見出し画像

「SCIENCE FICTION」発売後の宇多田さんを追う⑥−4

こんにちは。自己満足な毎日をすごしたいです。

「SCIENCE FICTION」発売後の宇多田さんを追う⑥−4です👍

この⑥シリーズでは、4月18日(木)22:00〜放送されたNHK MUSIC SPECIAL「宇多田ヒカル 〜教えて! ヒカルさん〜」、8月25日(日)深夜0:05〜(26日(月))の完全版を振り返っています。

前回は、「traveling〜Re-Recording」の歌唱と、子育てに関する質問でしたね。

以下、宇多田さんの発言は⭐️、個人的な考えは🔹で記載しています。


苦手意識って役に立たない

質問「大人になっても他人と関わるのが苦手で他社と交わりながら自分も大切にできる方法は?」

質問者さんからの詳細は…

私、今、男の子が二人いまして、同じ男の子のママなんですけど、昔から、人と、他人と関わるのがすごく下手で、苦手なんですね。苦手なんですけど、他人と関わりたいっていう気持ちがどうやらある、っていうふうに最近気づいて。でも上手くできない。昔からの一定の癖みたいなので。もし、他人と関わりながら自分も大切にしながら生きれる方法があれば、ヒカルちゃんにアドバイスをもらいたいと思って。

⭐️宇多田さん
「それすごくわかりますし、人との付き合い方が下手なんです。どうしたらいいですか?っていう質問、他にもあったんです。私、特に人付き合いで難しいって思ったのが、何気ない、子どもを学校に連れていった時とか迎えに行った時の他の父兄さん達とのちょっとした会話とかで。すっごい気を遣っちゃって。なんか変なこと言ったかな、とか。どんなこと話したらいいんだろうとか。なんかやな奴って思われたかなとか。すごいなんかこう、弁解するチャンスがないから、ってのが日常的に。なんか考えすぎててやだなって思って。でもそれを人に相談してたら、まあみんなもそうなんじゃないって。意外とそういうのって得意な人っていないっていうか、ある程度気を遣う状況って、みんな結構気遣ってるのかなって、そういうふうに見始めてから、みんながすごい可愛く見えて。私と同じくらいみんなもなんかこう、ちっちゃいどうでもいいことで結構気を揉んでるのかなって思ったら、そんな人たちが集まって、なんか会話とかしてるのがすごい愛しく感じて。そういうことが大事なんだなって思って。それをちょっとずつしてるうちに、だんだん気を許し始めるというか。私もずっと苦手って思ってたんですけど、苦手意識って、それかすごくそう思っちゃうやなこととかが今まであったから、そう思っちゃうのかもしれないけども、苦手意識って役に立たないってすごく思うんです。本当に持ってて、いいこと何にもないなって思って。だから自分は苦手なんだって思うのをやめて、苦手だろうがなんだろうが、やっぱりその私だってそういうことしたい、人と交流したいわけだし、しなきゃいけないわけだし、もう苦手か得意かとか、そんなの他の人たちがどう感じてるかわかんないから、それは忘れて、ただただやろうって、苦手じゃない、別に、って思うようにしてます。私は」

🔹自称、THE人見知りの自分にとっては興味津々の質問ですよね。そして苦手意識って役に立たないという目から鱗の回答😳 でも、人見知りだということも、苦手意識の一つと考えたら、確かに人見知りを公言したって、人見知りだからって自分の中で言い訳して得することはこれまで全くなかったな🤔 宇多田さんの方針から言えば、人見知りだろうが初対面の人と会わないなんて無理なのだから、人見知りだって思わないで、ただ、あ、初めましての人だなって淡々とご挨拶をしていけばいいのかな😊

ただ、質問者さんは「苦手じゃない、って思うようにしてるんですけど」
ということで、

⭐️宇多田さん「それじゃダメか」とちょっとクスッとなる反応😊

質問者さんは
「頭が、癖が着いちゃってるのか、変にマイナスになってっちゃって。私はお母さんがシングルマザーで、父親がいなかったんですよ。働いてて、母がずっと。それで、お家に帰っても誰もいなくて、休みの時にやっとお母さんがいると思うと、お母さんが1日中機嫌が悪くて。だから、顔色を伺っちゃう。そこから他人の顔色を伺うようになっちゃって、ずっとそれがあって。子どもが生まれて、ちょっとは変わるかなと思ったんですけど、やっぱり変わってなくて。私がそうだから、子どもも同じように他人の顔色を伺うようになって生きちゃったら、すごく生きづらいから。それを今どうにかしてあげたくて。自分もどうにか変わりたいんですけど」
と切実な様子です。

⭐️宇多田さん
「そこまで真剣に考えてくれてるお母さんがいたら、お子さんたちはきっとそんな、お母さんの機嫌取らなきゃって思わないと思うし、そうはならないと思うし、逆に私もそういう気持ちがわかるから、すごい気をつけて接することにしてるんです。気をつけてっていうか、意識できる、それを。息子に対して私が、息子と関係ないことでただ疲れてるとか、なんか体調悪いでもなんでも、コンディションがよくない時とか、なんかちょっとした瞬間に、あ、だめだってすぐ自分で思うし、もしくはどうしても隠せないぐらいなんかあったら、人間だからそういうこともあるし、それはそんなこともあると思うけど、ごめんね、なんかちょっとすごい今日疲れちゃってて、でもこれ◯◯ちゃんのせいじゃないからねって、これちょっとこうなんだって普通に話しちゃう。あーそうなんだー。今日はよく寝なよーとか、早めに寝たら?とか言われる。言ってくれて。そういう経験があるからこそ、そういうふうにされた時の気持ちがわかるからこそ、逆に自分の子どもに同じ思いをさせないとか、そういうふうにならないように気を遣ってあげられるっていうこともあると思うから、大丈夫な感じがします」

🔹宇多田さん、質問者さんをすっごい肯定してあげるんです😭 そんなふうに言われたら、自分は泣いちゃいます😂 そして、誰かの機嫌を取るという経験、多くの人がありますよね。家族のこともあれば、友達のこともあるし、もしくは職場の同僚や上司のこともあるかと思います。その時って、すごく苦しくないですか? ただ、その気持ちがわかるからこそ、自分が大切にしている人には、その苦しさを感じてほしくない。だから、相手のせいではない自分の機嫌やコンディションを、相手に感じさせないようにするとか。どうしても出してしまう時は、言語化してきちんと伝えてあげるとかいう手段を取ることで、相手を安心させてあげることができるんだよ、と教えてもらえました。

質問者さんもすっきりしたようで、「嬉しいです」とのことでした😊

⭐️宇多田さん「気が合う人がね、見つかると良いですね、周りでね」とさらにフォローをされていました。


光〜Re-Recordingの歌唱

完全版でのナレーションは
続いてお届けするのは、19歳の宇多田ヒカルが自分の名前をタイトルにつけた「光」
40代になった今、改めて楽曲と向き合ったre-recordingバージョンです。

4月放送のナレーションは、
デビューから25年。宇多田ヒカルは常に自らの内なる声に耳を傾け、自分の心にただ正直に音楽活動を続けてきました。続いてお届けするのは、そんな25年の歩みの中でタイトルに自分の名前をつけた代表曲です。

🔹放送によってナレーションが異なっているのも面白いですね

🔹白いもふもふの衣装で突然始まった「光〜Re-Recording」
セットも照明も白でとってもシンプル
ただただ引き込まれる感じがしました。そして、高音がキレー

今回はここまで。
次回は、コミュニケーションに関する質問を紹介していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇

SCIENCE FICTION発売後の宇多田さんを追うシリーズのこれまではこちらから👇




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?