日誌「あえてネクタイをするという矛盾さ」 #1189
先日『十二人の怒れる男(1957年)』という映画を見た。これは三谷幸喜さんの『12人の優しい日本人』などの元になった作品だ。私は後者のほうから知ったので、オリジナル(?)を見るのは初めて。ただ、そこまでストーリーや展開が異なるわけでもないのでサーっと見る。すると、陪審員1番の服装が気になった。演じているのはマーティン・バルサムで、役としては陪審員の議論の司会を務めることになった体育教師。一見すると普通のスーツ、というかネクタイをしたジャケパンスタイルなのだがシャツに違和感があ