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差別訴訟が係争中のセールスフォース日本人事本部長、障害者雇用トークセッションに登壇 25日17:10~東京ミッドタウン六本木

明日9月25日東京ミッドタウン六本木で開催される、ダイバーシティインクルージョンをテーマにしたイベント「LIVES TOKYO2022」の、障害者などの雇用に関するトークセッションで、セールスフォース日本法人の人事本部長の鈴木雅則氏が登壇することがわかりました。イベント公式サイトによると登壇は17時10分から。同社の障害者雇用について何を語るでしょうか…。イベントはNPOハンズオン東京主催。トークセッションのタイトルにある「SAMURAI125」とは、障害者の雇用をテーマにした企業の運動。

セールスフォース日本法人では障害者雇用に関して、2009~2021年において大半の年で雇用率未達や2020年の東京労働局への報告が適切に行われていなかった問題(罰則規定あり)が見つかっています。2021年から発達障害のある元社員への差別訴訟が係属中であり、障害者団体が傍聴を呼び掛けています。この裁判で、被告である同社は、原告である元社員に対して障害者雇用への反対姿勢を繰り返した上司の言動などについていまだハラスメントと認めておらず、改善を求めた原告に対し「障害者だからといって特別扱いが許されると思ったら間違いである」という見方を示し、謝罪や和解金の支払いをも拒否しています。訴え以外にも障害のある元社員から「私も合理的配慮が守られておらず、1日待機状態だった」「途中で交代した上司には精神障害への理解は全くなかった」という声も上がっています。2020~2021年の2年間において、半年~2年で短期離職した障害者は原告を含めて少なくとも3人(うち2人は不本意の契約満了)。2022年5月には雇用率を達成していたことが関係者リンクトインで判明しましたが、その後も雇用率を維持できるかどうかはいまだ不透明です。

鈴木雅則(すずきまさのり)氏
株式会社セールスフォース・ジャパン常務執行役員人事本部長
(米)コーネル大学院人材マネジメント・組織行動学修士。2003年よりGE、Googleにて採用・リーダーシップ開発業務に従事。2011年コンサルタントとして独立後、2013年よりQVCにてHRディレクターアジア、BMWにて人事部長を歴任。2019年2月より現職。(登壇者プロフィールより)

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9月25日 トークセッションをレポートしました。


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