長谷川祐子(長谷ゆう)/ライター・翻訳者・ジャーナリスト/自主上映会クラファン目標40万9/30まで

ビジネスとダイバーシティを軸にメディア発信・オウンドメディア制作支援・調査・翻訳・登壇…

長谷川祐子(長谷ゆう)/ライター・翻訳者・ジャーナリスト/自主上映会クラファン目標40万9/30まで

ビジネスとダイバーシティを軸にメディア発信・オウンドメディア制作支援・調査・翻訳・登壇・キャンペーン。属性・場所を超えて/リンクトイン日本2020トップボイス 最も人を惹きつけるクリエイター10人/依頼はhasets2015@(全角)gmail.com

マガジン

  • セールスフォースのガバナンスをめぐる調査報道

    「ビジネスは社会を変える」という優れたイメージを築いた巨大企業での理想と現実にショックを受け、それを訴えた後の会社からの態度に絶望していった人々が名乗り出てきている。レイオフを機に「社員は家族」と考えるカルチャーが激変したといわれるが、それ以前からも問題はあった。信じられる発信なのか。裁判報道、障害者雇用制度の問題、出社vsリモートワーク、働きがいづくりやSDGsの理想と現実など、多方面の論点に示唆を与える。 #多様性を考える #SDGsとの向き合い方

  • 障害と逸失利益をめぐる調査報道

    障害者雇用の賃金が低い背景から副次的に起きていることとして、事故死の損害賠償額が、障害を理由に大幅に減らされる現実。大阪地裁が難聴の11歳女児の逸失利益を「一般の85%」とした判決を下した。遺族は「障害者差別」として控訴。高裁の判決次第で再び議論が活発化するか。

  • 小説「艶やかに派手やかに」

    現代日本を舞台に発達障害のあるヒロインの成長を描いた小説。ヒロインは学校時代を経て就職後につまづき、発達障害の診断をされて再就職しますが、それでも理解を得られず鬱屈とした日々を過ごします。そんななか、ストレスで太ってしまったことでやせるために通い始めたフィットネスクラブで、エアロビクスに出会い、優れた先生に出会います。それを機に、スタジオインストラクターに転身し成長していきます。

  • リンクトインの面白さまとめ

    • 95本

    私含め様々な方々による、ビジネスSNS・リンクトインの魅力、有効活用法(個人向け)をつづったnoteをまとめたマガジン。noteユーザーがリンクトインについて調べ物しやすいマガジンになっています。随時追加していきます。 このマガジンは、noteユーザーでリンクトインを推したい人が、プロフィールに表示できるようにしようと思います。 オーナーが、希望するnoteユーザーに、メンバーへの招待リクエストを送り、その人が承認すれば、その人のプロフィールにこのマガジンが表示されます。 「企業向けリンクトイン活用法」マガジンはこちら https://note.com/yuhase/m/m3248e241d3ef

  • 企業向けリンクトイン活用法

    ビジネスSNS・リンクトインの企業活動(コーポレートページ、採用、広報、ブランディングなど)での活用法をつづったnoteをまとめています。随時追加していきます。 このマガジンは、noteユーザーでリンクトインを推したい人が、プロフィールに表示できるようにしようと思います。 オーナーが、希望するnoteユーザーに、メンバーへの招待リクエストを送り、その人が承認すれば、その人のプロフィールにこのマガジンが表示されます。 個人向けの「リンクトインの面白さまとめ」マガジンはこちらhttps://note.com/yuhase/m/mb9f451ab6570

最近の記事

クラファンにリターン追加、自分の地域で上映会開く人へのサポート

「ノルマル17歳。」を神戸で観る会のクラウドファンディングで9月14日、新たなリターンを追加しました。1万円の支援で、「ノルマル17歳。」自主上映会を開く人へのサポートプランをリターンにします。 「私の住んでいる地域でも上映会ができたらと思うけど、何から始めていいかわからない」という人のために、上映会の実現に向けて、企画立ち上げから「神戸で観る会」が伴走します。 全国に理解の輪を広げましょう! きょう達成率45%、支援総額18万700円になりました。あと16日です。 会

    • インクルボックス2回目「合理的配慮は特別扱いなのか?」

      けさ、2回目が配信されました。 アメリカ系外資IT・セールスフォースの発達障害裁判について私が言ってきたことは、合理的配慮もそうですが、解雇規制緩和がにわかに政治的イシューとなっていることを考えても、まさにいまを生きる人に伝えていかなければならない現実だと思っています。日本の企業が明日にもセールスフォースのような世界になるとまでは思いませんが、日本が労働変革を迫られているのは確かです。だけど、どんな方向に変わるのか。「平等」と「公平」の違いは。そんなことも意識しながら、私が出

      • クラウドファンディングが神戸新聞夕刊に掲載されました

        「ノルマル17歳。」を神戸で観る会のクラウドファンディングが、9月6日の神戸新聞夕刊紙面に掲載されました。 電子版にも掲載されました。 10日目になり、達成率42%、支援総額16万8200円に。

        • 発達障害テーマの動画メディア「インクルボックス」に出演

          私は、発達障害・ギフテッドをテーマにした新興動画メディア「インクルボックス」に出演しました。 今度は動画で、発達障害の子を持つ保護者・教育者、雇用する企業向けに、私がセールスフォースの発達障害裁判について解説することになりました。7月に配信したMyNewsJapanの記事も紹介しつつ。 インクルボックスでは、会員登録したら1ヶ月無料で全ての動画を見ることができます。(1ヶ月を越えたら月額770円) ↓概要欄より 【gifted・発達障害の専門家インタビュー】 Expert

        マガジン

        • セールスフォースのガバナンスをめぐる調査報道
          92本
        • 障害と逸失利益をめぐる調査報道
          9本
        • 小説「艶やかに派手やかに」
          39本
          ¥4,200
        • リンクトインの面白さまとめ
          95本
        • 企業向けリンクトイン活用法
          31本
        • 有料マガジン「未来は良くなる」Vol.2
          14本
          ¥3,500

        記事

          大阪高裁で聴覚障害児の逸失利益裁判控訴審が結審 判決は来年1月

          9月3日午後2時、大阪高裁。聴覚障害の子の逸失利益の控訴審が結審しました。自らも聴覚障害のある久保弁護士が意見陳述し、7月の優生保護法裁判の最高裁判決や岸田総理が障害者に対する偏見や差別のない共生社会に向けた対策推進本部の立ち上げを表明したことに言及したうえで、裁判所に「正しい判断を」と求めました。 判決は来年2025年1月20日午後2時。 大阪の司法記者クラブには記者クラブに入っていないフリーの記者は入ることができないので、フリーライターの私は会見の報道を待機。東京の司

          自主上映会クラウドファンディング 発起人の思い

          ADHDをはじめ発達障害のある10代が成人すると、親子関係が良くないことや、生まれ育った地域に支援体制や安心して居られる場所がないと感じ、機会を求めて首都圏に出て行くことがあります。 私は幼少期、中学、高校、大学時代を神戸で過ごしました。大学生だった20歳の時に発達障害のASD(自閉症スペクトラム障害)と診断されました。その頃の私は、「ノルマル17歳。」の絃に近い感じで、勉強はできたのですが、コミュニケーションに苦手意識があり、親子関係で困難を抱えがちでした。26歳で思い切

          「ノルマル17歳。」神戸上映クラウドファンディング開始

          ADHDの女子高校生を描いた映画「ノルマル17歳。ーわたしたちはADHDー」を神戸で初上映すべく、開催費用を募るクラウドファンディング、本日夜8時から始めました。目標40万円、期限9/30。上映会は神戸の映画館で2024年12月~2025年1月に予定。 まずはスタートダッシュの3日間で15%(6万円)達成を目指します。どうぞよろしくお願いいたします。 (追記)クラウドファンディング初日、開始後2時間半経った22:34、最初の支援者が現れました! 「ノルマル17歳。見たか

          【告知】クラウドファンディング企画します

          私はクラウドファンディングを企画します。 いま話題のADHDの女子高校生の友情を描いた映画「ノルマル17歳。」を神戸で初上映すべく、開催費用を募ります。目標額は40万円、期限は9月30日。神戸市内の映画館で2024年12月~2025年1月の上映を目指しています。 クラウドファンディングのページは8月29日夜8時に公開します。始まったら告知などでご協力いただきたいです。 クラファン用アカウント

          LinkedInラーニングにニューロダイバーシティ講座。当事者の親でもある講師がリアルな助言

          LinkedInラーニングにニューロダイバーシティの雇用支援の学習コンテンツが今年2月にできていました。 日本の就労支援機関もニューロダイバーシティ雇用を勧めるコンテンツを企業向けに展開しています。そうしたコンテンツが、LinkedInラーニングにもできました。 講師自身が自らニューロダイバージェント(発達障害)の子の親。その体験に基づいたリアルな助言がされています。コンテンツでは、複数人の当事者が出演して、それぞれの生の声が流されています。よくできている内容です。 合

          LinkedInラーニングにニューロダイバーシティ講座。当事者の親でもある講師がリアルな助言

          発達障害やギフテッドの動画メディア「インクルボックス」

          発達障害やギフテッドの動画メディア「インクルボックス」が凄いです。 赤平大さんは、元テレ東アナウンサーで、フリーアナウンサーとして活動中ですが、発達障害・高IQの子どもができてから、発達障害やギフテッドに関する論文を500以上読み、発達障害の当事者の周りにいる人への研修に改善が必要だと気付き、テレビ業界の経験を活かして、動画メディアを立ち上げました。 ニューロダイバーシティ研究の第一人者の村中直人先生、野村総研の高田篤史さん、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生といった

          【寄稿】セールスフォース ダイバーシティ&インクルージョンの嘘 12年も未達の障害者雇用率、「合理的配慮」訴訟起こされかん口令…

          MyNewsJapanで、私と編集長の渡邊で総力をあげてセールスフォースの障害者雇用訴訟の詳細を約1万5000字で出しました。15年間のうち12年も雇用率が未達だったデータ(払った納付金の額付きで)、訴訟に至った問題の上司の実名と顔写真を公開。有料部分に訴状、和解に至った経緯を入れています。 合理的配慮の失敗のケーススタディとしても参考に。 しかし、セールスフォースの取材していて、一般雇用で年収1500万円のマネージャークラスの人と、障害者雇用で年収420万円のバックオフ

          【寄稿】セールスフォース ダイバーシティ&インクルージョンの嘘 12年も未達の障害者雇用率、「合理的配慮」訴訟起こされかん口令…

          映画「ノルマル17歳。ーわたしたちはADHDー」

          7月7日、大阪・十三のシアターセブンで映画「ノルマル17歳。ーわたしたちはADHDー」を観ました。 発達障害のADHD(注意欠陥多動性障害)のある女子高校生2人が出会って、交流し、深まっていくストーリー。2人は同じ診断でも、困り感や生活ぶりは異なるものです。それでも、困り感で共有できる部分は共有しながら、互いの良い部分を認め合います。 発達障害を描いたエンタメ作品が増えています。ですが、オンラインの当事者コミュニティでは、「天才的な当事者のストーリーや、問題が解決してハッ

          優生保護法裁判最高裁判決の歴史的瞬間

          私は7月3日東京に出張していました。そこで優生保護法裁判の最高裁判決の歴史的瞬間を見ました。 傍聴券を求めて並んだのですが、抽選に当たったのは集まった900人中40数人。私は抽選には漏れ、最高裁前で待機していました。 原告弁護団の旗出しは「勝訴」「旧優生保護法は違憲」「優生思想を打ち破る」「司法府、その役割を果たす」「障がい者の声が届いた」「全ての被害者の救済を」「今までありがとうございました」。 かつて「不良な子孫の出生を防止する」ことを目的とする旧優生保護法に基づいて、

          働くということ「能力主義」を超えて

          「働くということ 『能力主義』を超えて」を読んでます。 正直、できるビジネスパーソンを自負する人には、タイトルを見て、「ああ、また競争を否定する能力主義批判か、関係ない」とスルーする人もいると思います。あるいは、そこまでできると自負していない人にも、「わかるよ、けど現実はね、そういうこと言ってもしょうがないよ」と言って関心を向けない人もいると思います。 筆者の勅使川原真衣氏は、大学院で教育社会学を専攻し、能力主義の権化といえる外資系コンサルを経て、独立して中小企業相手に組

          モルガンスタンレー證券の裁判は「レイハラ」認めず解雇は「有効」、原告側は控訴の考え

          外資系金融のモルガンスタンレー証券において、韓国にルーツのあるエグゼクティブディレクターが「レイシャルハラスメントを背景にした不当解雇」を訴えた裁判で、東京地裁はレイシャルハラスメントを認めず、解雇を有効とする判決を下しました。判決後の記者会見で、原告の代理人弁護士は「レイシャルハラスメントに対しての理解が誤っている。またハラスメントに対する守秘義務の扱いと、解雇理由についても問題がある。人権意識がなさすぎる判決だ」と怒りの声をあげました。 判決では、上司の発言について、原

          モルガンスタンレー證券の裁判は「レイハラ」認めず解雇は「有効」、原告側は控訴の考え

          Business Insiderのセールスフォースでゲイをカミングアウトした当事者社員のインタビューについて

          Business Insider日本版で、セールスフォースでゲイをカミングアウトした当事者社員の相場謙治さん(シニアソリューションエンジニア)がインタビューに登場していました。LGBTQ+のプライド月間に合わせた企画ですね。 私は日頃、活動家と呼ばれる人からも色々と学んでいます。 そのなかで感じたのは、彼らは当事者のなかでも特別視されがちだが、実際には彼らも普通の当事者の一人であるということ。 相場さんは同性婚訴訟の原告だったことがありました。「私自身『すべての当事者を代弁

          Business Insiderのセールスフォースでゲイをカミングアウトした当事者社員のインタビューについて