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お金に働いてもらって稼いでみたいと中学1年生が言うまでに経験したこと

お小遣いを「稼ぐ」体験をかれこれ8か月経験した事で、私の中学1年生の息子は自分の稼ぎの上限を体験的に理解したようだ。お金というものに興味を持ち始めたところで、「13歳からの億万長者」という本を読ませてみた。

13歳からの億万長者

この本は「Biz Kid$」という金融教育プログラムを立ち上げたco-creatorとco-authorであるJames McKennaとJeannine Glistaによって世に送り出された本という事だ。エミー賞を受賞した子供が子供にビジネスを教えるというテレビ番組をもとにテレビ番組と同じタイトルで子供向けの金融教育プログラムを彼らは立ち上げたようだ。説明がややこしいのだが、子供向けの金融教育に長いこと携わった方々が長期に渡る研究結果みたいなものを1冊の本にまとめたという感じだと思う。

長年にわたり数百人もの子どもたちを取材調査し、
同時に過去から現在までの億万長者のヒミツを徹底的に調査。
幼い頃からどんなことをすれば、ゼロから1億円をつくれるのかを徹底研究した。(Amazonの販売ページより抜粋)

この本の内容はとても充実していた。以前の記事、世界中で子供のお金教育が始まったでも少し触れたが、読んだ感想は次の通りだ。

早速私もこの本を買ってみましたが、お金を「稼ぐ、貯める、運用する」という3点を上手に説明してあり、更には稼ぐ方法としては「起業」についても触れるなご、大人でも楽しめるような内容となっていました。

私の中学1年生の息子はこの本の中の「運用」の部分を読み「お金に働いてもらう投資」に興味を持ったようだ。

余談だが、この13歳からの億万長者という本は、中学1年生でも理解が進むように書かれている本なので金融教育の教材としては使いやすいと思う。

投資は経験が必要

投資は座学で学ぶものではなく、体験的に学ぶ物だと感じている。なぜならば相場は常に動いており、その動きに感覚を慣らしていく必要があるからだ。

またこれから価値が上がる株を予想して買っておくなんて事は初めから出来るわけがない。。。そもそも市場の将来予測でさえ経験が必要なのだ。

今は投信が小口で買える時代である。なので、投資を学習するには、まず投資信託の小口運用から始めることがよいプロセスになると感じている。積立投資という方法があり、毎日少しずつ決まった額を買ったりするという方法もあったりする。

投信はサービスによっては100円から積み立てられるので、子供が「稼いだ」お小遣いを運用し、お金の勉強に取り組むにはちょうど良い内容だと感じている。

私自身試しでやってみているが、よい学びをさせてもらっている。

早速息子の証券口座を申込んだ


SBI証券ではジュニアNISAに加え未成年口座でも株や投信の売買が自由に出来る。なので、SBI証券の口座開設を申込んでみた。1週間ほどで本人確認などの書類が届くそうだ。

子供が金融教育を受けるにはとても良い時代だと思う。

証券口座が開きやすくなっていたり、ポイントでさえ運用対象になるほど小口投資が普及したりと、資金を潤沢にもっている必要がなく、少額で投資を学べる時代だ。

金融教育はこれからの学習テーマの一つとなってくると感じている。ただ、金融教育はなにも学校や塾で教えてもらう必要はなく、少し工夫すれば家族で取り組める学習テーマであると考えている。

経験上、子供にはお小遣いを「稼がせる」という体験が金銭感覚の土台作りには適していると感じている。それが出来てくれば自然に投資や貯めることに興味をもつような気がしている。

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