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世界中で子供のお金教育が始まった

アメリカではすでに21州(※注1)が高校生を対象に「お金教育」を進めています。いよいよ日本でも来年2022年4月から高校生を対象に「資産形成」の授業が始まります。
(注1、2021年9月時点)

子供専用の金融サービス

仕事で英語のカスタマイズレッスンのテキストを作る為、2016年頃から欧米のFintech市場を学んています。当時はイギリスで「銀行のアプリ化」が始まった頃で、日本でオンライン銀行が始まった頃のような賑わいがありました。

2016年のちょうどその頃、アプリ銀行の代表格であるMonzoが子供向けの金融サービスをローンチしました。当時はまだ市場の関心を得られなかった為サービスは一旦中止となりましたが、現在はサービスが再開されるほど市場は成長しています。

私が実際初めて知った子供向けの金融商品はアメリカ発のCurrentというサービスです。2019年頃でした。親がデジタル管理出来る子供用のデビットカードという感じで、子供への毎月のお小遣いや家事手伝いへの報酬管理などをデジタル化し、更にはVISAプリペイドカードで子供がお金を使ったら親に通知が来るという画期的なサービスでした。さらには子供の支出の上限を設定出来たり、VISAプリペイドカードを紛失した場合はスマホ上で即時停止出来たりと親としては願ったりの機能が色々とありました。

2019年頃はCurrentのユーザーは約24万人でしたが、2021年4月の時点では既に約300万人のユーザーになっているという事ですので、市場の反応は大きなものであるといってもいいと思います。

また、これらのサービスは通常有料であり、Currentは当時は36ドル/年、3ドル/月、円換算で約340円で、プレミアムアカウントは4.99ドル/月、円換算で約570円という感じです。現在アメリカのサービスの相場は5ドル/月〜10ドル/月、円換算で510円〜1130円という感じです。

日本のお金教育をサポートするサービスとしては、三井住友カードさんの「ハロまね」、そして親子間の電子決済を便利にするサービスとしては同社の「かぞくのおさいふ」などのサービス提供があります。

13歳からの億万長者(入門)

ヤフーニュースでDIAMONDonlineの記事を読んだときに日本でも子供へのお金教育の波が来ているのでは?と思いました。記事によると、

『13歳からの億万長者入門──1万円を1億円にする「お金の教科書」』が9/29、ついに日本上陸。たちまち大重版となり、本日「日経新聞」に掲載された。

だそうです。

早速私もこの本を買ってみましたが、お金を「稼ぐ、貯める、運用する」という3点を上手に説明してあり、更には稼ぐ方法としては「起業」についても触れるなご、大人でも楽しめるような内容となっていました。

日本でもお金教育の波は来る

あくまでも予想の範囲を超えませんが、欧米での市場過熱、更には来年度から高校生を対象にお金教育が義務化されるところなどを見ると、「お金の教育」は今後の教育分野において大切なテーマの一つになってくるのではないかと思っています。

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