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日誌「10代の自分に聴かせてもまったく響かない」 #1182

昨日とは違ってグズっている天気。週間予報を見ると明らかに梅雨入りしそうな雰囲気だ。一方で、18時を過ぎても明るい。そう、明日は夏至なのだ。ここから折り返すように日照時間は短くなっていく。それはそれで寂しいものだ。夏の好きなところはそういうところ。冬はすぐに暗くなるから好きになれない。仕事を終えて外へ出ると真暗、よりも薄明るい方がどこか嬉しさがある。時間の経過は同じだけれども。長い雨が終わると、また信じられない暑さになるのだろう。それが夏の嫌いなところだ。

ここ最近、よくKIRINJIを聴いている。特に『時間がない』をリピート。歌い出しの《あと何回 君と会えるか あと何曲 曲作れるか あと何回 食事できるか 今日が最期かもしれないんだ》という歌詞にグッと来てしまった。勝手な想像だが、これは私が30代になったからだと思う。タイムマシンで過去へ行き、10代の自分に聴かせてもまったく響かないだろう。というか、ピンと来ないはずだ。今が絶望的というわけでもなく、より現実というものが身近になってしまった。多分、そんな感じなのだろう。

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