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「愛のひと」などと言われても所詮偽善ではないかと自問自答する

はじめに~皆様の時間を奪うだけになるのではないかという懸念


書かなければどうにもならない気がして、書くことにした。

これは、内省の文章。

最後までお読みいただいても、「結局なに?」で終わるのだろうと思う。

だから、皆様の徒労が最小限となるよう有料設定をすることにした。

どうか、ご了承いただきたい。


「あなたはどうなの」な私


顔が見えないインターネットの世界。

姿や声を公にしていなければ、

もっぱら発している「ことば」によって印象が決まる。


感覚として、私は好意的な印象を抱いていただいているようである。

自意識過剰であるかもしれないが、ありがたいことである。


noter様に魅力的な方が多くいらっしゃることは存じ上げているものの、現在の人的交流はほとんどがTwitter上で行われている。


「Twitterはスピードが速い」と、よく耳にする。

情報の流れや何やかんや、確かにそう思う。

そして、ひととの繋がり。

連日、「知り合い」が数人数十人と増えていくのである。

現実世界では、あり得ない。

100人、1,000人、2,000人..。


繋がりが生まれた中には、その後まったく交流がないという方もいる。

「無言フォロー」というもの。

「これからよろしくお願い致します」とご挨拶をくださった方と、その後まったくことばを交わす機会がないといった例も数回どころではない。

..。
..。

いやどこか憤りながらも正直なところ、私自身も自分を棚へ上げることになるのでそう強く物申すことはできないのである。

なんだか素敵そうな気になるアカウント様をお見かけして、後ほどご挨拶に..と取り急ぎフォローさせていただいて失念しそのままになってしまうような場合もあるので。

ご縁を感じてご挨拶させていただきながら、ご無沙汰してしまうことも。

実に、失礼極まりない。


完璧を求めるのに中途半端な私


学生時代、テスト勉強。

特に暗記を求められる教科、テスト範囲の内容は完璧に覚えたいと参考書等々の記載まですべて網羅したノートを仕上げていく。

時間切れで、「途中まで完璧なノート」が仕上がる。

「完璧」だった範囲の出題はまさに正答率パーフェクト、それ以外はガタ落ちで全体の結果がそこそこ。

このクオリティで最後まで勉強が進めばと毎回思いながら、結局一度もそれが叶ったことはなかった。


当稿の見出し画像は、ショパン『革命のエチュード』の楽譜である。

弾いてみたいと思っていた楽曲がいくつかあった中、たまたま身近なところに楽譜を見つけたのである。

練習場所は、スナック。

お酒を呑みに行っていたわけでもないし、ピアノ経験者でもない。

突っ込みどころしかないことは承知、結果として冒頭30秒程度は暗譜しそこそこ聴くことができるかなぐらいになった。

けれど、結局そこまで。

最後まで、100%のクオリティにすることができないのである。


「愛のひと」が聞いて呆れる私

「完璧な部分」

Twitterを眺めていて

「この方はお悩みなんだ、お困りなんだ」と推察される瞬間がある。

私自身も途方に暮れ心細くなっていた経験はあるから、本来の人見知り気質で緊張を通り越し恐怖すら感じながらお声がけ..リプライさせていただくことが何度もあった。


それが意外にそれほど難しいことでなければ、難なく解決もする。

そして、自分で思っているよりも大きな感謝を受けるのである。


何気なく目が留まって知っている範囲のことを伝えただけで、後々まで「あのときお声がけいただいたおかげで..」と仰ってくださる。

何も悪い事をしているわけではない、積極的に続けていこうと考えていた。

各所で話題にしていただき

「〇〇さんのところにも『降臨』」「愛を振りまくひと」

など仰っていただく。

これだけのことになると、悪い気はしない。


「完璧な部分」以降

私はTwitterアカウントを運用する中で収入が得られるよう、さまざまなことを模索している。

ある程度は成果があり評価のお声もいただいているものの、「収益モデル」という明確なかたちが完成しているわけではない。

そう、テスト勉強やピアノの練習と同じであると気付いた。


最近は「独自の世界を確立している」と仰られるようになり、自分自身でも自らのアカウント運用が再現性の高いものにあらずと認識している。


その「路線」へシフトする前、私は何かひとの力になることができる筈だと思い積極的に「完璧な部分」をシェアしようとしていた。

そうこうしているうちに、「「完璧な部分」以降」までも求められるようになってきたのである。

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