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売りたいものと売れるもの

以前「カフェってこれからどこへいくのか」みたいなことを書いたことがあります。去年の最初に書いた記事で本当に下手なんだけど。


僕は常々働き方は生き方であると思っています。
僕らの世代まではきっとモノを仕入れて作って売るというモデルでよかったんですけど、これからはその売り方が止まったままではいけないくて、飲食店やカフェという文化の先に行けないという時代だと思います。
新商品の開発やサービスの向上だったり格好いい内装だけではこれからは立ち行かなくなる。飲食店はいよいよそうゆう時代に突入していくと思います。僕は独立したいというスタッフや元スタッフを含め、もっと若い子に飲食店(カフェ)を作ってほしいなと本気で思ってるけど、今現在の攻略法が今のままでは通用しなくなると思っています。



いいお店は確かに存在しているんだけど廃業率も高く「写真を撮ったらもう行かない」というように一度行けば終わりのお店がほとんど。もちろん一度行ったら終わりというのはSNSの起りに関わらず、ずっと昔から存在しているけれど。

エコであることや環境への取り組みなど「地球という星への課題の解決」を謳いそのポリシーに賛同してもらう(支援してもらう)というお店が増えてはきたけどまだまだ一部で基本的にはコーヒーを売っているだけ。

【Do well by doing good.】とは、imperfectが目指す「持続的な世界の食と農の在り方」を推進する活動名です。この活動によって、生活者の「食の喜び」を通じて、生産者である「農家の自立」を支援します。
この【Do well by doing good.】を推進し、生活者と生産者との距離を縮め、生産現場に存在する様々な社会課題の解決に生活者が無理なく参加できるサイクルを構築します。

この企業さんは表参道ヒルズにコーヒースタンドを含めた実店舗があるけど、このimperfectさんは本当に取り組みが素晴らしいです。誰から買うか、に焦点が当てられてきたけどその誰かは売り上げや利益を何に使っているのか、まで見られるようになってきたという事で、それに賛同できるかどうかというファッションでもあるという事。

未だにほとんどのカフェやコーヒー屋では、値段もコーヒー1杯に値段が付けられ、その他には付けられていない。
他にも事業を持っていて、カフェでの利益が柱の一つでしかない場合もあるからそれはそれでいいけど、そうでない場合は「売り上げが足りなくて困った…」という具合になっていたりする。
コーヒー1杯が350円前後では必然的にそうなるっていうのは少し考えればわかる。

目の前で消費行動が起こっていてレジのお金は増えていくから、なんとなく売れている気になるけど帳簿や決算書を見ると頭を抱えてしまう経営者は多い。自分も若い時はそうだったから偉そうには言えないんだけど、丼勘定は良くない。数字は嘘をつくことはない。「お客さんはたくさんきていたはずなのに利益が出なくておかしい」ということはなくて、それはお客さんが来ていないか、たくさんお客さんが来ていても利益が出ない(足りない)仕組みになっているか、のどちらか

「モノが売れる」というのはどういうことなのかを考えていくと

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お店にも来てくださいね〜〜!!