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お金と幸せについて考えてみた

皆さんはお金を欲していますか?
幸せになりたいですか?


私は裕福になりたいし、幸せにもなりたいと思っている。


日本ではお金を欲しがること=下品でいやらしいこと
という価値観が浸透している。
お金の話をすると何か多くの人が疎遠している感じがする。



しかし、現代の資本主義国家ではお金をいかに多く、
効率的に稼ぐか
が権力の象徴となって如実に表れてくる。
所謂、自分で稼ぐ力がなければ資本主義国家では
生きていけないのである。



最近は副業ブームで脱サラをしたり、
専業主婦の方が自宅で稼ぐということも
稀ではなくなってきている。


これほどまでに副業が浸透したのは何が発端なのだろうか?


私が考える理由↓
①現在の収入では生活維持できなくなった

②コロナ禍という前代未聞の疫病を経験して、
安定収入の大切さに気付いた

③仕事に幸せを見出しにくくなり、
社会に搾取されているのに気付いた

ネットの普及により、本業以外でもお金を
得ることのハードルが下がった

などが挙げられる。


まず、何といっても最近はコロナウイル関連のニュース
ばかりが報道されている。
何度もコロナ関連の話を耳にすると気分が下がってしまう。



昨今のコロナ禍の影響で職を失ったり、
あるいは給料を減額された方も多いのではないだろうか?



生活が苦しくなり、命を落とした方も残念ながら存在する。


今回だけでなく将来も、
このようなパンデミックが再度起こる可能性も無きにしも非ずだ。


疫病だけでなく自然災害、病気・怪我など、
仕事に万全の態勢で臨めなくなる外的要因はたくさん想像がつくだろう。


このようなリスクをできるだけ軽減し、
万が一の際に備えるため、
自宅にいるだけで収入が得られる副業が拡大したのだと考えている。

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ここで質問↓

収入が増えると幸福度は上がるのか?


これの答えははっきりとは結論付けることは不可能に等しい。
幸福論は人によって考えが多様で、
一つの解に定めることが出来ないからである。



しかし、多数の人々の意見をまとめ、
ある程度の相関を研究することは可能だ。
ある調査では、一定の金額までは収入に比例して幸福度が
上昇するという結果が出ている。


しかし、年収600~800万円を超えると相関は見られなくなる



どうして収入が増えていくのに、ある金額で頭打ちになり、それ以上稼いでもそれ以上の幸福を感じることはないのか、私には意味不明だった。

お金がたくさんあればほとんどのモノが買えるし、
些細な金額のことで夫婦喧嘩などもなくなることは
誰でも容易に想像がつく。


しかし、ある水準の年収を超えると
お金自体にはそれほど価値を見出せなくなってしまうと言われている。


経済学の用語に「限界効用逓減の法則」というものがある。
これは1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と
回数を重ねるにつれて満足度が減っていくという法則である。


この法則は誰もが経験したことがあると思う。
例えば1杯目のビールは本当においしく感じたまらなく満足するが、
2杯目、3杯目と進むにつれてあまり満足感(おいしさ)
を感じにくくなる
だろう。


年収においてもこれと同じことが言えるのではないだろうか?


ある水準までは給料が増えるにつれて、
今まで買えなかったものが買えるようになり、
またお金があればやりたかったこと・
お金があれば行きたかった場所
などの理想を叶えられるようになるだろう。



しかし、好きなことをした後も、
まだまだお金が残っているとしたらさすがに
物欲の強い人でもいつかは飽きがくるのではないだろうか。



そのため次に本当に永遠に続く幸福を手に入れるため、
行動をし始めるというのが一般の流れだと思う。



また、その人の価値観や考え方によって
幸福度に大きな差が生まれる
ことが分かってきている。⬇️


・人との交流に大きな価値を見出せる人は幸福
・質素な生活をしたいと思う人は不幸
・利他的な人ほど幸福(他人の利益を最優先)


幸福感に左右されるのは友人の数よりも友人の質
であることが報告されている。
どんなに友達が多くても、
それぞれの友人との親密度がそれほど密でなければ、
あまり幸福感には影響してないことを表す。



沢山の友達を引き連れてワイワイ騒ぐのが好きな人もいる一方で、
静かに本を読んだりゆったりくつろぐのが好きな人もいる。


友達が多い方がいいのか、
少ない方がいいのかの議論には答えがなく
人それぞれで異なるためここでは割愛する。


私が思うにベストは「気の合う仲間が一人でも存在し、
お互いに干渉しすぎずドライ過ぎない関係で、
悩みは相談し合える仲
」だと思う。


私自身、友人が多い方ではないが、
年に数回ラインで連絡が来て会っておしゃべりする友人は
数人存在する。孤独は全く感じておらず、むしろすごく幸せだ。


私みたいに友人の数が少なくても
悲観したりネガティブになったりする必要はないと思う。



今後の人生で誰かと知り合う際は、
親密でお互いを信頼し合える仲間を探していくのがベストだと思う。



総合して言えることは自分のためだけでなく、
相手のことを思いやり、
ボランティア精神をもって行動できるか否かで
幸福・不幸が分かれる


よく聞くと思うが、
他人にものを買ってあげたり
何か貢献すると幸せを感じる
というもの。



またボランティア活動を多くする人ほど
自己肯定感が高く幸せを感じやすい


明らかに自分勝手な人は他人からも信頼されにくく、
将来は孤独になってしまうだろう。


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私には八方美人の友人(男性)がいる。
仮に友人Hとしよう。

外見は人当たりが良く明るい印象を持つ友人だが、
とにかく愚痴が多いのが特徴だ。


私はよくその友人の話し相手になるのだが、
いつも他人の悪口をつらつらと述べるのが日常茶飯事だ。
最近、友人H受験のストレス、

彼女にフラれたショックのダブルパンチでうつ病と診断されたそうだ。
ある日泣きながら私に連絡してきた。


彼女にフラれた理由は、
自分勝手でしつこい彼の性格が祟ったためである
身近な友人に相談してもそんな性格なら仕方ないなと
笑って済ませられたらしい。


他の友人に相談しても皆、
真剣に相談してくれる人はおらず最終的に私の所に連絡してきた。


印象的だったのは「私に連絡して、
もし当てにされず慰められなかったら、絶対自殺していた

と彼が話した言葉だ。



私を信頼してくれていたのは嬉しいが
何か面倒くさいものを背負ってしまった気がする。


八方美人で皆に人当たりが良くても裏で
悪口を言いまくって虚言癖がある人間は、
いざというときには誰も助けてくれない
という教訓を学べた気がする。



話が脱線してしまい、申し訳ない。

お金と幸せ論の結論は、
ある程度の収入を稼いで生活が安定した後は、
ボランティア活動などを通して掃除・募金などをして
他人のため社会のために貢献すること




お金はあるのに物欲がない人は家族や
友人にプレゼントを送ってあげる
などの
些細なことでも十分だと思う。


本当に心から友人を愛して、
大切に思い、悩みがある際は共に助けてくれる友情を育むべきだと思う。



これからは人のために自分に何ができるのかを
問いながら生きていく時代になりそうだ。



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