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長男を叱ったら自分の心を擬人化してきたお話。

こんにちは。mameko**です。

今日は、今朝、現在6歳の長男との会話に見えた”セルフコーチング(?)”について書いてみたいと思います。

あくまで・・「?」です(笑)


今朝、保育園に行く直前のこと。

私「ねぇ、歯磨きしたの!?(いつものことながら遅刻気味でイライラ)」

長男「あ!してなかった!」

私「自分でできることはやろうねって言ってんじゃん!」

長男「そうだね・・ちょっと待ってて。」

私「?」

長男「こら!!俺の心!!なんでいつも忘れるんだ!!ちゃんとやれ!!」

長男「・・今、怒っておいたわ。俺の心、すぐ忘れるんだよねー。

   もうほんとにちゃんとやってほしい・・!」

やれやれ・・と言わんばかりに、むしろ私に同調してきている。

叱る矛先をすり替えるとは、なんという巧妙な技術・・!と思いつつ、

コーチングのスキルに似ているなと、興味が湧いてしまった私。

ついつい便乗してみる。(遅刻するっていうのに・・)

私「その心って、どんな奴なの?」

長男「んーとね、やらなきゃいけないことをやらずに忘れる。」

私「へぇー、特徴は?」

長男「バカ。」(でしょうね。)

私「名前は?」

長男「サン」(なんでやねん。)

私「そうなんだ、じゃあ今はサンのことを長男君が叱ったってわけね。」

長男「そうだよ。」

私「サンはバカな奴だけど、長男君の中にはイイ奴もいるの?」

長男「いるよ。キン。」(シリーズものなの?)

私「ほぅ・・どんな時に出てくるの?」

長男「部屋が汚れているときに掃除しようって言ってきたりする。」

私「へー!めっちゃいいやつじゃん!キンをいつも活躍させてよ!」

長男「わかったわかったー。俺もほんとはそうしたいんだよ・・」


そんな今朝の会話でした。

長男の心には「やることやろうとしないサン」と「いいやつキン」が

いるらしい。

そしてそれとは別に”自分”がいる。

コーチングのアプローチに近いなあと感じました。


コーチングの1つの要素として「自分自身の感情を客観的に捉える」ということがあります。

喜んだり、悲しんだり、怒ったり、時に葛藤したり・・。

そんな時、渦中にいるのは、もちろん本人自身に他なりません。

ただ、コーチングの中では、そんな渦中にいる自分から一歩引いて眺め、

そこにある感情の正体は何なのか、俯瞰して見たりします。

その感情が、日常の中で頻繁に出てくるようであれば、

それを「その人の性格の特徴の1つ」ととらえ、

擬人化して名前を付けたりもします。

まさに、今朝の息子の行為はこれに近い、と感じたのです。


私はもちろん、長男を叱ったのですが、

長男は自分の中にいる「サン」を叱りました。

アプローチはどうであれ、結果として”長男の行動変われば”OK。

今度からは、私も長男本人ではなく「サン」を叱ろうかな。

そうすれば、いつもは衝突してしまうはずの躾のシーンも、

長男と私でタッグを組み、お説教できてしまうかもしれません。​

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