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【みんなと同じでは伝わらない!】履歴書では見抜くことができない原石

友人にキャリアの相談を受けた時に、レジュメや履歴書を見て、驚いたことがあります。もし私が採用面接の立場であれば、書類で通過をさせていないだろうと思いました。

本人の良さを知っている分、もったいないと感じたことをよく覚えています。すぐ本人のPRを簡潔でありながら具体的に書き換えました。

リファレンス採用の素晴らしいことは、履歴書の山に本人の個性が埋もれることがないことです。現在のエージェントを通して行われている採用の多くは、画一的でフォーマット化された書類選考では本当は光る原石を見つけることが難しいです。実態として、現場と人事の連携ができていないというケースもあります。

以前にGoogleの採用について重視しているポイントとして、面接官が相手の良い点を引き出すことを重要視しているということを知って、腹落ちをしたことがあります。

スキルや経験で篩にかけることは、大切だけど、もしかするとその篩が間違っているかもしれない。目の前の人の能力を最大限引き出すには何を引き出すか。

また情報だけで判断できない、相手のポテンシャルを見出すには何を面接で聞き出すべきか。

これからの働き方を考えると、動画は、履歴書や職務経歴書に変わる自己アピールの手段の一つになるでしょう(自己紹介動画は別の記事にします)

実際、リモートの採用で自己PRの動画をお願いしていたことがあります。

私が、面接官をしていた頃は、1日に3−5人のリモート面接が入っていたこともありました。出来るだけ面接相手の書類を事前に見るようにしていましたが、紙の情報では相手の良さがわからず、結局はビデオを重視して見るようにしていました。

選考書類についても同様です。

ほとんどの人たちが、日本ならではの履歴書と職務経歴書を送る中で興味深いと感じた候補者は、A4一枚に自分の情報がまとめられていました。

自分のキャッチコピーと共に、どんな人物像で、何を強みとして、どんなパフォーマンスを期待できるかがわかり、読み手を意識した作り。

フォーマットは他のみんなと同じではなくて自分で作るもの。

全員が同じようなスーツをきた履歴書だけでは、特定の大学や会社名にのみに引きづられて、相手の素晴らしさはわかりません。

もちろん、会社にもよりますが、その他大勢の中から抜け出して、面接官が求めているもの・自分をどうすればアピールできるか。

他の人と同じフォーマットではなく、個性と魅力を伝える・フォーマットから作り替えることができます。

人に合わせるのではなくオリジナルを作る。自分の魅力をどう引き出し、伝える。

次は、面接官の立場からポテンシャル人材をどう見抜いていくのかについてまとめていきます。

写真は未来の可能性を秘めたルワンダの子供と先生。キガリのスラム街の学校にて。



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