継続は力なり|小さなことの積み重ねが成功へ導く
いまこの1秒の集積が1日となり、その1日の積み重ねが1週間、1ヵ月、1年となって、 気がついたら、あれほど高く、手の届かないように見えた山頂に立っていた と、いうのが私たちの人生のありようなのです。
by 稲盛和夫
日本の実業家。京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者である稲盛和夫氏の格言であるこの言葉は「継続すること」の本質をつく言葉です。
「継続は力なり」「続けることに意味がある」と継続に関する格言は多々あり、あの古代ローマの哲学者アリストテレスも「繰り返し行うことが、われわれの本質である。ゆえに、美徳は行為ではなく習慣なのである」と継続することが人間の本質であると述べています。
しかし、継続することは難しい。
現代詩家の相田みつをも自身の作品の中で継続の難しさを残しています。
毎日少しずつ。それがなかなかできねんだなあ
相田みつを:「にんげんだもの」より抜粋
私もコツコツ続けることの大切さは身に染みて分かっています。が、本当に続けることは難しく、よく「今も続けていれば…」と後悔することが常です。私も何度も経験してます。
小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道だと感じている
by イチロー
コツコツ続けることは、すぐに成果が出ないこと、思った以上の効果が得られなかったこと、費やした時間とその反響に大きな乖離があった時などで心がポキッと心が折れる音が鳴り響きます。
しかし、遥かなる頂にある「とんでもないところ」に行くにはイチロー氏もいう通り「小さなことを重ねていく」ことが大切です。
でも継続は難しい。難しいのです。高い情熱でモチベーションを保ち続けることは困難で、継続をしたからといって必ずしも報われるわけではありません。
日本の将棋棋士。永世竜王、十九世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖の資格保持者である羽生善治九段もモチベーションの維持は難しいと述べています。
何かに挑戦したら確実に報われるのであれば誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なこと。
by 羽生善治
多くの偉人が継続の大切さ、継続の難しさを発言し、成功者は必ず日々の積み重ねを行い、努力を継続していることが伺えます。
あの国民的アニメであるドラえもんも「毎日の小さな努力のつみ重ねが、歴史を作っていくんだよ」と名台詞を残しており、成果が出るのは遥か先かもしれないし、もしかしたら報われないかもしれない。それでも小さな努力の積み重ねが人を成長させるし、その継続したことが歴史となります。
少なくとも個人の歴史は小さな努力を継続することで作られていくことでしょう。
私は普段フリーランスのWebマーケターとして事業者さまのWebマーケティング活動のサポートをしているのですが、この「Webマーケティング活動」も小さな継続の積み重ねにより最適化していくものです。
「本当にこれで効果があるのか?」という小さな改善もよく行います。(例えば文字サイズを1px大きくする、タイトルの文言を1文字変えるなど)
大哲学者であるソクラティスは「良い評判を得る方法は、あなた自身が望む姿になるよう努力することだ」と述べており、この考え方はWebマーケティングにも当てはまります。
小さな変化をコツコツと続けていくことで、気づけば自身の体に大きな変化が訪れます。
【パーソナルデータ】
名前:Uto
職業:Webマーケティングコンサルタント/ライター
趣味:サウナ、アート鑑賞、一人旅、音楽Dig
特技:和太鼓
【連絡先】
メールアドレス:yy.edih.xx@gmail.com
Twitter:@hd2OimM
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