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パーツたちとセルフの関係について

こんにちは。

日本初のIAOTRC認定*トラウマ回復コーチのEri Blueです。
(プロフィールはこちらから)

前回の記事では、

パーツを頭で考えて欲しくないから、パーツについての説明を割愛したのですが、どうしても気になる人のために今回は先ずパーツさんとセルフと呼ばれる内的家族システムの全体像について説明したいと思います。

私たちの内側には、重荷を背負ったり、傷ついているエクザイルさんが表に出てこないように、必死に守っているプロテクターと呼ばれるマネージャーさんと消防士さん。そして、生まれた時からみんな持っているセルフが存在しています。

私の場合、これまで何度かIFSセッションを受けてみて、自分の中には約1万くらいのパーツさんたちがいるだろうなって感じています。

ただ、IFSセラピストでSenturというアプリを開発されたSEOのSarah Houyさんによると、パーツワークをして、パーツを理解したとしても、その後でしっかりと記録していかないと同じパーツが出てきたとしてもそれに気付くことができない。ということもあるそうなので、私も実はもっと、シンプルなのに全体像がいまだに見えないから複雑化しているように見えているのかも知れませんね。

因みに、今Senturというアプリ英語しかないのですが、Sarahさんとミーティングを重ねて今後日本語でも使えるようにできないか、道を模索している最中です。また、何か進展がありましたらnote記事もしくはX(元Twitter)でお知らせしますね!

話を戻して、
セルフがリーダーシップを持って、みんながいい感じで距離をとり、お互いを尊重して、良好な関係を築けている状態が理想。だけど、これまでの傷つきやトラウマが沢山あったりすると、各々のパーツさんたちが自分の陣地をはみ出して混ざったりしちゃうんですよね。

そうなると、パーツさんたちもなかなかセルフのエネルギーと繋がりにくくなってしまうのです。もしくは、そもそもセルフの持っている癒しの力を信じていないことも。

だから、IFSのセッションでは、アナタの中に存在するパーツさんとセルフとの関係を修復していくような作業をしていくのです。

いきなり、各々のパーツの説明なしで一気に全体像、そしてIFSでは何を目指しているのかを説明してみました。

次回記事では、それぞれのパーツについて説明していきたいと思います。
また、この記事について質問もしくは、その他記事にして欲しい内容等の要望がありましたら、是非記事にコメントを頂けると嬉しいです!

では、また!


Eri Blue  (エリ ブルー)
自分はぐくみ塾 塾長/Dr Blue Coaching 代表
1983年生まれ。イタリア・ミラノ大学大学院卒(生化学博士)。管理栄養士。日本初IAOTRC認定トラウマ回復コーチ。外資系企業勤務を経て独立。ACE*スコア7のACEサバイバー。(詳しいプロフィールはこちらから)
*ACE(逆境的小児期体験)についてはこちらから


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