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猫・備忘録

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猫と私を中心とした記事をまとめていこうと思います。私の備忘録として。大切な猫達の記録として。
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#猫がいる生活

だらん、ごろん。

だらん、ごろん。

土曜日はチートdayにしている。リビングに掛け布団をずるずると引っ張ってきてそこで寝ている。床に寝ているので起きると身体がバキバキだけど、眠りは意外にも深い。大体は、猫のおトイレ後の猫砂をカキカキする音で目が覚める。

この眠りの何がチートなのか、というと、いつもせっせと寝室に移動させる猫グッズを運ばなくていいことと、目が覚めた後も起きない私に擦り寄ってくる猫を、低いところから眺められる点だ。

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雪見

雪見

室内飼いの猫は雪を知らない。
この時期の外の寒さを、過酷さを、野生を知らない。

私たちが必死で雪かきしたり、
滑らないように気をつけながら歩いたりしているのも、
きっと知らない。

それでも、ヒラヒラと、しんしんと降る雪を
食い入るように見つめている。

我が家の2匹目の猫はまだ1歳未満の為、
これが初めての「雪見」です。

真っ直ぐ窓の外を見つめ、
耳がぴくぴくと動きキョロキョロとして
ひとと

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たっぷり甘やかす、の。

たっぷり甘やかす、の。

トップ画に、上の森 シハさんのイラストを使わせていただきます。猫のシモベは多分皆さんこんな感じなのではないか、と思われます(私見です)。

今日は、それはそれは大変な一日でした。

私ではなく、新入り猫にとってです。

なんたって、彼にとって去勢手術の日だからです。
彼にとって大切な身体の一部を失うのですから。

でも、人間の女性が毎日ピルを飲んで、
生理不順や子宮内膜症などを予防するように、

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コドモは苦手だ

コドモは苦手だ

はじめまして、ワタシはとい(人間)の猫です。
名前も姿も非公表であります。
(以下、人間をヒトと呼称します。)

近頃、といは、ヒトらしさを取り戻しつつあります。

家猫であるワタシは外の世界へ踏み出したこともなければ、
同居人以外のヒトの生活とやらを知りません。

そんな私の考える「ヒトらしさ」とは、
「ネコの○もち」のような人間向けの教則本に書いてあるような行動を、
浅はかな考えで実行してしま

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猫部屋は今日も穏やかである。昼間は古参猫と猫女中(私)と新入り猫が一定の距離をとって暮らしているからである(猫も私も寝ていたりする)。しかし、猫女中が外へ出るのを億劫に思うことがあるように、古参と新入りの間にはまだ大きな隔たりがあるようで。久々に古参猫の背中の毛が逆立つのを見た。