- 運営しているクリエイター
#NHK大河ドラマ
まひろの決断と波乱の予感/大河ドラマ『光る君へ』第25回・第26回
宣孝は、まひろとはまったく考え方の違う人物だ。まひろの心に別の男がいてもいいとまで言う。それを蔵之介さんが演じているものだから、包容力のある大人の発言に聞こえたけれど、宣孝にはもともと妻も妾もいる。あんなに生真面目で頑固なまひろが耐えられるのか?とは思っていたが、やはり2人の楽しい時間、彼女が想像していた「気が楽」な時間はあっという間に崩れ去った。
自分が非力と分かっていても、困っている民がいれ
劇的な再会に沸く。そして倫子、気づく/大河ドラマ『光る君へ』第16回
今回こそ感想を早めに書こうと思っていたのに、『アンメット ある脳外科医の日記』第2話のラストに「予想はしていたけど、えっ、そこまで!?」という展開が待っていたため、2度目の第2話視聴。ああ、デスクでのミヤビと三瓶の一瞬の沈黙には、大きな大きな意味があったのだと気づく。さらに再度第1話を観なおして、「三瓶先生……」と泣く。そうこうしているうちに、ヒモ男に転生した直秀のドラマ(チ〇ピラ風情の装いなのに
もっとみる2つの慟哭/NHK大河ドラマ『光る君へ』第5回
ついにまひろは、三郎(道長)が道兼の弟であることを知った。
(以下、ドラマの内容を含みます)
だが三郎は、6年前のことを知らない。まひろに会いたいと文をよこしたのは、ただ素性を明かさずにいたことを謝るためだった。
屋敷ではなく、どこか二人きりで会いたい。まひろは、あの日のことを家の誰にも知られずに、道長に話したかったのだろう。彼女が頼ったのは直秀。散楽の一員で盗人までやってしまう彼が、まひろ
NHK大河「光る君へ」のテーマ曲『Amethyst』
こんにちは。
ミュルアです。
東京は、晴れていますが、とても寒いです。
家に閉じこもって、大河ドラマ(第二回)の録画を見ました。
吉高由里子さん演じるまひろの裳着のお式の様子が描かれていて、十二単が美しいなと思いました。
また、道長のお姉さん(藤原詮子)が円融天皇に冷たくされ『源氏物語』の弘徽殿の女御みたいな展開になっていましたね。
所々、『源氏物語』に登場するエピソードがあって細かく観
平安をなめていたかもしれない/NHK大河ドラマ『光る君へ』
今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』の放送が始まった。視聴を終えて最初に浮かんだことばは、上記のタイトルである。
(以下、ドラマの内容と史実に触れる部分があります)
まだ幼い主人公・まひろ(紫式部)が三郎(藤原道長)に出会うシーンを微笑ましく見ていた時間が、一気に吹っ飛んだ。あのラストは、間違いなく2人の関係に影を落とす。特にまひろの心には、大きな闇が生まれたのではないだろうか。
藤原一族の歴