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2020年4月の記事一覧
「みんなでがんばろう」を僕は疑う
対コロナで「がんばろう」という声がいつの間にか聞かれるようになった。最初は「うちにいよう」と”自粛”だったが、「うちにいる」「三密を避ける」ことをみんなでがんばるという風になっていた。そしてことあるごとに多くの著名人から「みんなでがんばろう」と言われるようになった。
私も最初はそう思ったが、だんだんと居心地が悪くなり、そして今はやや怖くなった。今このことを書くのはかなり覚悟のいることだが、それ
対コロナの目的と手段を見誤らない
私は感染症の専門家でも何でもないが、最近コロナ対策が何だか変な方向に行っているような気がしてならない。ここで素人なりにコロナの対策について整理したい。
ここでは目的順というものを考えて述べていきたい。数字が少ないほど目的としての優先順位が高く、下はその為の手段となる。
そうすると対コロナの一番の目的は何か。もちろん8割の接触減ではない。コロナの患者を減らすことでもコロナの重傷者や死者を減らす
安倍晋三は「っぽさ」こそが本質である
アベノマスクや星野源動画に乗っかったりと最近何かとマイナスの話題が多い安倍総理だが、私はようやっとこの人の本質が分かった気がした。
きっかけは爆笑問題太田光と中沢新一の対談本『憲法九条の「損」と「得」』だ。この本は国民投票が現実味を帯びた中での改憲について対談するという体だと思うが、既に安倍総理が改憲の意欲を失っていて、対談としては宙ぶらりんな感じになっている。
あれだけ熱を持っていたように
『シン・ゴジラ』巨災対に学ぶなぜ専門家の声がうまく活かされないのか
コロナの対応を巡っては感染症の専門家の声が政策にうまく反映されていないという声がよく聞かれます。政府に協力している感染症の専門家が実際に声を上げているので事実なのでしょう。
この件を考える上で浮かぶのが映画『シン・ゴジラ』の巨災対です。
ゴジラの出現によってつくられた巨大不明生物特設災害対策本部という組織は各部門の官僚や専門家が集まって政治家と共に対策を練っていきます。医学、野生生物、生物
緊急事態宣言(非ロックダウン宣言)はアンダーコントロールという危険な賭け
今日からついに緊急事態宣言が発令されました。昨日は安倍総理が会見し、その中の質疑応答でイタリア人記者の質問への回答で安倍総理が「責任を取ればいいというわけではない」と責任逃れともとれる発言をしたことが大きな話題となりました。
しかし、大事なのは安倍総理の回答の方ではなく、イタリア人記者の質問の方です。彼は日本がロックダウンをしないことについて一か八かの賭けだと思うが失敗だったらどう責任を取る