見出し画像

不登校からのホームスクール③ 共働き家庭で育つ小1の過ごし方

こんにちは、結(ゆい)です。
このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。
初めて読まれる方は、初回からお読みいただけると嬉しいです。

初回不登校からのホームスクーリング① 長男の不登校に揺れる親心

今回は、共働き家庭の我が家が、当時小学校1年生だった息子とどのようにホームスクーリングをしていたかをお伝えします。
小学5年生になった今も、基本的な過ごし方は変わっていません。

お子さんが不登校になったりホームスクーリングを希望した時、共働き家庭だと色々なハードルがあるかと思います。
そんな時にこの記事がお役に立つと嬉しいです。

仕切り(黄緑葉っぱ)

小1ホームスクーリングの日常

長男が小学校1年生の9月から不登校になり、夫婦の意見や学校との認識が合わずに苦しんでいた私でしたが、ホームスクーリングという学び方があることを知り「学校に行けない不登校」から「子ども自身が主体的に学んでいくホームスクーリング」に意識を切り替えていくことができました。

とはいえ、我が家は共働きで日中家を空けますので、小1の長男を家で一人にしておくことに不安もありました。
ただ、息子はもともと自立心が強く、黙々と読書をするのが好きな性格なため、寂しがるというよりはマイペースで伸び伸びと過ごせるととらえていたようです。

毎日、朝ごはんを食べながら「今日はどこに行こうかなー」と考えてその日の予定や行き先を決めます。
行き先は、徒歩30分ほどのところにある図書館が多く、そこで好きな本や漫画に没頭して過ごします。

子どもを1人で出歩かせることについての心配はもちろんありますが、位置情報を確認できるスマホを渡し、困ったときにはメールや電話で連絡を取れるようにするなど、出来る限りのフォロー体制を整えています。
また、比較的平和な田舎町ということも、子どもを一人で出歩かせるという決断を後押ししました。

図書館には「こういった事情で日中1人で来館します、何かあればご連絡ください」とご挨拶に行きました。
しかし、息子が先に「今の学校教育が合わないので、ホームスクーリングをしています。」との説明を図書館の職員さんにしていたようで、我が息子ながらしっかりしているなと感心してしまいました。

昼食はお弁当

昼食はお弁当を作って置いています。
でも、ある日突然「毎週月曜日は自炊の日にする!」と宣言し、スクランブルエッグなど簡単なものを作っています。
出来上がったメニューを写真に撮って「美味しそうでしょー」というメッセージを送ってきてくれるのが微笑ましいです。

(↓当時小2の息子から送られてきた写真)

画像3

また、週に1回はことばの教室を利用しています。担当の先生は息子の興味に合わせた遊びをしてくれているので、とても楽しい居場所のひとつとなっているようです。

新型コロナウィルスが蔓延する以前は、家族以外の人との触れ合いを経験するために地域で行われている様々なイベントに親子で参加していました。
最近これらはオンラインに切り替わっていますが、この辺りはまた別に詳しくご紹介したいと思います。

「正解の過ごし方」なんてない

色々お伝えしましたが、これはあくまで我が家のケースです。
保護者の方が日中子どもを見守りながら、しっかりと学びのサポートなさっているご家庭からみたら、我が家は「不登校がホームスクールを名乗っているだけ」なのかもしれません。

それでも、我が家はホームスクーリングという概念に出会うことで救われましたし、ホームスクーリングのあり方や捉え方は、それを行う親子が手探りしながら見つけていくものなのだと感じています。

なにより、毎日活き活きと楽しそうに成長している息子を見ていると、すべての学びは「楽しい!」という感情の中からしか生まれてこないんだなと思うのです。

仕切り(黄緑葉っぱ)

関連記事

今回は、小学校1年生からホームスクーリングを選択している我が家の長男が、どんな風に過ごしているのかをお伝えしました。
次回は、ホームスクーリングを始めて思うことをお伝えしていきます。
↓次回↓


2022年4月時点の過ごし方もご紹介しています。
↓こちら↓


「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
↓こちら↓


この記事が「いいな」と感じたら下の♡を押していただけると励みになりますし、他の方に届きやすくなるのでとても嬉しいです。
さらにフォローボタンも押していただければ、新しい記事が更新されるたびにお知らせが届きます。


最後までお読みくださりありがとうございました、ではまた次回!

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと