祐樹せつらのお金・ビジネス・投資に強くなる話 Vol.12:お金
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🌟日本の年金制度はまだ100年も経っていない
国民年金制度は1962年に創設。
厚生年金制度は1942年に創設。
ともに100年も経っていない。
なお当時の受給額は微々たるものだった。
1950年から日本人の平均寿命はのび始めたが、その当時は子どもや孫や親族が高齢者を扶養するのが常識だった。
1973年の年金改革によって厚生年金受給額は一気に増えた。
🌟昔の日本の年金制度は「積立方式」だった
積立方式とは年金保険料を貯めた後に利子をつけて分割支給する方式。
昔は積立方式を採用していたが、高度経済成長期になるとインフレが発生して積立金の価値が目減りした。
そのため現在は「賦課方式」に移行した。
賦課方式は現役世代が高齢者に仕送りする方式。
ただし実際には積立も行なっている。
🌟現在の年金制度は賦課方式
賦課方式とは現役世代が払った年金保険料が同時期に年金受給者に支払われる方式。
導入時は高度成長期で人口増だったため、現役世代の負担は少なかった。
しかし現在は少子高齢化が進み、現役世代の負担が大きくなっている。
🌟諸外国の法人実効税率
諸外国に比べて日本の法人税は高いと言える。
ドイツ29.93%
日本29.74%
米国27.98%
フランス25%
英国25%
イタリア24%
シンガポール17%
香港16.5%
🌟消費税を引き上げて直接税を引き下げる3つの利点
利点1.税収が安定する。
なぜなら消費税は広く薄く徴収できるため。
直接税では不景気が続くと財源が激減してサービスが不安定になる。
利点2.お金持ちや法人から確実に取れる。
なぜなら富裕層や大企業には所得税や法人税の抜け穴があるため。
利点3.直接税が下がることで海外から企業や工場を日本に呼び込める。
🌟日本の国家予算が決まる流れ
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