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私のポートレートの撮り方

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我流でやってきた私のポートレート、ヌードに対する愛と技術のエッセイに、写真作品を付けています。
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#noteポートレート部

相川みさおさんの写真、見つかる。

相川みさおさんの写真、見つかる。

ネガは依然として見つからないが、相川みさおさんの写真が見つかった。
プロラボの手焼きプリント、六つ切り。

彼女は、雑誌『クリーム』の大物の一人。
二冊出している写真集は、今もヤフオクでさかんに取り引きされてるし、雑誌の切り抜きもオークションに出てる。

そんな彼女が、栃木県の足尾までなぜか一人でやってきたロケ撮影。

経緯は覚えてないけど、別の日にマネージャーと三人で食事をした事はある。

私の

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ポートレートはロケ地だよ。腕は関係ない。

ポートレートはロケ地だよ。腕は関係ない。



【見てもらいたいなら市場規模を考える】

例えば、ゴキブリの写真を見たい人はいない。

その市場規模が小さい。
ようは『人口』のことだ。

ゴキブリ写真を見たい人はその研究者か害虫マニアしかいなく、市場規模は僅か。
逆に、美しい鳥を見たい人は多い。前者が100人だとしたら、後者は100万人かも知れない。
すべての写真作品に言える事だが、プロとして、またはプロのように売りたいなら、まずはそこを考

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写真家のミューズを考える

写真家のミューズを考える

【カバー写真・撮影 山宮健(里中李生)】

『ミューズ』とは女神の事だが、人物を描く芸術家のモデルになる女性のこともミューズと呼ぶ。
特に、その芸術家の恋人、妻、愛人、妹などが積極的にヌードなどになり、尊敬する男性芸術家の作品創りのために人生をかけるほどの女を彼らは、作品を創りながら彼女らを愛し、「私のミューズ」と思っている。

平成の時代、荒木経惟という有名な写真家がいた。
同年代の篠山紀信と対

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ポートレートに必要なレンズは?プロに騙されるな

ポートレートに必要なレンズは?プロに騙されるな

私がプロ写真家として活動していた頃、レンズは200mm超を除いてすべて持っていた。
たまに風景を撮るから広角レンズも。
70~200mmの大三元も含め、マクロの100mm(micronikkor105mm)、85mm、50mm、35mm、150mm前後。それぞれカメラメーカーは違うが、10本は持っていた。

だが、ポートレートやヌード撮影で使うのは、あくまでも私の場合は50mmがほとんどで、前後の

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私が愛した私のポートレート作品

私が愛した私のポートレート作品

◆過去の有料記事に載せた作品が含まれます。

フィルム時代、最近のデジタル写真を含めた厳選10枚です。とても絞るのに苦労しました。一枚、一枚に解説、撮影エピソードがあります。
【10枚では収まらないので、足していく事にしました】

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なんでこの作品、不人気なのかな

なんでこの作品、不人気なのかな

まあ、不自然さはあるか。水着じゃなくてヌードか着衣が乱れてる方が物語性はあるかも。
一秒くらいのスローシャッターで、モデルさんが息を止めて頑張ってくれたお気に入り。
『いいね!』全然つかないで、作品とモデルさんを汚されたくないから、今回でラスト出品…。

あとでA3くらいにプリントしてみよう。

カメラは、MamiyaRZ67proⅱ。