見出し画像

#7 【ロゴデザイン】コンセプトの組み立て方

お疲れ様です。
YUKOです。
第7回目の投稿になります。

このnoteでは
【どうすれば私の絵は売れるの?】
っていうテーマで記事を更新していきます。

今、私が1番大切にしてるのが【自分ブランディング】です。
自分を商品に置き換えて「どうすれば私は市場価値のある人間になれるんだろう?」って常に考えてます。

たとえ、オリジナルの商品を持っていなくても、このセルフブランディングってとっても大事ですよね。
ここ抑えておけば、どこで何をやっても、仕事でもプライベートでも、円滑に過ごすことができます。
年齢や職業といった肩書きに捉われず、大事な要素です。

10代の時、夢なんて1個もなくて、特技も何1つなかった頃に、ここを意識するようになり、人生の捉え方がずいぶん変わってきました。
今でもすっごく不器用だけど、とっても楽しい毎日を過ごさせてもらってます。
なので今回も引き続き【ブランディング】をテーマに、作ったものをシェアしていきます。


ちなみに私は、こんな感じの絵を描いてます↓

画像1


▼Instagram
https://www.instagram.com/yu.ko340
みんなのリクエストに応え、オーダーメイド制で絵の受注を受けてます。

今の私が目指しているのは【フツーに売っても、売れちゃう商品(作品)・サービスを発信すること】です。
やっぱ、ベタな売り方をしても売れちゃうものが、最強だと思うんです。
コストかからないし。

それで【自分】っていう存在に【信頼価値】がついたり【集客力】が備わったら、最短距離でここにたどり着けるなって思いました。
商売経験ゼロ・ノウハウゼロ・集客力ゼロの状態からのスタートですが、できるとこまで頑張りたいと思います。

前回のお話では、こちらのスローガンをシェアしました↓

画像2

HEARTWORK NOT HARDWORK
ハードワークじゃなく、ハートワークを。

HEARTWORKの中には【HEART(ハート/心)】【ART(アート)】【ART WORK(作品)】って言葉が入ってます。
【心のこもった仕事・心のこもった作品】って意味です。
書体も1から自分で、デザインしました。

スローガンは、自分がみんなに向けてどんな価値を提供できるのか?
みんなが自分と関わることで、どういうメリットをもたらすのか?
自分が持ってる価値観は何なのか?
っていうのを、激シンプルな1言にまとめ、今後のPR活動を戦略的に行うために考えたものです。

そして、この価値観を落とし込んで作ったロゴがこちら↓

画像3


今日はこの、ロゴのコンセプトをご紹介したいと思います。
ポイントは以下の通りです。

【ポイント】
①自分を主体にしたロゴにする(アートの要素は除外)
②モノクロで限りなくシンプルにする
③顔から表情を削ぎ落とす

お仕事なんかで企画の主軸を考えたり、コンセプトを考えるのって超むずいですよね。
プロジェクトやブランド全体の根っこの部分を決定づけるので、1番大事で1番難しい。
この最初の段階で躓いちゃうと、今後の方向性がブレちゃいます。

でもここが決まれば、仕事は半分終わったも同然。
私も、ずいぶん時間をとって、丁寧に考えていきました。
1つずつお話していきたいと思います。
今まさに、同じ課題にぶつかっている人と、この話題を共有できたら嬉しいです。

--

①自分を主体にしたロゴにする
(アートの要素は除外)


2021年時点のスタバのロゴって、人魚みたいなのがポンってあって、コーヒーの要素入ってないですよね?
しかも、年々デザインがシンプルになっていってます。

それって、コーヒーを売ってるっていうイメージに限定しないことで、かえって将来的なビジネスモデルの広がりを示してるんだと思うんです。
ソフトバンクとか、楽天って「何の会社?」って聞かれても、一括りにこんな会社ですって言えませんよね?
そんな感じです。

スタバが売ってるのは、コーヒーじゃなくて、お客様がコーヒーを美味しく楽しめる【空間】です。
家庭でも職場でもない【第3の場所(サードプレイス)】を提供することによって、お客様にくつろぎや楽しさを与えています。

その思想ってすごくクールでいいなっと思って、私も参考にしてみました。
そこで、パレットとか筆みたいな、絵描きを連想させるモチーフは除外して、将来の可能性に広がりを持たせることにしたんです。

画像5


けれど、スタバの人魚やAppleのリンゴみたいに、特定のモチーフをシンボルにすることは、あえてしませんでした。
時代の流れと共に自分の価値観も変化させたいからです。
植物とか生き物とか、そういう別の何かを象徴に置いちゃうと、自分の価値観が限定されちゃいます。

「時代が変わっても、変わらず大事にしていきたいものって何なの?」
「そのロゴマークが、将来的に資産価値を持つとしたら、どんなシンボルが適切なの?」
「私が死ぬまで追求し続けたい価値って何?」

こんな風に考えた結果、最終的にたどり着いたのが【自分という人材価値】っていう基準です。
どんな時代が来ても、災害やトラブルで財産を失っても、自分さえ残っていれば、1からやり直せます。
私は、そんな環境を未来の自分に準備してあげたいなと思いました。

【自分】そのものに【見えない価値(無形資産)】が備わったら、新しい分野に挑戦して結果を残しても、YUKOっていう1つの価値として残るからです。
そうすれば、どんな環境下でも、きっと社会で誰かの役に立てるはず。

そんなわけでロゴには、植物や生き物の代わりに、自分のシンボルを置くことにしました。
自分のロゴがいつか、街の景色の一部として溶け込むと面白いなーって、そんな感じで夢を膨らませながらデザインしてます。

ただし、この発想にはリスクもあります。
この自分自身をブランディングするって発想は【かけ算】の考え方です。
10+10(足し算)よりも、10×10(掛け算)の方が、倍増するスピードや結果も格段に桁が違います。
その一方で、どちらかがゼロもしくはマイナスになると、トータルの合計もゼロやマイナスになります。

つまり、YUKOっていう商品にプラスのイメージがつけば、私の資産になるけど、悪いイメージがついちゃうと、倍速で資産を失うってことは理解しておかなくちゃいけません。
常に運命共同体の側面を持ってます。

それにチームや組織ぐるみのロゴには、この【自分主体】って発想は不向きなので、おすすめできません。
なので私の場合は基本、個人の活動として捉えていきたいと思います。

今は失うものがないので、試しにこれで様子を見てみます。
失敗しても、みんなに実験の参考結果が残せるし、私自身もそこからちゃんと学びを得たいと思います。

--


②モノクロで限りなくシンプルにする


第3話でお話した自分の核となる考え方【コントラストの追求】をベースにしたものです。
黒と白って、1番コントラストがくっきりしている組み合わせで、普遍的ですよね?
しかも季節問わず使える配色です。
だからどんな景色にも、このロゴが馴染むように、配色は黒と白にしました。

加えて、ポイント使いで、スローガンの【HE】の部分に、黒と白を半々取り入れた、50%グレーを文字にあしらってます。
【ARTWORK】の部分が引き立つように。

画像4


スローガンについてアドバイスをくれた、友人Sはこう言ってました。
「HEなのが残念だ。君は性別が(SHE/HER)だからね。」

実はHEは私のことじゃなくて、別の人を指してます。
私が尊敬してる人です。
その人のことを思いながら、心を込めて創作に励みたいと思います。

現代は特に変化の激しい時代。
目まぐるしく流行や価値観が変化していくので、どんな時代にも適応できて長く使えるってのを意識しました。

限りなくシンプルかつベーシックにすることで、男女問わず受け入れられるデザインにしてます。
シンプルなデザインや配色だと、印刷などのもろもろの費用も抑えられますもんね。

--

③顔から表情を削ぎ落とす


もし自分をトレードマークにするなら、どんな表情をしてるんだろう?って考えました。
私にスローガンのアドバイスをくれた友人Sは、こう言いました。
「HEART(ハート)がスローガンになってるから、表情にも温かみがあってポジティブなものがいいかな。」

でも、表情さえ余計な情報だと思った私はあえてそうしませんでした。
ミッフィーやハローキティぐらい、限りなく簡素化した表情にしたかったんです。

人と会う時は笑っていることが多い私ですが、本気でプロジェクトに取り組む時は違います。
ただひたすらに、黙々と、真剣に、目の前の作品と向き合い続けます。
それでも、心から向き合っているっていう事実は変わりません。

むしろ、表情を作ることを忘れちゃうくらい、純粋に自分の心を作品に捧げてます。
だから、これからも作品を作り続けるためには、笑顔さえも余計な情報だと思いました。

怒りや悲しみだけじゃなくって、喜びっていう感情も、引きずり続けると良いことはありません。
作品を作り終えた達成感を感じられるのは、ほんの一瞬です。
その一瞬を引きずることなく、また新たな作品作りに取り組む。

こういう姿勢で臨むことが、結果を出すためにすっごく大事だと思いました。
そんなわけで、笑顔さえもロゴには不要な情報ってことで、より簡素化してます。

完成品を見せた時に、Sも「簡素な表情が一番デザイン的にはしっくりくるね」ってコメントをもらいました。
多分これが1番私っぽいです。


こんな感じで煮詰め、最終的にはこういうコンセプトシートみたいなのも作っちゃいました。
ググって参考になるサイトをいくつか調べながら、見よう見まねで作ったやつです。

画像6


ロゴ作った経験があんまりないんで、素人レベルですが、すっごく楽しかったです。
これから、このロゴに価値がつくように、いろんな挑戦をしていきたいと思います。

今お仕事で頑張っているみなさんに追いつけるように、私も頑張っていきたいです。

それではまた、お会いしましょう。

この記事が参加している募集

リモートワークの日常

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?