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【BMCS12連勝優勝・シティリーグ予選全勝】アルセグレンアルマ取扱い説明書【Hレギュ環境更新】

2024/5/27 
購入者ページに変幻の仮面環境での自主大会優勝時の最新デッキレシピを載せました。各対面の簡易攻略法を追加しました。

2024/6/7 【new!】
ナイトワンダラー環境のデッキレシピ等追加しました。


※去年の内容です。アルセグレンアルマの基礎を知っている方は上の目次の2024.5.27以降をみてください。

突然ですが、ロストギラティナに有利!トドロクツキexに有利!リザードンexに有利!サーナイトexに有利!ルギアに有利!ミライドンに有利!パオジアンとミュウにも互角に戦える!というオリジナルデッキがあったら使いたいですか?
→Hレギュレーションで苦手寄りなミュウとサーナイトが消滅/弱体、パオジアンもバトルVIPパスでゲッコウガやパオジアンを呼べなくなり安定感を落とし向かい風です。

〈グレンアルセ 最近の戦績〉
約200人BMCS全勝優勝
シティリーグ予選全勝1位通過
その他自主大会含めて4連続入賞
バトロコジムバトル5連覇
直近50戦勝率90%超
※6割以上後攻です

追記 : 当noteを公開した2日後、シティリーグで入賞していました。おめでとうございます!たくさんのジムバ・トレリ制覇報告励みになります!
さらに追記 : またしても事前相談くださった方からシティ上位入賞報告もらいました!続々とジムバトル・自主大会などの入賞報告嬉しいです!
さらにさらに追記 : もちポケ杯優勝!トクサネ杯準優勝!シティリーグ等引き続き入賞!皆様おめでとうございます✨以後追記しません!
追記 : Hレギュ先行自主大会フワライドカップでも優勝していました。新環境シティリーグでも優勝していました。おめでとうございます!
筆者戦績追加 : 新レギュ自主大会2参加中、みんなでころがる杯準優勝

noteの有料ページは随時追記予定です。

名もなきデッキ、ついに環境上位入り
使用者に対する入賞率は異次元

デッキパワーを押し付けるのではなく、緻密な計算で柔軟に戦うポケカ玄人向きデッキです。(すべての環境デッキに採用されるカードを枚数含めて把握し、細かく相手のトラッシュを確認し、そこから導き出される最大の要求を課し続けることで勝つデッキのため、環境デッキの60枚はあらかじめ把握してください。ビオラさんのデッキ平均化シリーズを参考にするのが理解への近道です。)

さて無駄な自己紹介や、環境読みなどは省いてデッキの説明をしていきます。
(時々の環境を知りたい/推測したい方はXでおすぎさんがだしているデッキ使用率・勝率・入賞率をみてください。理屈で環境を読みたい方は個人チャットください。)

【BMCS優勝時デッキレシピ】

キャプチャーアロマを1枚ロストスイーパーにしても◎

新環境に向きにチューニング済みのリストになります。一回の大会で60枚すべて使うので、無駄がないといって過言ではないと思います。
※12/22追記 少し環境デッキの中身と環境が変わってきたので、有料ページにアップデートしたレシピと解説をのせます。
※1/2追記 上のレシピはすこし古くなってしまいました。購入者の皆様は新レギュレーション用レシピを参考にしてください。
リストだけみてもこのデッキの何が強いのかわからない方もいると思うので、このデッキにできることを後ほど書いていきます。各環境デッキ対面毎の動きも後ほど!ひとまず前口上にはなりますが、話したいことを書きます。まあ目次があるので読み飛ばしてもらっても全然構いません。

〈オリジナルデッキを使う理由〉

※この項目は、デッキ理解を深めたいだけの人は読み飛ばして下さい。ポケカに対する考え方を広げたい方はぜひ読んでみてください。

私ゆうぽろはおもしろいデッキを使うおじさんとして知られていたりしますが、これはそういう名声が目的なのではなく、勝つための合理的な選択を取った結果「オリジナルデッキ」に辿り着いたんです。
環境に存在するデッキがある程度きまっていて、その環境のシェア率半分以上に有利をとれるなら勝てるデッキといって過言ではないですよね。

環境デッキが世の中に溢れて、デッキレシピも公開されるようになった昨今、ほとんど同じ60枚同士の対決が起こることもあり、「先行まわったもん勝ち」「後攻まわったもん勝ち」の現象が多発していることにお気付きのプレイヤーもいるかと思います。

途中プレイエラーなどがあれば話は変わりますが、環境デッキが世に溢れている各種大会で手軽に環境デッキ対面の経験を多く積めることからも、経験のあるプレイヤーはエラーを起こし辛く、経験のないプレイヤーはエラーを起こしやすく、まさに練度(プレイスキル)と運に依存した環境で(競技としては)ゲーム体験としてあまり良くないという声もききます。
それでも特定のデッキが支配的である理由として、環境デッキの主力カードたちが圧倒的に高いパワーを持っていることがあげられます。そこは否定しません。しかし、そんな環境デッキにもそれぞれ弱点は存在します。もし弱点がないほど完璧なカードが生まれてしまったら環境はそのデッキだけになるでしょう。
弱点があるにも関わらず一部のデッキのシェアが支配的であるなら、その弱点をつけるオリジナルデッキが勝ちへの近道ではないでしょうか。
オリジナルデッキで楽をして勝つために、オリジナルデッキを苦労してつくっているのが私です(笑)

どんなカードが入っていて、どんな動きをしてくるのか想像がつかない(しにくい)というのは、経験でプレイエラーを減らしている多くのプレイヤーに対して有利な条件となります。(よく対戦相手から「あのときああしとけばよかった」という発言がありますがまさにその通り。でもわからなければ仕方ないことです。相手がわからないというのは強いメリット)
またオリジナルデッキを使うことは各種大会において自分だけがトライ&エラーできるというだけで圧倒的なアドバンテージとなります。
環境デッキと同じ土俵にたてるオリジナルデッキってどうつくるの?という話はとても長くなるためここでは話しませんが、せめて環境デッキ同士の引き運、練度勝負にでるより、シェア(認知度)の低いデッキでメタの戦いにでるというのは、特に練習の数で試合前の勝負(準備)に負けてしまう社会人プレイヤー等にとっては戦う前から有利であるという主張をここで申し上げておきます。

おなじ脚力であっても、サンダルを履くかスパイクを履くか、サイズが合っているかどうかで、有利不利が戦う前からついているという考えです。(カードゲームなのでここに運という要素が追加されるのは酷な話ではありますが)

オリジナルデッキは、あらゆる蓋然性を考慮してつくれば「対話を可能にする」。故に、プレイング次第で勝てる。

オリジナルデッキなのに勝てる
ではなく
オリジナルデッキだから勝てる
――です。

〈特性「ひおくり」について〉

マフォクシーVはほとんどテキスト確認されませんが、
こいつはそれなりにテキスト確認をされます。

当デッキに採用されているグレンアルマの持つ特性「ひおくり」はベンチからバトル場に限りますが、エネルギーの移動を何度でも行える効果を持ちます。

これによって何ができるかというと、
盤面(ベンチ)にエネルギーさえあれば手張りやサポートなどを使用してポケモンを新しく育てる必要なく、バトル場にだしたポケモンで技を宣言できます。

つまり、対戦相手からすると突然でてきたポケモンに攻撃されるということです。
しかし、サーナイトexと違ってこのポケモンだけではエネルギーを盤面に増やすことはできません。

そこでエネルギーを山札から盤面に持ってこれるアルセウス、そしてエネルギーをトラッシュから盤面に戻せるマグマの滝壺と組み合わせていくことになります。

突然でてきたマフォクシーVにキルリアを2枚取られた。突然でてきたミュウexにロストインパクトを打たれた。などと被害者の声が届いております。

〈当デッキの強み〉


★対戦相手の当デッキへの理解(対戦経験)が低く、最適解を出され辛い。(これが1つの大前提であり、大きな武器でもあります。)

その①
環境に多いポケモンVSTARやポケモンexを無視できないサイド1枚ポケモン(ベルトリザードン)でワンパンできる。【テンポ逆転】

その②
ボール1枚でバトル場とベンチの両方に120ダメージを育成ターンを使わずに打てる。【テンポ逆転】

その③
相手の強力な技をボール1枚でコピーできる。(ロストインパクト・バーニングダーク・げっこうしゅりけん・キョダイレンゲキ等)

その④
雪道+手札干渉+カウンターキャッチャーで行動阻害ができる。スターバースによる再現性も確保。【テンポ逆転】

その⑤
スタジアムとポケモンの2種によるエネルギー加速、かつ盤面のエネルギーを動かせることで後続を育てるためにサポートを使う必要がなく、ボスの司令や手札干渉を積極的に使えるタイミングが多い。

その⑥
最大400打点かつ耐久340のポケモンが比較的簡単に使える。

その⑦
いつでもバトル場にエネルギーを供給できるため、基本的にポケモンを縛られない。

その⑧
スターバースによって2ターン目にボスを打ちながら攻撃の再現性が非常に高いため、ミュウV1匹エンド、セビエ1匹エンドなどの隙を逃さない。

その⑨
アルセウスにありがちな初手エネルギー貼れずに2ターン目に攻撃できない問題を滝壺ひおくりで解決可能。妨害に寄せておらず安定に寄せたアルセウスデッキのため、初動で遅れを取りにくい。

その⑩
プレイングを間違わなければロストマインやげっこうしゅりけんでアドバンテージを稼がれないのでマナフィ・ジラーチをベンチに置く必要もなければ、デッキに入れる必要すらなく、他デッキより2枠多くカードが使える。

その⑪
アタッカーの育成にサポートを必要としないため、ボスの司令やナンジャモやジャッジマンを序盤からでも積極的に打てる。

色々できて、かつそれぞれの再現性が高いことがこのデッキの強みですが、裏を返せばわかりやすく強い動きのあるデッキではないので、プレイングで緻密にアドバンテージを重ねていく必要があります。
アルセウスの安定感はやはり頼もしく最低限で使うのは簡単です。一方で押し付ける動きがなく、最大出力の定義が対戦相手のデッキや盤面で変わりやすいため扱いが比較的難しいデッキです。

【環境における当デッキの立ち位置】

新弾後すぐの僕がシティリーグでた時の環境分布
引用元データ X(旧Twitter)@osgggg

アルセウスによる安定感はもちろん、サイドを取るのも取られるのもはやく、はなえらびやリファインなどシステムを複数使うこともなく、決着までのターン数が短いというのも制限時間25分の競技シーンにあったデッキです
現環境での一番強みとして「序盤からかがやくリザードンを使い、中盤、終盤と繰り返し使える」ことが挙げられます。※トドロクツキ環境終焉によりかわりました。とおもったら、トドロクツキが急にシティ入賞シェア1位になってました。よくわからん。
青天井技、ベンチ狙撃ダブルアタッカー、技コピー、一定の耐久も可能でフレキシブルに戦えます。

◆Hレギュレーション環境(※1/26追記→1/28更新)
初日なので個人的に環境入りしそうなデッキ予想
強いデッキは他にも思いついてますが、流行りそうなのをピック

リザードン▶微有利→有利
ギラティナ▶有利
ロストバレット▶有利
トドロクツキ▶有利
ヌメルゴン▶有利→不利
未来バレット▶有利
ケガワタケルライコ▶微有利→有利
サーナイトタケルライコ▶微不利
サーフゴー▶微有利
ミライドン▶微有利→有利
パオジアン▶微不利→微有利
コントロール(イダイナキバ・カビゴン)▶超有利

◆Eレギュレーション環境
リザードンex▶有利
ロストギラティナ▶有利
トドロクツキ▶微有利→有利 (新レギュで弱体化)
ミライドン▶微有利 (新レギュで弱体化)
テツノブジン▶有利→微有利 (新レギュで弱体化)
サーナイト▶微有利→五分 (新レギュで弱体化)
サーフゴー▶有利→パルキア型は微有利 (サーフゴー単ないしハッサム型は新レギュで強化、パルキア型は新レギュで微弱体化)
ルギア▶有利 
ロストバレット▶有利か超不利
※ただしカイオーガ入りは超不利というかまわったら勝てないレベル(新レギュでカイオーガやクララなくなるので有利に)
カビゴンLO▶圧倒的有利
れんげきインテウーラ▶微有利 (新レギュでは使えない)
※多くの方に意外と思われますが、DMで解説すると納得してもらえてます。
ミュウVMAX▶微不利〜不利 (新レギュでは使えない)
パオジアン▶五分〜微不利
(実戦統計では勝率65.3%)
※有利としているものも分岐が多いためプレイング次第です。全対面に勝てるようにデッキをつくりました。どの環境デッキも捨てていません。
※1/10 最近また使い始めて評価を変えました。
※1/15   新レギュ評価追加。

【ベースになる戦い方】

先攻後攻問わず、スタートポケモンはアルセウスで原則問題ありません。
サイド1のポケモン(カルボウ・ビッパ)が貴重なのと、サイドを後1からとってくるデッキは種exであることが多く、その場合はかがやくリザードンで返せることが理由です。
また、サイド2枚とられるところからスタートしてもだいたいの場合は勝ち筋があります。(悲劇のサイドなどを除く)
後攻で手札にダブルターボもドローサポートもなくトリニティチャージの宣言が絶望的な場合や、先攻でアルセウスを2匹置けない場合(唯一のアルセウスをとられて2ターン目に何も出来ないことをケア)はアルセウス以外のポケモンを壁にしてください。
ビッパやカルボウが前だったら勝てた!というシーンもあるかもしれませんが、噛み合いの問題です。
後1トリニティチャージには無限の可能性があります。

戦い方としてベースに存在するのはアルセウス→アルセウスのリレーです。(もちろんそれだけでは勝てないケースのほうが多いです)
アルセウスVSTARをたくさんたてて、削られるたびに逃げながらトリニティノヴァを宣言し続けます。
殴るだけで後続が育つため、ワンパン環境で継続的に攻撃ができるというのは非常に大きなメリットです。
エネルギーをトラッシュからつけるギミックやポケモンを山札や手札に戻すギミックを搭載しているためリソース切れの心配がなく、相手が出遅れた場合はこれだけで勝てます。安定感こそ正義です。
アルセウスライン4-4に加えてハードなドローサポートとボールを比較的多く積んでいるため、安定感・最大要求の押し付け再現性でほとんどのデッキに分があります。

ここからは環境デッキそれぞれに対してどのように戦うか?をテーマに書いていきます。
正直デッキレシピをみて真似てつくって付け焼き刃で使いこなせる人は少ないと思います。
このデッキはレシピ以上に難しい。プレイの幅が多岐していて、勝つための思考にたどり着くのが簡単ではないんですよね。
なのでレシピは無料公開としました。

私のnoteでは初めての有料記事です。
各対面の動きや意識することを無料で公開すると、使わない人の理解を深めてしまい、せっかく参考にしてつくった人が勝ちにくくなってしますからね…!
先に殴られても強い動きで返せるのが当デッキの良いところですが、新しく環境のデッキタイプにしたいなどという野心はなく、環境デッキの回ったもん勝ち、ジャンケンゲーが嫌だったり、変わったデッキで勝ちたいという方に読んで楽しんでもらえれば僕は幸福です。

【これから購入を検討している方へ】

かなりボリュームのある記事ですが、レギュレーション変更後30%程度は意味のない文字となりました。(VSサーナイト戦や、VSミュウVMAX等)
新環境も当初の熱を持って書くつもりはありませんが、環境に応じて簡単にアップデートしていきます。はやく購入してくれた人たちに恩を返したいという気持ちがあり値下げはしません。
過度な期待を与えてしまいたくないので、上記ご理解ください🙏

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