハザードマップを活用する
そこで今、盛んに言われていることは「ハザードマップを見ましょう」ということ。テレビ報道などでも良く見かけます。
ハザードマップとは、その土地に潜む災害を種類別に図示している地図のことです。
国や自治体が、私が以前所属していたような専門企業に業務委託したりなどでつくったものです。
種類も災害の種類に応じて色々あります。
・地震による揺れやすさ
・浸水被害
・土砂災害
・津波、高潮被害
などなど・・
参考になる記事のご紹介
そうそう、ハザードマップについては、防災士のあじさいさんがとても丁寧な記事を書いていますので、ご参照ください。
あじさいさんは防災士であるだけではなく、心理学の勉強もされていて、被災者心理や避難行動に際しての人間の心理という観点からも防災を考えていらっしゃる、凄い人です。
私も「なぜか、イザというときに適切な行動をできない人間の本質」を考えるのは重要だと思ってましたので、1歩も2歩も先を行っている、見習うべき人の1人です。
さらに、宅建士やファイナンシャルプランナー(被災時のお金の関係対応のためと考えて取得したらしい)など多彩な資格を取得されています。
しかも現職の前には環境系の研究所で地震担当の研究職員として勤務されていたと言う経歴まで!!!(※無事、御指摘いただき修正したので、これで間違いないハズ(´▽`) ホッ)
私の場合は、自然災害の現象面で地球科学的な知識・経験を深掘りしてるという立場の専門家で、災害に関しては「自然現象として、どう向き合うか?」というスタンスで記事をお届けしていると自己分析してます。
一方、あじさいさんの場合は、より人間の生活という面からの視点を重視し、より具体的なお話が中心です。
ですので、災害に関して色々と知りたいと言う場合、両者の記事を読んでいただけると、より理解が深まるかな?と思います。
と言うことで、ハザードマップをどう使う?のプロローグでした。
お読みいただき、ありがとうございました。
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