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海沿いの田舎町へ【キューバ旅行記2】
こんにちは!yukiです。
今日はキューバ旅行記の2回目です。
カリブ海の島、キューバ。
ラテン系なイメージのとおり、
明るく陽気な雰囲気がある国でした。
今回は、
次のようなお話をしていきますね。
つらーい夜行バス
美味しいキューバごはん
海沿いの田舎町を歩く
楽しんでいただけますように!
過酷な夜行バス
キューバは、
東西にひょろりと長い島。
首都・ハバナは島の西側にありますが、
「せっかくなので東側も見てみたい!」
ということで、
バスで移動することにしました。
鉄道もありますが、
昼の滞在時間をのばすのために
夜行バスを使います。
ツーリスト用の高価なバスと、
安価なバスがあるのですが、
現地のことを知りたかったので、
後者を選びました。
夕方。
バスが発車する駐車場に向かいます。
乗り物を一目見て、
不安が沸きあがってきました。
これ、バスじゃないじゃん…!
![](https://assets.st-note.com/img/1689770112952-JzpvU5eAaS.jpg?width=800)
もはや改造トラックに近い。
この乗り物は、
「カミオン」
と呼ばれています。
カミオンに乗り込むと、
恐ろしいことが判明しました。
なんと、座席が鉄!
カッチカチで、坐骨が痛すぎます。
夜行でこれはヤバい。
どんどんお客さんが乗ってきて、
車内はぎゅうぎゅうになりました。
大きなエンジン音をさせながら、
カミオンが走りはじめます。
するともう1つ、
恐ろしいことに気づいたのです。
窓が閉まらない…!
というか、窓がない。笑
びゅうびゅうと
風が吹きつけてきます。
「・・・これ、寝れるかな汗」
そとは、だんだんと
夜になっていきました。
車内には明かりがなく、真っ暗。
明かりくらい付けたらいいのに!
荷物の口に南京錠をかけ、
身体にしっかり固定します。
これだけぎゅうぎゅうだと、
何が起こるか分かったもんじゃない。
幸い、道は悪くありません。
すると意外なことに、
すんなりと眠れてしまったのです。
時々うっすらと目を覚しながらも、
気づいたら朝が来ていたのでした。
我ながら、図太さにびっくり!
美味しい!キューバごはん
夜行バスを乗り越えたものの、
目的地にはまだつきません。
乗り換えの小さな町で、
ごはんを食べることにしました。
キューバのごはんは、
これといったインパクトは薄いですが、
クセがないので何度食べても飽きません。
![](https://assets.st-note.com/img/1689770232143-yfSfSA2gM4.jpg?width=800)
だいたい、
ご飯、メイン、付け合わせ。
雑穀米のことも多かったです。
このときの食事ではないですが、
キューバでは、ロブスターも有名。
“ランゴスタ”と呼ばれています。
民泊した宿のおばあちゃんが、
夕食に出してくれました。
![](https://assets.st-note.com/img/1689770292373-TOtPwhhKkr.jpg?width=800)
大きくて、プリプリで美味しい!
写真の付け合わせは、焼きバナナです。
海沿いの田舎町
ごはんを食べたら、
今度は別のカミオンへ乗車。
![](https://assets.st-note.com/img/1689770339875-w5ZnVkNVQK.jpg?width=800)
やはり、座席は鉄。
なんだろう、この“輸送車”感…
![](https://assets.st-note.com/img/1689770372877-0iJ40gfShl.jpg?width=800)
午後になってようやく、
目的地のバラコアに着きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1689770509971-VmaHNpGFr4.jpg?width=800)
バラコアは、海沿いの小さな町。
風が潮の香りを運んできます。
雲はどんどん形を変え、
晴れたり、突然雨になったり。
![](https://assets.st-note.com/img/1689770412952-AecwQbUGRg.jpg?width=800)
宿を見つけて荷物を置き、
町を歩きます。
都会のハバナでは、
声をかけられることは
ほとんど無かったのですが、
ここではけっこう話しかけられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1689770453800-ehctJG2UVQ.jpg?width=800)
「Welcome! Welcome!」
と気持ちのいい大声で
言ってくれるお兄さんも!
海沿いの公園では、
若い男の子たちが
スケボーの練習をしています。
ゆるやかな空気が漂う、
落ち着いた町です。
やっぱり地方はいいなあ。
![](https://assets.st-note.com/img/1689770924910-dUudFy7OmH.jpg?width=800)
特に観光する場所もないので、
海を眺めながら
ぼんやり考え事をしていると、
遠くから、
「オラ!」
って可愛い声が聴こえてきました。
声のほうを向くと、
子どもたちが手を振っています。
“オラ”とは、スペイン語のあいさつ。
英語の“Hi”にあたり、軽い感じで使います。
![](https://assets.st-note.com/img/1689770983240-08gRe1S5gp.jpg?width=800)
キューバの公用語はスペイン語です。
それは、400年もの長い間、
スペインの植民地だったため。
スペインって、
そんな大きい国じゃないのに、
とんでもないほど広い範囲を
植民地にしてたんですよね。
中米はもちろん、南米だと、
コロンビア、エクアドル、ペルー、
ボリビア、アルゼンチン、チリなど。
地図で見ると驚愕してしまいます。
スペインが多くの国を征服できたのは、
騎馬や銃器などの“力”はもちろんのこと、
ヨーロッパから図らずも持ち込んだ
病原菌の影響も大きいと言われています。
欧州の国々を壊滅すれすれに追い込んだ
天然痘やインフルエンザは、
新大陸にも大打撃を与えたのでした。
キューバがスペインに支配された時から、
すでに500年以上が経っています。
今の平和がこれからも続いて、
子どもたちが
笑顔でいられる国でありますように。
無邪気な笑顔に心洗われながら、
そう願うのでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1689771155613-qLOZ90yGo5.jpg?width=800)
みんな、元気でね!
アディオス!(ばいばい!)
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
それでは、今日も良い1日を!
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