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ファスティングの効果

ファスティング=断食は、食べないことで健康を取り戻す、「引き算の栄養学」ともいわれています。
ファスティングにより体内の毒素を体外に排出することができます。

近年よく耳にするようになった断食ですが、実は古代ローマ時代からすでに薬の代わりに断食での治療が行われていたそうです。

一時的に食を断ち身体を飢餓状態にすることで、オートファジー=自食作用(栄養源のリサイクルや細胞内で余分なものや有害なものを分解する仕組み)が働き、生命力を活発化させたり体をリセットします。


主な効果

⚫︎ダイエット
⚫︎デトックス
⚫︎内臓の休息
⚫︎脂肪燃焼
⚫︎腸内環境の改善
⚫︎食生活の改善と味覚のリセット
⚫︎血流改善
⚫︎血液の浄化
⚫︎自然治癒力アップ
⚫︎代謝力アップ
⚫︎生活習慣病の予防
⚫︎リラックス効果
⚫︎脳の疲労回復
⚫︎体内の炎症を抑える


現代の食べすぎによる害

現代は飽食の時代であり、1日3食そしておやつまで食べ、食後に疲労感を感じるほど大量の食事を摂り、胃腸に送り込んでいる状態です。

そのため常にお腹に何かが入っていて、消化活動を行っているため、現代人はデトックス能力が落ちています。
現代病である生活習慣病の大半が食事に起因するものだとも言われています。

体が本来持っているデトックス機能は、胃腸に消化するものがない状態の時にのみ働くため、空腹の時間帯を確保してあげることが必要になります。

私たちは、たくさん食べることがいいことだと言われ育ってきましたよね。
しかし消化活動には膨大なエネルギーが使われており、体内で生産されるエネルギーの8割が消化に使われているともいわれています。

なので「何を食べるか」より「いかに食べないか」という、今までとは全く異なる観点の食事法が注目されています。
「食べない」という選択が、老化と慢性疾患の予防に効果的であることが科学的に証明されているのです。

ファスティングで食事量を減らすことで、消化にかかる膨大なエネルギーを節約できる分、身体は体の修復や疲労回復などにエネルギーを回すことができるようになるので、その結果健康な身体でいられるのです。


朝は本来排泄の時間帯である

⚫︎朝は食欲がない
⚫︎朝食を摂ると集中力が落ちて作業が捗らない
⚫︎朝食を摂ると疲れる

という方もいると思います。

これは不健康なのではなく、体の仕組みからすると間違ってはいないのです。

人間の体は本来、午前中は排泄にエネルギーを使う時間帯になります。
午前中の間に老廃物などを排出し、胃腸を休ませながらリセットする。
ここから1日がスタートする。

お腹が空いていないのに体のためにと無理に朝食を摂ると、朝から胃腸はフル回転、消化活動にたくさんのエネルギーを使うため、排泄にエネルギーを回すことができなくなってしまいます。

また食後は体のエネルギーや血流が消化器系に集中するため、眠くなったり頭の回転が遅くなったりします。
朝食を取らないことで体のデトックスと休息を与えることで疲れにくくもなります。

※朝食を摂ることで体が目覚める、体内のリズムを整えるため3食の時間を設定し継続する
といった考え方もあるので、ご自身のライフスタイルや体調に合わせるようにしてください!
(服用中の方で決まった時間に食事を取る必要のある方もお気をつけください)


何日か食事を抜く本格的なファスティングが難しくても、16時間断食や1日1食だけ抜くなどの方法で、まずは何もお腹に入っていない状態を作ってみて体調をみてみることをオススメします。
1食抜くだけでもデトックス効果は得られます。
まずは1週間続けてみると何か体調の変化に気がつくと思います。

※やり方については調べると色々出てくるので自己流ではなくしっかり調べた上で、
最初は専門家の指導の元で行う方が安心です。


※筋肉量が低下しやすくなるので、適度な筋トレや運動などを行うようにする

※断食後最初に口にするものがとても大切になってくるので、食べるものや順番に気をつけ、血糖値の急上昇に気をつける。まず食物繊維の豊富な野菜や海藻などから→タンパク質→糖質の順番でゆっくりよく噛んで食べるようにする。
麺類・丼物・パンなどの1品料理は注意!サラダなどをプラスし、サラダから食べるようにする

※体調がすぐれない時、体力に自信がない方、摂食障害のある方、高度に痩せている方、妊娠中の方は控える
(お子さんの場合、開始年齢については様々な見解があります)

※現在・過去に病歴のある方やその疑いがある方、服用中の方はかかりつけ医に相談してから行うようにする


断食には他にもうれしいメリットが!

⚫︎食費が浮くので節約になる(長時間の断食で講師の指導や酵素ドリンクなどを使用する場合はそちらにお金はかかりますが)
⚫︎食事を摂らないことにより空いた時間も他のことに使える

自分の体に向き合うことや食事を見直すきっかけにもなりますね!

最後まで読んでいただきありがとうございます♡


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