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メタバースを活用した新しいコミュニティ形成への挑戦

こんにちは、コラボレーターのいたやゆかりです。
私は中学生の頃から、「誰でも気軽に訪れられるカウンセリングルーム」を作ることを夢見ていました。

この夢を叶えるために、文京区で「学びの講座」を基盤にしたコミュニティづくりに着手し、2016年にはトヨタ財団の国内助成プログラムに選出され、本格的な活動を開始しました。

「そとんち」の誕生とその意義

取り組んでいく中で、「そとんち」という特別な場所が誕生しました。
これは血縁によらない、家族のような深い絆を持つコミュニティです。
多様な背景を持つ人々が集い、共に学び、成長することができる場所です。

サードプレイスの重要性と「コミュニスタ」

全国から「そとんち」を訪れる人々との出会いを通じて、身近な場所にサードプレイスが存在する重要性に気付きました。

これを実現するため、「コミュニスタ」というプロジェクトを立ち上げ、全国各地で住み開きやコミュニティを作っている人たちとの横展開を図りました。しかし、2020年のコロナ禍で、リアルな交流の場は制限されました。

オンライン都市「令和市」の展開

この状況を乗り越えるため、各地でリアルコミュニティを行っていた人達と市町村合併のように「オンライン都市令和市」が生まれました。

「オンライン都市令和市」は、多様性を受け入れる先進的で温かい居場所。
私たちは毎年、1月10日から7月24日までの期間限定で、新しいコミュニティ形成の仮説と検証を行っています。

このプロジェクトは、オンラインの世界で人々が繋がり、学び、共に成長しながら「まだ生きていても楽しいらしいよという明日への希望」を大切にしています。

メタバース空間の探究

さらに、私たちの活動はメタバース空間にも拡がりました。メタバース空間での初詣や文化祭を通じて、「バーチャル街作り連合」を立ち上げ、大阪万博への参加やメタバース関連の仕事へと展開しています。


これは新しい形のコミュニティづくりとして重要なステップです。

日本社会における生きづらさへの対応

日本社会において、多くの人が様々な理由で生きづらさを感じています。
大きく分けて人間の生きづらさには6つの項目があると言われています。

  1. 社会的適応の困難

  2. 心理的な要因

  3. 身体的な健康問題

  4. 経済的な困難

  5. 教育や職業上の問題

  6. 文化的社会的アイデンティティ

生きづらさを抱えている人達がメタバース空間で、
①職業参加(お金を稼ぐ)ことや②「空間(社会)参加」をすることで、生きづらさを改善することができるのか。

メタバース空間を体験した人達へアンケートをしたり、インタビューをさせてもらいながら、メタバース空間の可能性と価値を考えていきたいと考えています。

新しい時代への一歩

私たちのこれらの取り組みは、オンラインとメタバースの可能性を最大限に活かし、多様な人々が共生し、支え合う新しいコミュニティの形成を目指しています。

多くの人が閉塞感を感じている日本の中に、「メタバース空間」という新しい空間ができたら、生きづらさを感じている人は心豊かに幸せになることができるのか?

アンケート調査や研究を行いながら、これからも検証を進めていきたいと考えています。大学時代に心理学や統計学を学んだ経験がありますが、質問紙やインタビュー調査の計画立案は久しぶりなので、良い検証方法についてのアイデアがあれば、ぜひ教えてください。

それでは、味わい深く素敵な日々をお過ごしくださいね。


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