「SCIENCE FICTION」発売後の宇多田さんを追う④−3
こんにちは。自己満足な毎日をすごしたいです。
「SCIENCE FICTION発売後の宇多田さんを追う」④ー3です。①〜④−2はこちらから👇
今回の【話題1つ目☝】
「SCIENCE FICTION」というタイトル、SFはなぜ?
宇多田さん、まさかの「かっこいいなって」😳
そこへ有働さんがすかさず「かっこいいで決めた?」とツッコミ
宇多田さんの回答は、
「思いついた瞬間、それだって思って。いろんな考えがパズルがはまった瞬間があった。デビューした頃から、この曲誰のことなの?とか、歌詞の世界があったことをそのまんま日記みたいに書いてるみたいな、ノンフィクションみたいに取られることもあるし、あれあいつのことなんだろ?違うんだけど、みたいな。かといって、直接的にそうなわけじゃないんだけど、じゃあ作り話なの?ただ想像してるだけなの?って聞かれたり。リアルな体験した気持ちしか書けないしってことで、フィクションでもノンフィクションでもない、じゃあなんて言ったらいいのかな、歌詞の世界って、とずっとモヤモヤしたものがあって。それと、私がインスピレーションを受けるソースでもある大好きな科学と文学が合わさっているのがサイエンスフィクションであり、そういうふうに自分のジャンルを説明できたらいいなって思いました」と真面目に話してくれましたよ🤭
トレビアン・ボヘミアンでも、JA全農COUNTDOWN JAPANでも話していましたが、テレビでは初?
やっぱり宇多田さんの表情を見ながらの話って、すっと頭に入ってくるような気がします🥰
【話題2つ目☝】
Re-Recordingしたtravelingについて
有働さんは、Re-Recordingした3曲の中でtravelingを聞いて、しかもアルバムと以前の分と行き来して聞いて、今回の対談に臨まれたそうです。(←これ、自分もアルバム「SCIENCE FICTION」でRe-Recordingも今回MIXされ直した曲もやりたかったことなんです😆 でも、まだやってません😅 だって、「SCIENCE FICTION」を聞くので忙しいのですもの🤣)
宇多田さんも「えーそんなことしてくれたんですか」と喜んでいらっしゃいました。
有働さんの感想が続き、「なんか抜けて、もっとピュアに聞こえたんですけど。あってますか?」という疑問をぶつけます
すると宇多田さんが「そう感じてもらえたのは、その感想はすごく嬉しいです」と素直に返すと、さらに有働さんから「自分でなんでそう感じたのかはわからないんですよ。なんでなんですかねってご本人に聞くのも…」と続け…
【話題3つ目☝】
時間についてのお話
「時間って、よくわからない、まだちゃんと理解できていないものじゃないですか」と宇多田節が炸裂したところに、有働さんからの「科学者、宇多田が出てきた」というツッコミ。このお二人のやりとり、面白い(笑)
と思ったところで、真面目な話です。
宇多田さん「でも、やっぱり体感するものだし、私の体感としてはどこか一部が逆に元に戻っていっているような感じがあります。だから、ある意味というか、どんどん素直になれてるとこは、若返ってるじゃないですけど、本来生まれ持った状態というか、必要に応じて作っちゃったとげとげみたいなものが、もういらないよーみたいな感じに削ぎ落とされてつるんってなってるような感覚があるんで」
こういうことから、テレビで見る宇多田さんの表情や言葉が優しくなってきてるのかな?
有働さん「へえ〜。音楽作りもそう?」と時間の感覚から曲作りの話へ繋がります。
宇多田さん「そうですね、なんか。ずっと素で作ってるのはそうなんですけど。でもそういうのって本当、10代とか、そのぐらいのときって年齢のことをあんまり結びつけたくないけども、まだ自分がよくわかっていないときって、それはそれで辛いじゃないですか? だんだん自分のことがわかってきたから、素直にもなれるし、なんか、いることがつらくないみたいな」
きっと正直な考えなんでしょうね。テレビでつらいとかいう話なんて、普通、しないような気がしません?
【話題4つ目☝】
宇多田さんの素直だったり、つらくないだったりの話に、有働さんが「辛いときもありました?」と質問。どんどん深まっていきます。
宇多田さん「そうですね、そうだったんでしょうね。なんか普段つらーいとか、あんまり自分で思わないんですけど、振り返ると、なんかそういうのが過ぎると、うわーなんか急に体に出ちゃったりとか、ないですか、なんか? 体調崩して仕事をキャンセルしなきゃいけなくなったときとか、そういうのってけっこうショックでしたね。迷惑かけたり、それで周りに助けてもらわなきゃいけなかったりっていう経験を積むと、逆に成長しません?なんかこう、誰にも迷惑かけないで自分一人で全部ばっちりで生きてくなんてできる人、いないじゃないですか、っていうか生き物?」
とっても慌ただしい仕事がようやく一段落して、少しゆっくりできるかなというタイミングで体調崩すことってあるな〜🤔
それから、あ、あのときかなと思った人は多いのでは? でも、それこそ20年以上前のことだし、もう知らない人も多いのかな?と思ったところで、
有働さんが「なんかきっかけあったんですか」と、続けます。
宇多田さん「最初に体調崩しちゃっておもいっきり仕事キャンセルした19歳のときに、初めて産婦人科になんとなーく行ってみようって、アメリカとかだと初潮のときぐらいから産婦人科に通ったりとかするのに、日本の人、あんまりいかない、私も行ってないなと思って、行ってみたら、いきなり卵巣嚢腫ってのが見つかって、いきなり手術になって、え?ってアルバムが出るからプロモーション。明日ビデオ撮影もあるし、テレビのあれもあるし、え?え?ってなって。じゃあ、まあ、すぐやんなきゃだめって言われたからやって、でもやっぱり体調崩しちゃって、生放送のテレビとか出れなくなっちゃって。それを、本当なら、細かいことを言わないで、そっと休みたいっていう気持ちがあったんですけど、プライバシーというか。でも、発表しないといけないってなって。そのキャンセルした理由を。すごく嫌だなとは思ったけれども、それも発表してみたら、そのおかげで、そういうことを知りましたっていう女性がいっぱいいたり、もしくは私もそれやったんですっていう人がいたり。その特定の病気に限らず、体に異変があったときの人の気持ちがすごくわかったし。それが一番最初に感じたことです。まあ、印象的なのは」
と当時を振り返ってくれました。
当時、自分は高校3年生。病気は違えど、長期で学校を休まなくてはいけなくなっていて。しかも、入院中に暇でワイドショーなんかを見ていたら、よく宇多田さんのことをやってましたね😅 きっときつかったんだろうなと思いながらも、宇多田さんのアルバムで助けられていた一人です。
そんなところで、今回はここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回も有働さんとの対談です。内容は、椎名林檎さんとのこと😍 お楽しみに👍
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