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Yumisの私的研究室

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わたしたちが当事者だったころオンラインイベント「当事者セラピスト押富俊恵さんの足跡をたどる旅 『車椅子に乗った人工呼吸器のセラピスト』を通して」感想など

もう1か月ほど前となりだいぶ旧聞になってしまいましたが,2月3日に行われた「わたしたちが当事者だったころ(以下,わたころ)」というグループのオンラインイベント「当事者セラピスト押富俊恵さんの足跡をたどる旅 『車椅子に乗った人工呼吸器のセラピスト』を通して」に参加しました.2021年に亡くなられた,押富俊恵さんという方の足跡をたどるというテーマで,ジャーナリストの安藤明夫さんが書かれた「車椅子に乗った人工呼吸器のセラピスト押富俊恵の5177日」を通して感想など述べ合い,押富さん

初心は折られてなお強く 心に響く 繰り返し

「自分,作業療法って,一体何をする人と思う?」  一瞬何かを言いかけ,でも言葉を飲み込み,思考が脳を駆け巡る.時間の猶予はそれ程無い,でもその中で自分の信念を表現しなきゃ.逆に言えば,こんな機会は滅多にない.4人と1人,そしてもう1人の瞳がこちらをじっと見据えている.  きっかけは単純な事.病棟で作業療法を続けて1年くらい,全くの新人から病棟を受け持つようになり,小グループ活動を担当していく中でのささやかな希望をクライアントから聞き,「焼肉パーティをしたい」との言葉を額面通

支援者がクライアントの意志の媒介者,または播種者である為に

・記憶の再生にトリガは大事 ・クライアントの意志は熱い内に打って冷まさない様に広げたいとこですね ・定期化しましょうねジブンちゃんと  ジブンがネットにアップしていた過去のデータで10年前前後の写真があったので,それをつらつら眺めていたら,本を買った時に写しているのがいろいろ出てきたんですよ.あーこれ買ってたんか,えーこんなの買ったっけ,なぞと思うてたりして.多分捨てたりはしてないから,本棚のどこかにある筈.借りていってる段やなかろうが,とか,いや借りもしつつ読んでいか

意志や希望は進む力の源,広げていってこそ(5w1h).

・ルーチンワーク慣れは何とかなるもの ・停滞か充実かは対話で知るところ(冷や汗をかきつつ) ・スキマ時間はタスクの中で  病棟から事業所に異動してからちこちこ書いてるほぼ1行メモは増えていってるかと思うたけど,それは一時の気の迷いというか,やる事がはっきりしてない間のモラトリアム期間における夢やったんやないかなぁという気分で,割りと役割が決まって来て,そのタスクの多さ,というかやろうと思えばいくらでもタスクは増やせるという状況におののいている感じの3ヵ月経過なこの頃です

生きていく中での人付き合いを苦労しながらもより良い作業的存在へと活用する為に

・人的環境の変化は全体に影響を及ぼす ・変化は本質的に存在しうるものなので,それを自覚的にする意味 ・作業的存在を得る力を本人が得られる環境設定を目指して  だいたい1年に1回以下って位の頻度で起こる,生活に支障をきたす程度の積雪が例年通りに起きまして,そういうのに慣れていない地域としては案の定という慣れない雪かきが日常を襲いましたしかも2日連続で.まぁ職場のみですけど.でもおかげでいい感じに筋肉痛です.これもいわゆる風物詩って程度に流したい所存(ややへっぽこロボットぽ

クライアントと関わる中で依って立つものを確立する事の大切さ

・書類作りはデータが大事 ・本来の暮らしを見据えたトップダウンアプローチが,「今ここ」での関わりや支援を強化しますよ ・早寝早起きはフェイルセーフの基本ですね  業務内容が変わって,作成する書類が当然変わっています.まぁ先人の知恵を借りる形で使ってるんですが,それでもやはり基本のフォーマットは新しい課題やらが出てくる毎に作らなきゃいけない訳ですよ.要求される内容に沿った形ではあれども,その時に感じた勢いでだいたいは作ります.が,暫くすると時々「合わないなぁ」とか感じたいする

先に立つ おもい偏り 我思い それも人とて そこから始め

・インタラクションの大事さは無い時にほど強く感じたり ・作業機能障碍は場の影響によりその質が大きく変わるかも.ジヴン的に考えて ・部屋散らかりの言い訳はもういいです  今週は就労支援フォーラムというのがありまして,去年は行ったわけなんですが今年は諸般の事情により欠席してます.まぁ知り合いは割りと行ってる訳なのでそれ自体は別にさもありなん.むしろ行ってないとかなってたら逆にどうなのよって何らかの意図や他意を感じたりする訳ですがお頭付き.その様子をネット上で見たりすると,単なる視

人たちの 語る園依る 道しるべ 我が衣手を 広げ渡しに

・想起データは世界へ放ってなんぼ ・作業療法の視点を共有化するのはスモールステップでと ・リフレーミングってこういう事かも  自分の手元にメモがあってじっとしとかなきゃならん時には,そういうコミュニティ的拘束状態の反動なのか思考がより多く進む(他人はそれを雑念と呼ぶ)のか,メモの余白に書く内容が面白い様に浮かぶもんです.それは例えば申し送りの内容からの演繹だったり,全然関係ない内容だったりするんですが,そういうのをそのままにしておくのも勿体ない精神の発露しまくりなんです

振り返る 我が細々の 繰り返し 糧になれども 口には逃し

 自分の興味が思考を仮想化された世界へインプリメントするようなところから,身体性を伴った現実世界へと繋げていくようになっていってるのは,多分IoTやらロボットやらが身近になっていったのと無縁ではないのかもと思いつつ,いやま年齢的な影響による身体の動かなさをどうにかしたいという切実さからもキてるんやないのかねぇとツッコミを入れてみたりもします.まぁどちらにしろ今までやってなかった部類の身体動作が入るので,もう笑える位動かないんですなこれが.とは言いつつもそのハードルを乗り切って

人の振り見て我が振りを 変える仕草に惑う伸びしろ

 少し間が空いたのはなかなかテーマが決まらなかったというのもあるんですが,後大きいのが,週末研修会参加強化月間に突入したからまとまった時間を取るのが大変になったというのもありんす.しかもだいたいそういう時にはむしろ飲み会時間を好んで作るから,夜中は休息時間確保に勤しみがちになったりもするという,というのが続いてきてるんかなぁと.とはいえそれってどういう言い訳モードなんだか.スケジュール管理はやっていって身につくもんではあるでしょうが,良いフィードバックが習慣化への第一歩という

考えを話して聞いて再びの 連環を広げ笑顔の基に

 もしなれるなら次は猫かなぁと考える程度には猫の行動に憧れているので,夏らしさとか冬らしさよりは温暖さを求める方向が強いですこたつ最強伝説.そんな乗り主の特性を車の方も感じたらしく,寒さが急に強まった時にバッテリーのトラブルで動かなくなったりしました.ああ寒い時に動きたくないという意志はこういう風に表れるのかと少し感心したりして,いやま感心する場合ではなかったですが.まぁ今は修理して快調ぽくなりましたので,厳しい中だからこそメンテナンスは必要なのよお互いにと.  基本的に文

前提の共有を知り独り立ち しての想いを高め意志持つ

夏と冬とどっちが好きか/得意か,なんてのは定番ネタでしょうが,そんなのでも世界レベルで考えれば一概に言えないのは文化的背景を共有してるかどうかの違いがあるからよねぇ,とかいう穿った見方は割と得意だったりします.そうなると物事は相対的であるという前提から入った方が比較的答えを絞りやすいですね.とだいたいここまで前提条件を作った頃には話題が逸れてて一安心.でも風邪は逸れてくれませんでしたそんな理屈では.なのでからだだけはだいじにしてくださいゴホンゴホン. という事でちょっとした

対話して意味を聞かして知る作業

 ここんとこイベント事によって自分の手持ち機材を使う機会が出てきたりしてるんですが,それを通して,別にそれじゃなくても何とかなるけど,それを使えばクオリティを保つ方へ役に立つという経験を通したわけで.それで暫く放置していたものをまた使うようになったりしてます.まぁそれほど頻度は多くないんですが,使うループを確立してその閾値が下がるようにしましょうね自分と.  また最近ずっと練習しているものがまだまだ形にはなってないながらも,一応開示しておこうってことでちょっと知り合いに見て

世界をや人の距離をや柔軟に

 ここのところは特に予定もなかったし,まぁいいやって事でちょっと引きこもってました.まぁ引きこもってもメディアを通して世界の広さは味わえるけど,それは脳内で想像するのとどう違うのかけっこう疑問な感じで推移したりすることもあったりします.そういう時には世界のあり方の考察材料として攻殻機動隊なんかがオススメ,と言いつつ,その世界の実現が割りと生きてる間に片鱗を覗かせそうな感じで怯懦しがちなこの頃ですがどうでしょう.取り敢えず世界は二極化しがちなので,インターフェースは常に適切に必