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「SCIENCE FICTION」発売後の宇多田さんを追う②−2

こんにちは。自己満足な毎日をすごしたいです。

「『SCIENCE FICTION』発売後の宇多田さんを追う」シリーズ②−2です。
①、②ー1はこちらから👇

今回は、ベストアルバム「SCIENCE FICTION」からジョージさんと安田さんが1曲ずつ選んで、それについてのエピソードなんかを話していくところを書いていきたいと思います✏️

まずは安田レイさん☝️
想像に難くなく、26曲の中から1曲を選ぶのは難しかったそうですが、「君に夢中」をチョイス。
安田さんは、宇多田さんの歌詞が好きだそう❤️
「君に夢中」の中の「ここが地獄でも天国」っていう歌詞で思い出す恋があり、すごくもやーってしてたところが、言語化されて、宇多田さんに今日は感謝したいなと思っていたそうで🧐 そこから、ラブソングを書くときってどういう場所からヒントを貰って書いているの?と質問をされました。

宇多田さんは、
ラブソングっていうと恋愛に限定されるのかなあって思うんですけど、そんなに区別してなくて、それまでに自分が感じた、色んな人とのいろんな関係で感じてきたことがミックススープみたいになったところからまた作り直されていくみたいな感じに近いと思う。だから、恋愛じゃないところから。でも表面上、ストーリー的なものは私としても歌詞の中にはあるから、漠然として。いろんな人に当てはめられるように意識的に書いている歌詞もあるけど、「君に夢中」なんかだと、はっきり恋愛ってわかるような設定って言うのかな、登場人物の感じとか、言葉でそうなってる、ってことかな。答えになってるのか。うん、だから恋愛からだけじゃない。

と1つの質問から深掘りしたところで、再度安田さん。
じゃあラブソングを書くぞってマインドでスタートしてないってことなんですか?と追加質問☝️

宇多田さんは、
そうじゃないときもあるし、全然ラブソングじゃないつもりで、例えば息子との関係に対する愛情をおもいっきり露骨に書いたつもりの曲でも、それが恋愛の曲だって思う人も。深い愛情っていう人もいるし。それは受け取り方、いろいろあるし。でも「君に夢中」はラブソングですよね。

と締めてくれました。

次に、ジョージさんは「Automaticー2024MIX」を選び、
この曲から始まって、振り返ってどんな思いがよみがえってくるんですか?何が浮かんでくる?と問います。

宇多田さんの答えは、
デビューシングルだったから、放課後に友達とCD屋さんに行って、あ、ほんとにあるーって、あるねあるね、すごいって盛り上がった、それはすごく覚えてます。
だそうです🤣

ジョージさんが、大ヒットだったじゃないですか?と一言入れると、
ね、びっくり。ただ「Automatic」1位にはならなくて。「だんご3兄弟」がずっと1位にいて。そのころまだ1位にいきそうなのにずっと2位止まりで、あーなんか悔しいみたいに思ってたのを覚えてる。
と答えるので、以前にも聞いたことがあったけれど、くすっとなってしまいました🤭

ジョージさんがレコーディングを覚えてる?すごい曲を作ってるって、これがパッションになるっていうのはわかってたんですか?深掘りしたら、
いやいや全然。日本語で作った2曲目の曲で、1曲目が、あれ3曲目かな、最初に作った日本語の歌が「Never let go」っていうデビューアルバムに入っている曲で、1番しぶい歌詞なんですけど。それで「time will tell」を書いて、「Automatic」。夏休みのときに「きらきら」っていう部分とか「はらはら」、あ、はらはらなんて言ってないか、「ドキドキ」とか、その部分の繰り返す何々っていういろんなバリエーションを作詞中に考えてて、ニューヨークに夏休みに戻っているときに、歌詞できましたっていうのをFAXで東京のスタッフに送ったのとかすごい覚えてます。絵とかいっぱい書いたりして。
という答えに、へ〜と思っていると、そのFAXの話になって、実はそのFAXの下書きはまだ残っているのだとか🤯 まさか25年後が現在のようになっているなんて想像できたわけでもないのに、25年以上前のものを残しているってすごいですよね😆

次回は、宇多田さんが「SCIENCE FICTION」について語ってくれるところを書いていきます。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇

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