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2020年6月の記事一覧

LP投資家が重視するVCの評価指標とは?

LP投資家が重視するVCの評価指標とは?

VCのメディア露出や発信も増えたことで、VCがスタートアップを評価する際の指標は広く知られるようになってきました。

一方、VCファンドへ投資するLP投資家が、どんな指標でVCを評価しているかは、まだまだ情報が足りていないように思います。ベンチャーキャピタリストの情報発信も「どのようにスタートアップを評価するか」についてが多く、「自分たちVCがLP投資家からどのように評価されているか」については、

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目的無きデータ分析は無駄である

何となくデータを見ることで目的など生まれない
何かいいことが見つかるかもしれないからと何の目的も無しにデータを見るのは時間の無駄である。

データ分析は意思決定のために行っているはずだ。であれば何らかの意思決定という目的が無ければどんなに数字をいじくりまわしたところで「それで?」で終わるだけになる。それは時間の無駄としか表現のしようがない。

なおここでいう「データ分析」とは手元にあるデータを何と

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スタートアップのマーケット論その1:「大きなマーケット」とは何か

スタートアップのマーケット論その1:「大きなマーケット」とは何か

テックスタートアップのベンチャーキャピタルへのピッチ資料には、チーム、プロダクト、ビジネスモデルなど様々なことが詰め込まれていると思いますが、その中の一つで意味があるのかないのかよくわからないと思われがちなのが「マーケットサイズ」です。

起業家の皆さんはVCに「ちょっとマーケットが小さいなあ」などと言われ、「そしたらちょっと市場規模増やしとくか」と無理やり計算したり関連市場を増やしたり、「これ意

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スタートアップのマーケット論その2: "Why now"指数関数的な変化、技術の変曲点

スタートアップのマーケット論その2: "Why now"指数関数的な変化、技術の変曲点

前の記事に書いたGmail開発者のPaul Buchheitの言葉を再掲します。

(巨大なテック企業になるためには何が必要かと聞かれて)
Google, Netflix, Amazonのようになるために必要なことは、指数関数的な変化の上で事業を行っている事。インテルや初期のマイクロソフトやアップルは"マイクロコンピューターの勃興"という変化の上で事業を行っていた。マイクロコンピューターがなければ

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【解体新書】Notion編 ~ 社員数たった50人の会社がユニコーンになれた秘密 ~

【解体新書】Notion編 ~ 社員数たった50人の会社がユニコーンになれた秘密 ~

『解体新書』と題し、急成長するスタートアップ企業を徹底解剖するシリーズの第1回としてNotionについて書こうと思います。
(このシリーズが面白いと思ったり、別の企業について書いてほしいという方はぜひこのnoteへのスキや、Twitterのフォロー、シェアをなにとぞ🙇‍♂️)

Notionを知らない方にざっくりとした説明をすると、なんでもできる超多機能情報管理ツール。昨年くらいからものすごい熱

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