有原悠二

小説家、詩人、  ( △ 純文学 ▲ 絵 、▽ 音楽    。  https://html.co.jp/yuji_arihara

詩「青い空の砂」

夢だったのだろうか 見渡す限りの青空に ふわふわ流れる白い雲 そのすべてが砂だったとき ぼくは乗っかっている 空中に浮かぶ性欲の 掻きむしって穴を掘って 煙のように霧…

1日前

詩「カエルの歌」

カエル。 それは地雷を埋める人。   カエルは、帰る。   変えていく、蛙。 (足 足    足  足       足   足 ? ) 川のはじまりを確かめたくて、…

8日前

詩「ねずみの歌」

ネズミ捕りに捕まったネズミが  いかにもネズミのような声を出して   ネズミらしくチューチューと鳴いていた ネズミの詩を書くなんて、 いったい誰が思ったのだろう…

3週間前

詩「祈り」

消えていく 冬の蚊のような 情けない振り子時計の 右に 左に 光と影のように 振っては振られる 人生の過渡期 冬 そして 春 また 冬 仏壇の前に座って 見たことのないご…

1か月前

詩「透明の影」

愛しています。)   私は あなたをずっと   ずっと? いえ 違うのです   秋のせいなのです あ いまは   冬のせいでした (あなたの)「ずっと一緒にいたい」と …

1か月前

詩「母」

母。に 会った 二年ぶ りの雪 。望郷 。我が 家。病 気で入 院して いたと 母。は 笑う。 後遺症 のない 運の良 さは、 きっと 空白の 思い出 のアル バムの 母。の 。 「…

1か月前