soar morning tea event
土曜の朝、初めてsoarさんのイベントに参加した。
初対面の人しかいない中に足を踏み入れても、不思議と疎外感を覚えない空間。
基本的にその場の人と話してと言われると帰りたくて仕方なくなってしまうけれど、ディスカッションパートがあってもまた来たいなと素直に思えるイベントだった。
今回のテーマは回復について。
回復とはなんだろうと、回復と遊びは何が違うんだろうと、自分の中で何が回復に値する物事になっているのか、理解しきれないまま参加した。
スタッフの方が自己紹介をしていく中だけでも、人によって全然違う回復のバリエーションが挙がっていく。
アイドルを応援することだったり、好きな食べ物を食べることだったり。
あぁそういうことも回復に該当するんだと、頷きながら自分の中の答えを探す。
冒頭のお話の中で、声を出すことも回復に繋がるということを言われていて、なんだか妙に納得してしまう。
声を発さないで過ごすことは楽だけど楽しくないし、なんなら一人でいたって声を発した方がやりやすい。
お茶のイベントだったから、soarさんのmorning teaを試飲させてもらったけれど、ハーブティーが苦手な私でも美味しいと思える味がした。
みかんの香りが強くて、すっきりと優しく元気が出る。
お茶ひとつとっても、中に含まれるもので味も効能も違ってくる。
お茶に効能なんて考えたことがなかったけれど、これを飲んだら結構そういう要素は大きいようにも思えた。
イベントの中ではsoarさんの記事の中から回復を切り取った部分を紹介されていた。
回復の物語は、物事に気付いたり出会ったりすることで変わっていく。
それぞれの話の根底にあるのは、自分が今感じていることを良いことも悪いこともジャッジせずに大切にしていくことだと感じた。
その上で納得して受け入れること、そして自分の物語を語れるようになること。
長期的な回復は時間がかかるけれど、この過程を乗り越えた時に見える世界は、また大きく違うものになっていくんだろう。
回復の方法についてのお話で、チェックインやモーニングページというものについて初めて知った。
内容はそれぞれ、その日の自分の気分や体調を言葉にして周囲と共有することだったり、心の中に浮かぶことをノートにひとまず書き出してみることだったり。
言葉として外に出すことで頭をクリアにすることができるし、自分への理解が進んだり周りへの気遣いができるようになったりするらしい。
これは周りとやることは難しくても、小さく自分の中だけでも始めていけたらいいなと思った。
今回のイベントを受けて、回復は頭を空っぽにすることなんだと感じた。
目の前の物事に没頭することだったり、空っぽの時間を持つことだったり、言葉にして頭の中を整理したり。
考える時間を持つというよりも、敢えて考えない時間をとることが必要なんだろう。
遊びと回復が違うというわけではなくて、それをすることで考えないでいられるくらい没頭できるか。
楽しいと思える時間は、きっと回復にとっても役立つ。
自分の中での回復は、ノートに頭の中のことを書き出すことだったり、遠くに出かけることだったり、楽器を演奏することだったり、友達と意味のないことで笑うことだったり。
回復か遊びかの境目を見出そうとする必要はなくて、ただ自分が元気になることをすればいい。
回復はより良い状態になるためのものだから、頑張るエネルギーを貯められることを見つけていけばその分だけ回復力がぐっと高まる、そんなことに気づけた土曜日だった。
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