信頼の源泉:丁寧な生き方

ゆーです。

「丁寧に物事に取り組む」

ボクが普段から心がけていることです。

似たような認識を持たれることがあるのが、“真面目”とか、“誠実”とか、“真摯”とか。
あとは“こだわり”とかも、一緒に出てくることがありますかね?

ただ、ボクの感覚では、“丁寧”とこれらは違う気がするんです

なぜこんなことを意識しているか?
仕事をしてるとよく思うんですね、「どんな人が信頼できるんだ?」と。

真面目な人、誠実な人、こだわる人、色々いるかとは思います。
でも、資本主義の厳しいところで、真面目なだけでも誠実なだけでもダメ。
評価されません。
もちろん、人としては魅力的です!
なので、仕事内容だけで100%切ってしまうのも良くないと思いますし、切って欲しくない。
ただ、社会の厳しさはありますので…。

こだわりに関しても、個人の想いで細かいところに力を入れた結果、別にどうでもいいようなところだけ素晴らしい出来になっていても喜ばれません。

で、”信頼できる人”のことを想像したんです。
そして行き着いたのが…、

「丁寧な人」

日本語の不思議なところなんですが、丁寧も誠実もこだわりも似てる気がします(あれ、しません?)。
でも、丁寧だけは「相手のこと」を想って、取り組んでいるように見えませんか?
丁寧な仕事をする人って、いろんなところに配慮が行き届いてる。
「配慮が行き届いている」という表現になってる時点で、相手のことを考えてませんか?

・必要だから取り入れる。
・求められてないから消す。
・使う人が楽になるから、前もって設定しておく。
などなど。

細かいところまで、念入りに設計されているのが“丁寧ではない”。
それはこだわりが強いだけ。
(クリエイターの世界では、こだわりの強さも必要だったりしますが。)

なんでもとりあえずやればいい、ではないと思うんです。
ボクは、自分の手を加えられるものであれば、丁寧に作り込みたい。
どんな仕事でも、丁寧に仕上げていきたい。

どうしても時間に限りがあるので、どうでもいいと思うものには、そもそも触れません。
一度(ひとたび)接してしまうと、こちらの都合は関係ありませんよね。
相手が求めるものを、丁寧に提供していくべきです。

ですので、おごることなく、謙虚な姿勢で引き受けるものを選びつつ、いただいたものを自分の持てる丁寧で、しっかりと向き合っていく
(いっぱいいっぱいになって、倒れてしまってはいけないので取捨選択も必要です。)

ボク自身、丁寧に仕事をされる人とご一緒させていただいた時、心地よさも感じます。
単に信頼できるだけじゃなく、自然と一緒に仕事したいと無意識に思うんじゃないでしょうか?

SNSなどの顔の見えない世界でも、見せる文面や、“見えないなりの接し方”ってあると思うんです。
ここでも、丁寧な生き方をされてる方に自然と好感を抱いてしまっている気がします。
もちろん、相手を知っていくのに時間がかかってしまうので、見つけるまでが長いかもしれませんが…。
でも、その中で見つけられた人との繋がりこそ大事にしたいと思いますね。


最後に

”丁寧”な姿勢って1つのことだけに現れるものじゃないと思うんです。
「これはテキトーでいいや」「こっちは偉い人に見られるから丁寧にやっておこう」では無いと思うんですよ。
というか、そんなうまいこと区別できないんじゃないかな?

“自己完結すること”であれば、これはこだわりの領域になるんで、話は別になるんですが、相手のいることであれば気を抜くべきではありません
(全てを100%全力で、という意味ではありません。)

というのも、”場面によっては丁寧でなくなる”なんてことがあると、そこで無意識の部分も構築されます。
これは簡単に消せません。

すると、大事なところでも“無意識に”丁寧でない部分を出してしまうことに
本人は気づきません。
自分の感覚では、“丁寧”を使い分けてるのかもしれないけれど、自分ルールなんて曖昧なものです。
普段からの心がけが大切。

なので、いつも丁寧な暮らしを心がけている人って信頼できたりしますね。
この点、真面目とは異なります(というか、今更ですけど、真面目って単なる性格の話でしたね。そもそも本質が異なります)。

丁寧な人って、その人自身、普通に過ごしてるだけなので息苦しくもないんじゃないかな?
単に、何かを選択する際に、いつも丁寧な方を選ぶだけ。

魅力的で信頼される人なりたい。
“丁寧”を意識して生きていければ

以上、丁寧のススメ、でした。

おわり

気づきなどのきっかけになれば幸いです。やはり応援していただけるのは、ものすごく嬉しいですし励みにもなります。またぜひお立ち寄りいただければ… (いただいたサポートは、今後の活動資金にさせていただきます。何かしらの形で還元させていただければと思ってます。)