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ラタトゥイユ・七変化!

お疲レインボーフライデー、みなさんサヴァ?
フランスは北国からユイじょりがお届けします。

今日は本業(?)の、お料理投稿。
久しぶりだな、ワクワクすっぞ!

🌊

さて、大自然のアドベンチャーとか、海辺の夕日とかシーフードとか、
はたまたヨーロッパ最大級の素晴らしい水族館とかをしれっと今週UPしていたんですけども・・・。

実は、今週頭には「北国にあるとはいっても内陸にある田舎町(@義母宅)」まで戻ってきていまして。
しかも義母様はこれまた北のベルギー近くでバカンス中につき、不在。

Otto氏はといえば、本当は今週来週も一緒に義母宅にいるはずだったのだけど、急に休暇の予定を変更にしたとかで。
私は毎週パリと北国を行き来するのはイヤだ!!!と主張。

よってですね、内陸北国の田舎街にて久しぶりの一人暮らしだ(わーい)!!

とーちゃんはパリに出稼ぎに、
かーちゃんは田舎でハーブ栽培

by 俺太郎🍑

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(※ よく見てください。白いからわかり辛いけど、俺は桃ネット巻いてます。病人か?)


ということで、義母宅のベランダのハーブたちの面倒を見ながら、俺とラブラブな1週間なのであった。

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ん?この感じ。
パリから帰任後、2年間の社畜ジーミー港区トーキョー生活を思い出すぅ!

ひとりごはんに無駄に気合い入ってるこのシリーズ、全然進んでないけど、ダテにひとりごはん作りまくってないのでまだまだまだ続く予定であります。

今回はトーキョーのひとりごはんと違って義母宅のキッチンだし、ワンプレート的なごはんとなりそうではあるけど、せっかくだし満喫しちゃおう。

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Otto氏がパリに帰る前に、いつも野菜を大量に仕入れる田舎からさらに田舎の道の駅的な直売所へ。

こんなに仕入れて、10ユーロちょっと!
パリだと倍くらいしそう最高。

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田舎だと日本人が珍しいから顔も覚えてもらいやすいのか、日本の話もちょこちょこしつつサラダ用の葉っぱおまけしてくれた。
小さなおまけだけども、とてもうれしい。

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作り置きは滅多にしない私なのでありますが、車で20分の距離はさすがに歩けないので、この野菜で作り置くことにしよう。

野菜をたくさん使ったフランス惣菜の定番といえば、そう、

ラタトゥイユ!


すでに一番乗りで日本のパリの方が作っておられた。クタクタ系のラタトゥイユ。


私も去年、noteを初めて2週間たたないくらいに、こんな記事を書いていた。

そして今気づいたけど、おいたんがこの記事で初めてコメントをくれている。
これにコメント返しをせず(!?)、えっ?なんという不義理・・・!?と思ったら、ちゃんとリンク先のおいたんのページにコメントしていたよかった。どうやらここからの付き合いのようだね☺️

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基本的に去年アップした記事と同じ作り方にて。

今回は、その後色々と活用していきたいので若干野菜は細かめに切る。
たっぷりのオリーブオイルで、ズッキーニ→ナスと揚げ焼きにして、避けておく。

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にんにく・玉ねぎ・セロリを炒める。

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ここにパプリカとトマト、トマトピュレと白ワインと調味料系、ベランダのハーブ(タイム・ローズマリー・ローリエ)を加え、蓋をして煮込んで味を整えたら完成。

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こちらミドル・クタくらいになったら、火からおろして食べる前まで放置しておこう。

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俺の夕方散歩ついでにバゲットも買いに。
外にリードをつなぎ、しばし待たれよ。

私の姿が見えなくなると、途端にきゅんきゅん鳴き始める俺なのであった。

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俺、まさかまさかまさか置いていかれた・・・?🐶


帰宅後、それでもまだ夜ごはんタイムまで時間はある。
副菜にキャロットラペでも作ろうか。

義母宅にはこの形の皮剥き器しかない。というかフランスではむしろこちらが普通。これ苦手なんだけどがんばってせっせと皮を剥き、スライスしてキャロットラペに。

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はい、作り置き系のラタトゥイユとキャロットラペができたら、用意は整いました!
それでは、月曜の夜から始まる「ラタトゥイユ7変化・ひとりごはん生活」をご覧ください。


① ラタトゥイユそのものと生ハムメロンなど

初日はラタトゥイユを存分に味わうこととしよう。
生ハムメロン、グリーンサラダ、バゲットともに。

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パルミジャーノはOtto氏方式で皮剥き器にて削る。存在感でるな。

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②  仔牛のボロネーゼ風タリアテッレ

翌昼。義母宅の冷凍庫、自由に使っていいわよと言われたので遠慮なく。

牛のひき肉もあるけれど、仔牛のエスカロップ(削ぎ切りスライス)があったので、小さく切ってにんにく&オリーブオイルで炒める。

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ここにラタトゥイユを入れて、茹で上がりのタリアテッレと茹で汁を少し投入。

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OLランチできた。
サラダ付きパスタ、白ワイングラス1杯付き(デザートはメロン)。
銀座的価格で2000円くらい?

上には前日同様パルミジャーノを削ってのせる。
副菜グリーンサラダにはキャロットラペのせ。

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タイムをちぎってはらりが好きなのである。

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③ オムレツ・ラタトゥイユ

日本のパリの方が作っていらしたやつのライスなしバージョン!

グリーンサラダに生ハムと黒オリーブも和えて、ソース(ラタトゥイユ)を下に敷く女が今宵も登場。

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条件反射でラタトゥイユを下に敷いたけれども、上にオムをのせたらなんだかビジュアル的に物足りなかったので、オム上からものっけてラタサンド!美味しくないはずがない。

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バゲットの匂いを嗅ぎつけた俺によるクレクレビームがやばい。

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④ ラタトゥイユの半熟卵ドリア・シボラータ添え

合わせる炭水化物がパン→パスタ→とパンときているので、次は米といこう。

みんな大好きサイゼリアといえば「半熟卵のミラノ風ドリア」。
ベシャメルは作る気ないけど、イメージはこちらで。

油分をぬった耐熱容器にお米の上にラタトゥイユをのせて、チーズをたっぷり。オーブンで焼き上げる。
ちなみにシポラータ(chipolata)はフランスのソーセージ。

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ぽなちゃんの温玉術にて、サクッと温玉を作っておこう。

卵がちょっと緩めの仕上がりだけど、無問題。

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⑤ ラタトゥイユと黒オリーブのスパゲッティ

昼は簡単に、またパスタ。ラタトゥイユにオリーブを切って加えてソースにして細めのスパゲッティにのせる。

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すっかりパルミジャーノのせるのを忘れておった!!

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⑥ 仔牛のグリルとラタトゥイユベースのクリームソース・かりかりフリット添え

さすがに6食目ともなると、残り少なくなってきたラタトゥイユ。
炭水化物は満を持して、北といえばのじゃがいも、フリットといこう。

冷凍フリットとオリーブオイルと塩胡椒で軽くマリネしておいた仔牛のエスカロップをオーブンで焼き上げる。

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焼いている間に、ソース的なものを。

オムレツを作ったときに使った生クリームが余っていたので、小鍋にラタトゥイユを入れてワインと生クリームを加えて調味してソースっぽく。

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これがまた美味しい。
というか、ソースに生クリーム入るとグンと美味しくなるのね・・・。

⑦ ラタトゥイユ・タルティーヌともろもろ

七変化、ラスト!ここまできたらひとかけらも残してなるものか。

ということで、今日のランチ。

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初心に立ち返り、市販のタルティーヌ(ペーストを塗ったり具材をのせたりして食べる固いパン。クラッカー的な位置付け)に残りのラタトゥイユ&とけるチーズをのせて焼き上げる。キャロットラペ・冷凍フリット・メロンもラスト。


さて、みなさんはどれがお好み?


総括

食材をまるっと使い切ると、えもいわれぬ達成感があるなあ・・・
と、ラタトゥイユに学ぶ。


そしてなにより、ほぼ毎晩パスタにチーズがけを食べているらしいOtto氏には申し訳ないけれど、

やっぱりひとりご飯、楽しい〜〜!!!


ついでにスイカバー食べたーい🍉

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