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子供が毎朝勉強するようになった、たった2つの習慣

以前の投稿で既に触れてきたが、中学1年生の息子は自宅でお小遣いを「稼い」でいる。今年2021年4月から開始し既に8ヶ月が経過したが、現在では毎朝1人で起床し朝勉し、毎日しっかりと「稼ぎ」を得ている。また自分で「稼ぐ」という経験を通じて金融教育も進んでいる。

中学1年生の息子に設定したタスク

タスク設定は簡単なようで難しい。弊社が行ったマーケット調査でご橋梁頂いたご家庭ではタスク設定の失敗で子供の生活習慣改善で成功を手に出来なかったご家族もいる。成功には子供の歩みに合わせたタスク設定が必要となる。

我が家の息子のタスク設定を考える際、考慮した点は次の通りだ。まずは早起きが得意であること、そして中学生になり勉強量が増えたという点だ。このような背景があり、毎日勉強するという生活習慣作りはとても大切になると考え、一日の勉強量に応じてお小遣いを「稼げる」タスク設定をした。その他5歳と1歳の妹をお風呂に入れる、テストの点数が90点以上を超えるなど、特別なタスクなどは別途「稼げる」よう、その都度金額を設定している。大体は100円となり、毎日の勉強の場合は1科目10円という設定なので、特別感があるよう毎日のタスクの10倍の設定となっている。

タスクを完了したら「稼いだ」お金を父親から受取る

ここからは親が参加する作業になるが、タスク完了は妻がチェックしている。一日稼いだ金額がわかれば私(父親)が息子に「稼ぎ」を電子マネーで送金している。また、息子は作業完了後通常翌日に「稼ぎ」を受取るという流れになっている。

①タスクを行い、②「稼ぎ」を得るというたった二つの習慣によって、息子の生活習慣の改善と金融教育は前進している

家庭でお小遣いを「稼げる」タスクの設定と報酬の受け渡しを設定する事で中学1年生の息子は8ヶ月間で毎朝勉強するという生活習慣が作られ、健全な金銭感覚を育て始める事が出来た。

親の手間となっている毎日の作業はタスクのチェックと送金だけだ。これらは手間という手間ではなく、単なるスマホ入力程度の事である。

親からの応援と報酬は子供のやる気を育てる

タスクと報酬設定によって得られた子供への効果は①親の子供に対する眼差し②報酬だと考えている。

子供のやる気を育てるには、親が子供の頑張りを認めてあげるというはとても大切な要因となるようだ。認めるという事は結果ではなく頑張りを褒めてあげるという事のようだ。我々夫婦はタスクの遂行を管理しているが、それは息子の取り組みを毎日目を通す作業に繋がっている。毎朝スマホにスマイルゼミから届くレポートで前日やったことに目を通すことで「昨日は全科目出来なねー」などの声掛けに繋がっている。

やったことを褒めるだけでなく報酬を与えることは、親が認めている事を具体的な体験に変える方法となるようだ。口頭での励ましがある事が前提のようだが、口頭の励ましがある上での報酬は「頑張っている事を親が認めている」という事の体験を加速させるようだ。

私は子供の心理学には精通していないが、子供が毎朝勉強する生活習慣が育っているところを見ると、「頑張っている事を親が認める」「報酬を与える」の2つの方法は息子に対しては今のところ功を奏していると考えてもいいと思っている。

またお小遣いを「稼ぐ」という体験は子供の金融教育に繋がるので生活習慣の改善に加え、人生を通じての学びを得られていることにもなる。

我が家が利用しているツールは「スマイルゼミ」と「Kyash」

学習内容をデジタル管理できるのスマイルゼミは使いやすいと考えている。またデジタルツールなので、弱点の復習が自動で繰り返されたり、暗記科目は長期記憶を貯える為の復習期間に従って何回も復習出来たりと使いやすいと感じている。

Kyashという決済アプリにおいては送金も入金も無料で行うことが出来、決済の際は履歴が全てスマホに残っているのでお金を使った際の確認の手間が本当に楽だと感じている。また使用履歴がさかのぼれるので以前使った金額の確認作業もスマホアプリを開けば解決するので確認作業の手間はあってないような物である。

毎日の生活習慣を育み、健全な金銭感覚を養うにはデジタルツールが使いやすい

タスクの確認とお小遣いの送金がもし全てマニュアルだったら8か月という長期的な取り組みも実現しなかったと思っている。タスクの確認作業は息子との確認作業になるが、朝やったことを帰宅後に息子に確認する事になる為、毎朝やったことのメモを取らせたり、それを確認するなど、確認作業は手間だったと感じている。また現金のやり取りの場合、受取る側は小銭だらけ、支払う側は常にある程度の小銭が必要となっていただろうし、お金を使った際の確認はお小遣い帳などをつけさせるような事になり、これはまたこれで新たなチャレンジが強いられただろう。

得意不得意がある中で不得意な作業をデジタルが処理してくれることは我が家では大助かりとなっており、上述したような息子の成長はデジタルツールなしではなかなか達成出来なかったチャレンジだったと感じている。

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