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「初めての人生の歩き方――毎晩彼女にラブレターを」(有原ときみとぼくの日記) 第189話:海ぶどうの大海原。

「愛する人の欠点を愛することのできない者は、真に愛しているとは言えない」ゲーテ


 さすがゲーテさん、すごい名言だなぁと思いながら彼は考える。

「愛する人の欠点を愛することのできない者は、真に愛しているとは言えない」

 この言葉は、自分に対して言っているようで実のところ相手に言っている気もしないではない。


 私はあなたの欠点を愛します、、だからあなたも私の欠点を愛してね、と言ってるような気がしないでもない。

 そんなことより、彼は海ぶどうが好きだ。
 あの海感、そしてぶどう感。
 どちらかと言うと海感がメインで好きだ。
 でも彼はいくらも好きだ。
 いくらは海感よりぶどう感が強い。
 だからその場合はぶどうがメインになってくる。

 海かぶどうか。
 海ぶどうかいくらか。

 それか昔よく食べた駄菓子の大人気商品「わたパチ」か。

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 なにこれ、こんなに大きくならんでもいいんだけど、、、。

 なんかごめん!!

 とにかく彼は好きなのだ。
 海ぶどうといくらとわたパチと。

 もうマジで弾ける3秒前状態。

 だが、それぞれに欠点もある。
 海ぶどうはときとして海感が強すぎるときがある。
 いくらはなんかしょっぱいだけのときがあるし、わたパチは弾けすぎて口ん中が痛いときがあるということと、すでに製造が中止されているみたいで、もう残念ながら食べられないことと、このお菓子を知っている世代がもしかしたら限られているかもしれないということだ。

 その欠点を、彼は本当に愛することができるのだろうか。
 終わらない自己考察。
 とめどない悩みの海原に、今日も彼は生身で漕ぎだす。

 そう、海ぶどうの大海原に。

 きみの欠点をぼくは本当に知っているのかは分からないけど、きみの欠点はきみが思っているより欠点ではなくて、ぼくはきみのそんな欠点を含めて愛していると思っているんだ。

 ありがとう。

 今すぐきみに会いたい。
 一緒に海ぶどうを食べたい。
 いくらも。

 きみが好きだ。

 おやすみなさい。

初めての人生、

いつも思うんだけど、

なんか一時期的にハマってしまう食べ物がちょくちょく出てきて、

大好物とまではいかないんだけど、

それでもめちゃくちゃ体が求めていて、、、。

それを食べること。

それ、つまり、幸せ!

今日もありがとう。

今年も、残り161日。

またね。

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