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HSCの不登校③先生が嫌なわけじゃない

こんにちは、結(ゆい)です。

このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。

今回は、学校との距離感を決めた長女が、どのようなホームスクーリングを始たのかをお伝えします。この記事はシリーズなので、初回から読んでいただけると嬉しいです。
初回 HSCの不登校① 繊細な長女のエネルギー切れ

仕切り(黄緑葉っぱ)

家庭の方針を学校に伝える

HSCの特性ゆえに学校でエネルギーを使い切り、不登校になった長女は、「基本的には行かない。そして、行きたいと思うときだけ行く」という方針を立て、ホームスクーリングを主体とした学び方に切り替えました。
それが、小1の11月頃のことです。

長女が自分の気持ちを言語化してくれたので、私たち夫婦はすぐに学校と面談をしました。その時大切にしたのは、学校にマイナスな感情を持っているわけではないとしっかり伝える、ということです。

長女が不登校になって以来、担任の先生がとても心配してくれていたので、この辺りは丁寧にしていく必要がありました。

そのため何度も「長女は先生が嫌いになったわけでも、学校が嫌いになったわけでもありません。ただ、HSCという特性から、毎日学校に通い、すべてのカリキュラムを受けているとエネルギーを消耗しすぎてしまうのです」と説明し、先生が悪いわけではないことをお話しました。

それと同時に、登校刺激も今の長女には負担になってしまうので控えてほしいということもお願いしました。
担任の先生はとても心配そうでしたが、管理職の先生のご助言もあり、長女の意向を尊重してくれるようになりました。

給食だけ食べに行ってみる

こうして、長女のホームスクーリングが始まったのです。
我が家には当時小3の長男がおり、彼も小1からホームスクーリングを選択しているため、日中は兄妹で過ごすことになりました。

当時小1の長女は、長時間大人が不在の環境に不安を感じる年齢でしたが、しっかり者の長男が一緒にいてくれたお陰で乗り越えられたというのが、正直なところです。
長女のホームスクーリングは、長男と2人で図書館やプールに通って過ごしたり、気の向くままにお絵かきや粘土細工をするなど、伸び伸びとしたものでした。

そうして1年がたった頃、長女が突然「給食を食べに行こうかな」と言いました。新しい担任の先生が、毎週プリントを届けてくださり色々とおしゃべりしている内に、学校への興味が向いたようでした。
(家庭訪問について、長女の意向を確認しています)

さっそく学校に相談してみたところ、担任の先生は「いつでも来てください」と給食だけの登校を快く了承してくださったので、娘はウキウキしながら美味しそうな給食の日にだけ登校することを決めたのです。

仕切り(黄緑葉っぱ)

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次回は、長女が学校の部分利用という選択をしていく過程をお届けします。
↓次回↓


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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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