後編:うつの僕が自分と向き合って「やりたいこと」が見つかりました。
新しいイスの座り心地がよすぎて
驚きを隠せていない、よしです。
さて、早速本題に入りますが
今日は前回の記事の続きになります。
続きになっているのでまだお読みになっていない方は是非こちらご覧になって頂けると嬉しいです。
初投稿時から比べると身体を病気して少しずつ元気になってきました。少しずつこれからのことを考えれるようになってきました。
当時はしんどかった「自分に向き合うこと」がっつり自分を掘り下げて、「本当の自分を知るため」に気持ちを晴らしていきいき自分らしく生きるために時間をかけて自己理解ワークに取り組みました。
結論、やってみて本当によかったです。
これまでも1歩足を止めて
「自分のやりたいことってなんだっけ?」
「これからどんな生き方をしたいんだっけ?」
って考えたいって思っていました。
でも忙しさに流されいつしか
誰のためになんのために働いているのかを見失い
自分の身体を気づいたら壊してしまいました。
自分と向き合い、自分の心と対話することで
この病気をした経験そのものへの捉え方が
よりポジティブに変わりました。
新しい自分になるために身体がきっかけを
用意してくれたんだって思える時間にもなりました。
今は「本当にやりたいこと」が見えてきたので、
高揚感と共に実際にはどうやっていこうか
ということで思考が駆け巡っています。
どちらにせよ、一番の財産は前回の記事でまとめた「大事なこと(価値観)」の中での一番の土台となっているものを決めれたことが心にかかっていたもやが晴れたような気がしています。これだけでも最高の収穫となっています。
それでは続きを書いていきます!
【本記事の執筆者】
おさらい:自己理解を進めるワークの手順
前回の記事で書きましたが
少しおさらいで順序を書いておきます。
手順は大きく6つ
『大事なこと』を見つける
『仕事の目的』を決める
『得意なこと』を見つける
『好きなこと』を見つける
『好きなこと』×『得意なこと』から「やりたいこと」を仮説を立ててリスト化する
「仕事の目的」で「やりたいことリストから絞る
大まかにいうと
「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」
を明らかにしてその3つの円に重なるのが
僕の『本当にやりたいこと』になります。
この記事では3〜6を最後まで
一気にまとめていきます。
『得意なこと』を見つける
得意なことの定義は「成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターン=クセ」と筆者はまとめています。無意識にやっていること。自分にとっては簡単で無意識レベルでやってしまうこと。
ここでは5つの問いに答えて
「得意なこと」を見つけていきます。
書き出す中でやっぱり見えてくるものがあるんですよね。こういうのっておっくうになるけどやってみたらスッキリします。
Q1.これまでの人生で充実していた体験は?
ノートには文章で書いたのですがここでは箇条書きで。
音声配信で話すこと
ツイッターで想いを発信すること
noteで思考を整理して書くこと
物事を計画立ててビジョンを明確にする時
誰かの目標達成の支援をしている時
場をまとめて空気をつくるファシリテーションする時
目の前の人を励まし、勇気づけの言葉をかける時
チームのパフォーマンスを引き出す関わりをしている時
今の仕事にも関係しているところもありますが、やはり「対人関係」と「想いを紡ぎ、届ける」がかけ合わさっている気がします。ここでも前回まとめた「大事なこと」「仕事の目的」に重なる部分があるなと少し感じました。
Q2.最近イラッとした、もしくは心がザワザワしたのはいつ?
こちらも箇条書きでまとめると
人の話を聴かない人
人の想いを聞かず自分の考えを押し通す人
否定から入ってくる人
目標があるのに行動に移せない自分自身
自分で決めれず選択権がない時
超保守的な人、弱い人を守らない
攻撃的な人
今もう一度、客観的にみてみると、「自尊心」を超大事にしているなと思いました。笑
だからざわざわするんだろうなぁ。
Q3.仲のいい人に「自分の長所って何だと思う?」と聞いてみてください。
7人ぐらいにLINEで聞きました。めちゃくちゃ自己肯定感高まりました。自分の「自尊心」コップが満たされない時はいろんな人に聞くのもありだと思いました。
こちらでは恥ずかしいので3つ。
「心配りができる」「あたたかいところ」「相手を受け入れる」
他人から見える自分を聞けるのはありがたいことでとてもうれしいです。
noteではコメント欄でいろんな方からお声をいただけます。その言葉が自分の心をどれだけ救っていただけるか。改めて、ありがとうございます。
Q4.明日仕事を辞めてしまったとして、もっとやりたかったと感じるのは何か?仕事をしていない場合は前の仕事について考えてください
いろいろあるけれども書き出しのは
リーダー育成の研修やファシリテート
悩める若手社員の相談役
キャリア形成の支援施策
でした。ここでも人が関わっていますね。
言葉で発信をして価値を届けている姿が想像できます。
Q5.これまでの人生で成果が出たことは何ですか?どうやって成果を出しましたか?
この問いに対しては、更に深ぼるために8つ問いが用意されていました。ここでは割愛しますが、3つのエピソードをがっつり掘り下げて自分の長所探しを行いました。
ここまでQ1〜5から、
自分の長所を20個以上目標に書き出します。
長所を書き出したら
これで評価をつけます。それがこちら。
のちのち、この◎のものを活用して「好きなこと」とかけあわせて「やりたいこと」を見つけていきます。
『好きなこと』を見つける
好きなことの定義は、「興味・好奇心を感じる分野」であり「どうしてなんだろう?」と知らないことを知っている状態に変えたくなる。その差を埋めたいと感じる気持ちが「好き」と筆者は説明しています。
なんてわかりやすいのでしょう。
「好きなこと」を仕事にする部分においては注意点も必要で、例えば「野球が好きだから、野球の分野の仕事についた」とします。でもその人は、野球のチームプレーが好きかもしれないし、コツコツ能力を高めるのがすきかもしれないし、戦略を考えるのが好きかもしれない。というわけです。
だから好きな分野を仕事にする時は、「自分がどんなことをやっている時に楽しいか」という「得意なこと」とセットで考えることが必要だと言っています。
だから「得意なこと」×「好きなこと」=「やりたいこと」なんですね。
もう1つの注意点は
「役に立つから好きなこと」を仕事にしない。
「興味があるから好きなこと」を仕事にする。
を力強く書かれています。
こんなバイアスなんて
捨ててしまえというわけです!
「役に立つかどうか」を基準にすると足を止めてしまうリスクがあるからです。合理化の罠と説明されていて、めちゃくちゃ共感しました。
そして僕自身もこれで重い鎖につながっていたと気づきました。
話を戻すと「好きなこと」も5つの問いで掘り下げます。
Q1.今お金を払ってでも勉強したいことは?
心理学
心理カウンセラーについて
コーチング
ライティングスキル
自己理解の深め方
Q2.本棚にはどんなジャンルの本がありますか?
本屋さんを1周して気になる足がとまった分野でもいいとのことで30分ぐらいみて回りました。
メンタルヘルス関連
HSP、自己肯定感
生き方
コミュニケーション
投資関連
Q3.これに出会えて「良かった!」「救われた!」と思える分野・ジャンル・ものはなにか?
HSP関連
メンタルヘルス関連
投資関連
HSPは自分の性格について理解できて安心したのを覚えています。メンタルヘルス関連は今の体の状態になってとても救われています。投資関連は人生100年時代を生きる上で、またこれから家族をもつので、家庭のライフプラン設計で非常に役に立っています。
Q4.これまで生きてきた中で「お礼を言いたい仕事」は何か?
これまでのお仕事での業務において長所を磨くことになった、強みを発見させてもらえた仕事があがりました。
・チームマネジメント(コミュニティ運営)
・ファシリテーター
・ひたすら面談をする仕事
お礼を言いたい人は、
1人ぱっと思い浮かんだ人がいた。
今のぼくの状態を知っていて、ぼくの存在価値をずっと誉めて励ましてくれる人だ。数年前に上司だった時から変わらずずっと可能性を見出して誉めて励ましてくれていた。ぼくもこう救われたように、「人の存在価値、生きる意味を付与する、その人らしさをひきだす」(少し大袈裟かもしれないけど)ことができるような人になりたいと思っているのかもしれません。
Q5.これまでの人生で世の中に対する怒りを感じたことは何か?
先ほどの「得意なこと」の問いで書いたような
人の想いを聞かず自分の考えを押し通す人
否定から入ってくる人
自分で決めれず選択権がない時
超保守的な人、弱い人を守らない
こんなシーンを目の当たりにする時でしょうか。
あとは、同調圧力の社会、これを作り出してしまっている教育のあり方にはやはり課題を感じております。僕自身がそうであるように、生きづらさを感じている人が多いです。自分の意志で決めて、自分らしく生きることのできる社会であってほしいなと思います。
ここまでをまとめると僕の
「好きな分野・好きなこと(情熱)」は
・自己肯定感/自尊心
・キャリア(生き方)
・コミュニケーション
・投資(ライフプラン)
となりました。
『好きなこと』×『得意なこと』から
「やりたいこと」を仮説を立ててリスト化する
最終局面です。
「好きなこと」と「長所」を並べて掛け合わせていきます。思いつく限り、掛け合わせて「やりたいこと」を仮説立てて出していきます。ここでは質より量で、どんどんアウトプットしました。
仮説で「できるかできないか」の感情はおいといて「得意なこと」×「好きなこと」でどんどん作り出していきました。
「仕事の目的」で「やりたいことリスト」から絞る
そして最後に、仮説立てた「やりたいことリスト」にあるフィルターをかけます。それが「仕事の目的」です。僕で言うところの「自分らしく生きる人を増やす」ここに繋がるか、ひとつずつ照らし合わせて決めていきました。すごい論理的で全てがつながってきてこの辺りはもう興奮している状態です!笑
筆者の八木さんはこのパートで大事な問いを投げかけています。
お客様に価値を与えて「ありがとう」と言われた時に「お金」を受け取ります。仕事とは「ありがとう」の交換なのです。と答えてくれています。
人からどんな「ありがとう」を言ってもらえたら嬉しいか。これを考えることは僕が届けたい価値に通じるものになります。
こんな言葉を受け取れたらぼくは泣いて喜ぶだろうなって思います。以前にこういった言葉をいただいた時に、全身鳥肌が立って暖かくなったことを思い出しました。価値を届けられた瞬間です。
いろんなことがかけめぐって出てきた
「本当にやりたいこと」ver1 は、
「自尊心(自己肯定感)を高める手法を発信し、伝え、支えて、自分らしく志に向かって生きる人を増やす」
ことになりました。
(※メモ:自尊心と自己肯定感の定義など勉強する必要があるなぁ。)
言語化はまだまだブラッシュアップできますが
仮置きですが見えてきました!
目的は「自分らしく生きる人を増やす」
手段は「自尊心を高める手法を発信する」
手段を細かく言うと
個人ブログで発信
SNS発信(note、Twitter、Instagram)
コミュニティ運営
カウンセラー(メンター)
いろいろと思いつきますが、ひとまず実現可能性を高めれるようにこれから勉強していきます!
まずは自分の価値観を満たすことからですね!
満たされていくとその輪がが自然に近くの人に、
あなたに、社会に広がっていくと信じています!
さいごに。
noteで毎日、自分の想いを書き出す中で少しずつ、自分を客観視できるようになりました。今回の自分と向き合うことも「毎日note」に書き出す習慣のおかげでできるようになったと思います。
うつになったからこそ「自分を大切にしよう」と思えたし、価値観を改めて深掘りする中で「自分を信じれる自分であること」自尊心、自己肯定感を高めていくことが大事だということに気づきました。
「自分のために」に生きることがなんだか受け入れることができない自分がいたけれど、「自分のために」生きることで満たされて、その感情がどんどん外側に向かっていって「他者のために」貢献できることにつながる。
この構図を思考で理解して心で受け止めることができたことは今回のワークでの一番の収穫です。思い切って最優先事項を「自分のために」自尊心を高める習慣と守る選択を判断軸の大事な観点としてもちたいと思います。
生きていればいろんな環境の変化などによって価値観の変化はあると思うし時代もどんどん変わっていくだろうから、自分の「本当にやりたいこと」もどんどんアップデートしていく必要があると思います。
半年、1年に1度、この記事を読み返しながら
「今、本当にやりたいことはこれかな?」
「お客さんから受け取りたいありがとうに変化はないかな?」
と問いかけていきます。
うつになったからこそ気づけた大事な価値観。
大事に大事に抱きしめて育んでいきます。
これからもよろしくお願いいたします。
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