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夫婦が助け合えてないのを子どもは見ている。

夫婦ってなんだろう?
家族ってなんだろう?

時々そんなことを思います。

夫婦って協力する関係・・と、女性は思いがち。
でも、協力する・・という言葉って、曖昧です。

どこまでやればできた事になるのか?
男女の思考ではまったく異なる見解なのかもしれません。

女性は・・自分が死ぬ思いで産んだ子どものため!
と、思うと人も動物もそうですが・・血を垂れ流しても、高熱があろうと、眠かろうと、必死で守ろうとして、歯をくいしばって育てます。

でも、男性って・・奥さんがいるからやってくれるだろう。
という意識の人が多くて、自分が体がだるいから、眠いから、忙しいから、食事が作れないから、自分の時間がないから・・と、手伝わない人が多い。
少ししたら、やったじゃないか!!!と・・主張する・・。
怒られたらふてくされる・・どうなってるんだ?父親か?


なら・・あんたは出血多量で子どもを産んだかい?
高熱があっても子どものために動けるのかい?
子どもの母親を本当に労わって大切に思ってるのかい?

と、思うんです。

子どもってかわいいだけじゃないんです。
自分が意識朦朧としている時でも子どもの事を思って必死に動くのが親です。ただ、笑って一緒に寝るだけ、遊ぶだけが親じゃない。

ご飯ができないなら、この子のご飯だけでも作れるように練習しないと。
いつ、奥さんが重病で入院するかもわからないのです。

旦那さんがそう考えて常日頃から食事の準備の練習や掃除の練習、家事が奥さんの代わりにできるようにならないと、協力したとは言えない。

偉そうにやってる!とは全然言えないんですよ。
偉そうに言うなら、奥さんがいなくても家事に困らないぐらい頑張って練習してみなよ。

遊ぶだけなら、隣のおっさんでもできるんだよ。


夫婦って簡単にはなれないんです。
ましてや・・家族になんて、なかなかなれないです。

赤ちゃんは、家の中をじっと見ています。
お父さんがお母さんをどれほど大事にしているか?見て覚えています。

そして・・将来、自分がお母さんを守らないといけない・・と決めます。
口ばっかりの情けない父親を見て、もう記憶にインプットされています。
だから、お母さんを守る子どもが多いんです。

その意味・・わかりますか?

自分がした事を記憶されているんです。
どれだけ奥さんを粗末にしているか・・。
口ばっかりの親だと思われているか・・。
子どもはしっかり見ています。

簡単に親にはなれないですよ。
種を植え付けただけでは魚と同じです。
愛情なんて伝わらないんですよ。
甘やかして育てた子も大人になったら本心がわかるから、粗末に扱われたお母さんの方を応援するようになります。

命がけで出産した事も、子どもは記憶に残っています。
だって・・一緒に苦しんで生まれてきたんだもん。
それを経験してないのは父親だけなんです。

よほど奥さんを大事に大事にして、自分が犠牲になって子育てに関わらないと、痛みは分かち合えないですよ。

うちのワンコでさえ・・出産を見た瞬間から、子育てに参加し、奥さんワンコをいたわり、子どもを抱いて育て、お世話をしてくれました。
奥さんワンコはどれほど楽だったかしれません。

今の人間はうちの犬以下の人が多いかもしれませんね・・。
子育て中は、自分の欲望や時間は皆無です!
世の中の母親は1分も自分の時間はありません。

なのに、男は自分の時間がないと言う!なくて当たり前!
誰の子だ??自分の時間がないって言うなら、子どもを作るな!

そんな気持ちがある人は、将来的に結婚生活も継続しにくいでしょうね・・。結局、子どもを育てるのは母親になるんです。
夫婦になる、家族になるって事は、生半かな気持ちじゃなれないですよ。
かわいいのと、甘やかしは別ものです。

まずは、奥さんを大事にしないといけないです。
子どもは将来は誰かとパートナーシップを組むんです。
父親とパートナーになれません。母親ともパートナーになれません。
あなたのパートナーは奥様であり、旦那様です。
そこを間違わないようにしてください。
自己主張をするなら、立派に子どもが大きくなってからですよ。


子育ては人生の最大の修行だと思います。
結婚生活を継続させることも修行です。

離婚してる人は、前回の離婚の真意をわかってない人が多い。
だから繰り返すんです。
私のように、人生経験のため、自分のやりたい仕事をするために離婚した人は少ないと思います。

なぜ、前回離婚してしまったのか?
相手に思いやりが本当にあったのか?
心に問いかけてみてください。
今の状況はそれと同じになってないですか?
また前回の二の舞ですか?

もっと本気でパートナーを大切に思わないといけないですね・・。
すべて自分に返ってくる。
人生全部我慢するぐらい必死になるのが子育てですよ。



子どもって・・欲しい人にはできない場合が多いです。
いらない家庭にはできる。
きっと、神様から与えられた人生の修行であり、大きな気づきを与えられているのです。自分が犠牲になって子どもの事を考えられないなら作らない事です。

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