意志や希望は進む力の源,広げていってこそ(5w1h).

・ルーチンワーク慣れは何とかなるもの

・停滞か充実かは対話で知るところ(冷や汗をかきつつ)

・スキマ時間はタスクの中で

 病棟から事業所に異動してからちこちこ書いてるほぼ1行メモは増えていってるかと思うたけど,それは一時の気の迷いというか,やる事がはっきりしてない間のモラトリアム期間における夢やったんやないかなぁという気分で,割りと役割が決まって来て,そのタスクの多さ,というかやろうと思えばいくらでもタスクは増やせるという状況におののいている感じの3ヵ月経過なこの頃です.わたし定時で帰ります(週2日)(時事ネタはすぐ風化するのよ(あ~る並感)).

 まぁ異動した先は別に全く新しい場ではなく,元々10年ほど従事していた場所に戻ったという方が近いわけですし,業務的にも寧ろ最初にやっていた感じに戻る風味のシンプルさになった訳なので,ちょっと前みたいにタスクの波に溺れてしまう感じにはならないかな,まぁなりそうな波が来たらとっとと浜に戻って退散す(r.

そんな部署なんで,担当するというか関わるメンバさんもそんなに初めましてな人は少なくて,数年来から10年来の知り合いが殆どだったり.で,以前ジブンが就労を支援して一般の会社に就職したりして,紆余曲折があって辞めている人とかもいるんですが,それはそれとして本人なりに何とか暮らしを営んでいたりします.それなり穏やかに暮らしてあるんで,それ自体が寿ぐ事なのは確か.で,思い出話とかも雑談に挟まれたり.今日はそんな日だったかな.「3年も(就職して)働いたよ」と相手から話してきたり.ここのところ面と向かって話す機会が無かったので,久しぶりに現状と今の気持ちを聞きたいなぁと時間を貰いました.確か就労支援をする中で「実家に帰ってお母さんと過ごしたい,リフォームして台所を使いやすくしたい」が希望であったなぁと思い出し,そこんとこどうなのよと尋ねたら「まだそう思ってるよ」と少し寂しそうに笑ったり.その為に給料は手を付けないで貯金していたり,実家の帰省も数日過ごせるようになってたりしてるけど,出来てる事は増えてるけど,肝心と所が全然変わってないから,多分本人の満足度は上がってないんやなぁと,薄々感じてた事が改めて本人の口から出てきて,あーねぇ,と申し訳なかったです.
 ジブン(達)が就労支援をする際には,就職する事,また就業を続ける事それら自体を目的にするのではなく,仕事を通した暮らしのあり方,大切な作業の実現と言っても良いんですが,を本人と共有し,その実現に向けて必要な職を得るのを基本方針としています.なので,就職し働いていても(それはそれで大事ですが)本人がそれにより作業の満足度が高まるかどうかが評価としては大事と考えてます.そういう観点から考えると,就業を継続しているかどうかはともかく,それなりに暮らしている状況というのは穏やかに外面的には見えても,少なくともそこで語られるずっと続いている意志(希望)があり,それがずっと変わらないままというのは,その実現に向けての力が足りない,というのを思い知らされています.さていつ今度関わるのかなぁ.まぁまだ慌てるような時間じゃない,のかも知れませんが,物事にはタイミングというのがあるので,次のチャンスがさていつか.

 まぁこんな感じでその時に書いていたメモから内容やその時思った事を書き起こしたりするんで,どちらにしろメモ書きが無くなるわけではなく,鶏頭が先だからメモするのかメモしてるから鶏頭になるのか,でも記録自体はジブンが後で整理する為の思考のタネになる(または片付けの時間を徒に延ばす)ものなのでそれは続けていく所存というか割りとスキマ時間の楽しみという感じなので無くなったりはせんでしょう.本業忘れんごとねジブン(視線斜め上45°.


プログラマを経て作業療法士へ.精神科病院で病棟やデイケア,通所リハなど渡り歩いた後で自立支援事業所へ.主な担当領域は精神障碍を持つ方の生活支援,特に就労支援が中心.大切な作業を大切に,がモットー.